先日、ナイトアイズの「ギアータイ」を紹介しましたが、これは1本あたり300円ほどする高級品です。一方で、類似商品は100円ショップのキャンドゥでも買えます。
キャンドゥで買えるのは「くねくねコード」という商品です。上写真は38cm×1本のロングタイプですが、同じ太さで10cm×2本のショートタイプもあります。ダイソーやセリアでも同様の商品がないか探してみましたが、私が探した限りはキャンドゥだけしか取り扱っていませんでした。
かたや100均、かたや300円ほどもする高級品。どこに違いがあるのか、今回はキャンドゥの「くねくねコード」とナイトアイズの「ギアータイ」を比較してみたいと思います。
※価格および仕様はすべて2017年2月16日現在(2024年2月5日一部更新)
くねくねコードvsギアータイ
長さの比較
キャンドゥのくねくねコード(ロング)の長さは38cmで、それに近い長さのナイトアイズのギアータイは18インチ(45.7cm)か12インチ(30.5cm)となります。これは長ければ長いほど良いという話でもないので、長さの比較においては優劣はつけられません。
太さについても同様で、くねくねコードの太さはギアータイの18インチと12インチの中間くらいと言えます。
表面処理の比較
くねくねコードもギアータイも表面はエストラマー樹脂です。ただ、くねくねコードはツルッとした表面、ギアータイは溝が彫ってあります。また、くねくねコードの端部はエラストマー樹脂を丸く加工したような感じですが、ギアータイの端部はキャップをハメて強力に接着しているように見えます。
実は私は数年前からくねくねコードのショートタイプを使用しているのですが、表面はややキズが付きやすく、端部はちぎれることがありました。
以上のことから、価格の違いは耐久性の違いと言えそうです。
耐荷重の比較
フック状にして使用した場合の耐荷重についても比較してみました。ギアータイの18インチは太いので1~2kg耐えましたが、ギアータイの12インチとくねくねコードはいずれも1kg未満というところでした。
くねくねコードはギアータイほど曲げたときのしなやかさが少し足りないものの、ギアータイの12インチと比較した場合の耐荷重性能は同程度と言って問題ないでしょう。
以上、比較してみた結果、個人的にはキャンドゥのくねくねコードでもインドアで使う分には十分かなと思いました。特にケーブルの結束に使用する場合は紛失するリスクもあります。せっかく高級品を買っても失っては意味がないですからね。
一方で、フック状にして1kg以上のモノを掛けたい場合や、アウトドアユースの場合はギアータイのほうが良いと思いました。この点ではやはりギアータイのほうが本物っぽさがあると言えるでしょう。
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