
我が家では洗濯機上のスペースにアイリスオーヤマの「スタイル伸縮棒 SSB-120」を設置して、そこにバスマットを掛けています。その上のパイプハンガーは小柄な妻では手が届かないためです。
この突っ張り棒はときどき落ちそうになります。端部が円形のためズレやすいのに加え、左右の壁面を押し広げてしまうからです。つっぱり棒マスター有資格者であってもこんな具合なので、突っ張り棒以外の方法を考えたほうが良いと判断しました。
壁面にパイプ用ソケットをネジ留めしてステンレスパイプを渡す方法も検討したのですが、それでは見た目が渋すぎるし、位置の変更が容易ではありません。そこで、もっと手軽な方法を採用することにしました。
※この記事は2026年1月12日時点の情報に基づいています
清和産業・クリアマルチフック

| 接着剤タイプ | 両面テープタイプ | |
|---|---|---|
| JANコード | 4531121008126 | 4531121008133 |
| 耐荷重 | 1kg/個 | |
| 材質 | 本体:ポリプロピレン 接着剤:変成シリコン |
本体:アクリル樹脂 粘着部:アクリルフォーム |
| 製造国 | 日本 | |
| 税込価格 | 110円 | |
今回はダイソーで販売されている清和産業の「クリアマルチフック」
を壁面に取り付けて、そこに伸縮ポール代わりに突っ張り棒を渡すことにしました。
マルチクリアフックには接着剤タイプと両面テープタイプの2種類があります。前者は壁紙などの凸凹面にも貼れて、容易に剝がせるもの。後者はシールフックなどで使われる、繰り返し貼って剥がすことができるもの。キッチンパネルやユニットバスの壁面など、僅かに凸凹のある面もOKです。
今回はどちらか一方だけを使用すれば問題なかったのですが、せっかくの機会なので両方を使ってみることにしました。
両タイプの比較

接着剤タイプはポリプロピレン製、両面テープタイプはアクリル製ですが、フック本体の形状や各部のサイズはまったく同じです。違いは前者が半透明、後者がほぼ透明ということと、前者は接着面にナルト状の溝があるのに対し、後者は円形の粘着面があるということくらいです。
より詳しいサイズは市販品のスペックをご覧ください。それにしても、てっきりダイソーには小久保工業所が卸しているものだと思ってましたが、清和産業の直卸しだったのですね。
マルチとは言え用途は限定的か

クリアマルチフックは側面から見るとちょっと変わった形状をしています。また、下面には穴が開いています。そのため、突っ張り棒を掛ける以外にも、スプレーボトルを掛けるなどマルチに使えるというのがセールスポイントです。
しかしながら、1つあたり耐荷重は1kgあっても、風呂用洗剤のスプレーボトル(500ml)を掛けるには小さく感じられます。スプレーボトルを掛けるなら200~300mlくらいがちょうど良さそうです。
そのほかの用途も模索してみましたが、妙案は思いつきませんでした。マルチという商品名ではあるものの、用途は限定的ではないでしょうか。
接着剤タイプを壁紙に取り付け

それはさておき、接着タイプを壁紙に取り付けてみましょう。まずは接着面に接着剤を塗布します。容量は2.5gしかないので、塗りすぎに注意です。
貼り付けたらマステで仮止め

あらかじめ壁紙の汚れや水気を除去したうえで、取り付け位置をマスキングテープなどでマーキング。そこに接着剤を塗布したマルチフックを強く押し当てます。
そのまま放っておくと下方にズレ落ちてくるので、マスキングテープなどで仮止めします。24時間以上経過すると完全に固定できます。
接着剤タイプを貼り付け

反対側も接着剤タイプで良かったのですが、今回はせっかくなので両面テープタイプを使用しました。透明の剥離フィルムを剥がすと、ベタベタとしています。
多少の凸凹面ならOK

粘着面はアクリル樹脂系で、キッチンパネルやユニットバスの壁面など、完全な鏡面ではなく僅かに凸凹があっても繰り返し貼ったり剥がすことができます。
マステを下貼りしてから貼り付け

今回、取り付ける造作家具の側面はプリント化粧紙です。そのままだとマルチフックを剥がすときにプリント化粧紙を痛めてしまう可能性があるため、カモ井のマステを下貼りし、そこに両面テープタイプを貼り付けます。
両面テープならすぐに使えるというわけではありません。定着するまで24時間以上放置しましょう。
突っ張り棒を準備

突っ張り棒は1本あれば十分なのですが、たまたま手元にあったダイソーの突っ張り棒ではチープに感じられたので、平安伸銅工業の「TPB-55WH」も手配しました。
ダイソーと平安伸銅工業の違い

ダイソーはツヤありホワイトで、連結部のパーツが出っ張っています。平安伸銅工業のほうはマットホワイトで、連結部のパーツが出っ張っておらず、全体的にスマートな印象です。価格は約4倍になってしまうのですが、私はこういう些細なことにこだわってしまうのです(苦笑)
ちなみに、平安伸銅工業のほうは端部のゴムパーツが大きく、これもあって耐荷重が3~4kgと大きめになっています(ダイソーは1kg)。
それぞれを組み合わせた状態の比較

それぞれを組み合わせた状態はこんな感じ。かなり近くまで寄らないと違いなんて分かりません。
突っ張り棒に関しては平安伸銅工業のほうがスマートな見た目で良いと思います。クリアマルチフックについては両面テープタイプのほうが透明でオシャレに見えます。
実用面でも両面テープタイプのほうが合理的だと思います。接着剤タイプはマステなどで仮止めする手間が生じますし、両面テープタイプでも壁紙にマステで下貼りすれば貼り付け可能だからです。また、接着剤タイプは貼り直しができませんが、両面テープタイプなら何度でも貼り直し可能です。
バスマットを掛けてみた

クリアマルチフック+突っ張り棒の組み合わせの設置が完了し、バスマットを掛けました。突っ張り棒は申し訳程度に突っ張っています。あんまり強く突っ張ると、また両側の壁が押し広げられかねないですからね。
クリアマルチフック2個で耐荷重は2kgあるので、2リットルのペットボトルを吊り下げても大丈夫なくらいです。もちろん、濡れたバスマットくらいはまったく問題ありません。
というわけで、スタイル伸縮棒からクリアマルチフックを使っての突っ張り棒の設置が無事に完了しました。これでズレたり両側の壁が押し広げられる心配はなくなるはずです。
ボリューム感がなくなって貧相に見えるかなと思いましたが、むしろ目立たなくなって良い感じだと思っています。バスマットを掛けるだけならスタイル伸縮棒はオーバースペックだったとも言えるでしょう。
ちなみに、クリアマルチフックではなく「つっぱり棒補助板 石膏ボード・ベニヤ板用 ホッチキス取付タイプ」を使うという方法も考えられましたが、これはあくまで補助板であって、この商品自体は耐荷重を示していません。しかし、突っ張る前提ならこれを使うのも良いでしょう。
バスマット1枚を掛けるにも方法は様々です。ニーズに合わせて最適な方法を選んでいただければと思います。
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