最近、ダイソーに行くと、女性芸人がダイソーの商品を手に取りながら雑談してる番組が店内で放送されています。
あれ、めっちゃ耳障り(苦笑)昭和の時代に店内でAMラジオを流しているみたいな感じがします。「ハッピープライスパラダイス~♪」のBGMのほうがまだマシです。
それはさておき、ダイソーからまた新しい収納ボックスが発売されたので紹介したいと思います。
※この記事は2023年2月23日時点の情報に基づいています(2023年10月15日一部更新)
ダイソー・組立収納BOX「SQU-AIR」
このたびダイソーから発売されたのは組立収納BOX「SQU-AIR(スクエア)」というシリーズです。組立式の収納ボックスとフタがそれぞれ3サイズずつ用意されています。
長方形(レクタングル)だけど、敢えてスクエア(正方形、四角形)。「SQU」だけどサンカの商品ではありません。日本製ではなくタイ王国で作られています。
ボックス
収納BOX | No.5222 | No.5215 | No.5239 |
---|---|---|---|
JANコード | 4550480035222 | 4550480035215 | 4550480035239 |
外寸(mm) | 950×266×132 | 190×266×130 | 190×266×260 |
内寸(mm)※ | 80×250×120 | 175×250×120 | 175×250×250 |
最大耐荷重量 | 5kg | 10kg | |
材質 | ポリプロピレン | ||
製造国 | タイ王国 | ||
税込価格 | 110円 | 220円 | 330円 |
※収納マン実測
ボックスは3サイズあり、奥行は266mmで統一されています。5215を中心として、5222は半分の幅、5239は縦に2つ重ねた大きさです。5215はカラーボックス用インナーケースのクオーター(1/4)サイズと言ったほうがイメージしやすいでしょうか。
フタ
収納BOX | No.5253 | No.5277 | No.5284 |
---|---|---|---|
JANコード | 4550480035253 | 4550480035277 | 4550480035284 |
外寸(mm) | 101×272×12 | 196×272×12 | 272×386×12 |
材質 | ポリプロピレン | ||
製造国 | タイ王国 | ||
税込価格 | 110円 |
フタも3サイズで、5253フタは5222のボックス用、5277フタは5215と5239用と言えます。しかしながら、一番大きな5284フタに対応するボックスはありません。てっきりもっと大きなボックスが発売されるのかと思ったのですが、現状ではラインナップされていないようです。よって、5284フタは複数のボックスを並べた上にセットするためのものと考えられます。
それにしてもこれだけ大きさが違って全部100円均一って…。貧乏性の私には耐えられません(苦笑)
5枚のパネルを組み立て
ボックスのパッケージには底板1枚と側板4枚が入っており、ハメ込み式になっています。
組み立ては固いけど簡単
組み立て自体は簡単です。ただ、ちょっとハメ込みが固いので力が要ります。また、大きなものほど力加減が難しいです。パネルを割りそうになりますからね。
なお、底板は凸凹があるほうが下です。フラットなほうが内側。間違っても引き抜くことは可能なので、慌てずに組み立てましょう(←慌てて間違った私・苦笑)。
長辺→短辺の順で組み立て
組み立てる際は、まず底板に長辺側の側板2枚をハメ込み、次いで短辺側の2枚をハメ込みます。逆の手順では組み立てできません。
ちょっと反ってるけど意外と丈夫
というわけで完成。ちょっと側板が反ってますけど、意外と丈夫です。正直、最初は「百均の組立式の箱なんて…」と思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。もちろん、普通に使う分には底が抜けるようなことはありません。
内側は邪魔な出っ張りなどなくて使いやすそうです。底面は積み重ねするためか、四隅が脚状になっています。
そのままでも積み重ねできるけど不安定
しかしながら、積み重ねてみても脚がカチッとハマる感じではなく、ちょっと触っただけでズレてしまいます。
積み重ねるならフタは必須
積み重ねる場合はフタを使ったほうが良さそうです。ちなみに、一番大きなフタはこんな風に複数のボックスを並べたときに使うのだと思います。
カラーボックスにピッタリ
カラーボックスに収めるとこんな感じになります。ピッタリすぎて出し入れしにくいくらいです。
ニトリ「Nインボックス」と比較
販売店 | ダイソー | ニトリ |
---|---|---|
商品名 | No.5215 | クォーター |
外寸(mm) | 190×266×130 | 192×264×120 |
パッケージ | 組立式 | 完成品 |
製造国 | タイ王国 | 日本 |
税込価格 | 220円 | 379円 |
収納ボックスNo.5215はカラーボックス用インナーケースのクオーターサイズとほぼ同じ大きさということで、ニトリの「Nインボックス・クォーター」と比較してみました。
ダイソーのスクエアの価格はニトリの半値近いです。一方で、Nインボックスなら側板が反ることはないですし、完成品なので丈夫かつ組み立ての手間がありません。フタがなくても積み重ねできるというところもメリットでしょう。
ただし、ダイソーならフタは税込110円ですが、ニトリは同179円です。あくまで価格重視ならダイソーのほうが良いと思います。
ONE storage収納ケースと比較
問題はむしろ自社競合かもしれません。同じ税込110円で5222とほぼ同じ大きさの「ONE storage 収納ケース(キッチン収納No.147)」(上写真左)が買えます。こちらは完成品で、しかも日本製です。ちなみに、「ONE storage 収納ケース(200円キッチン収納No.9)」(税込220円)はスクエア5215とほぼ同じ大きさです。
また、税込220円の「ファイルボックス(ハーフ)」(上写真右)は奥行がちょっとロングですけど、こちらも組み立ての必要がなく、日本製です。フタもあります。
というわけで、組立収納BOX「SQU-AIR」は組立式にしては丈夫で見た目もシンプルで良いのですが、コスパが良いかと聞かれるとちょっと微妙かもしれません。ダイソーには既に様々な大きさの収納ケースがありますし、カラーボックス用インナーケースも各種あるからです。
しかしながら、一般的なカラーボックス用インナーケースには1/8サイズなんてないですし、組立式=分解可能という点がメリットになる場面もあるでしょう。そんなときには良い選択肢となり得るのかもしれませんね。
コメント