最近は扉のないオープンシェルフの人気が高まっています。
オープンシェルフはどこに何を収納しているかが分かりやすく、モノの出し入れも簡単です。おまけに扉がないことで圧迫感が少なく、コストを抑えることができるというメリットもあります。
もちろん、中身が丸見えになって困る、ホコリが入り込みやすいので掃除が面倒といったデメリットはあります。ただ、中身が丸見えになっても大丈夫なようにモノの持ち方を見直し、ホコリが入り込んでも楽に掃除ができるように心掛ける習慣が身に付くとも言えるので、収納のプロとしてはオープンシェルフの人気が高まっていることはやはり良い傾向だと思っています。
それでもオープンシェルフは中途半端に奥行があって使いにくいというか、奥行を持て余してしまうと言われることがあります。たとえばIKEAの「KALLAX(カラックス)」の奥行は39cmですが、そこに奥行25cmのA4ファイルを収めると、手前側に14cmものスペースが余ってしまいます。文庫本などを収納するとなればなおさらです。
そういう難しいところもあるわけですが、カラックスに関して言えば専用の「シェルフインサート」を使えば、そんな心配は無用かもしれません。
※この記事は2017年10月10日時点の情報に基づいています(2023年8月6日一部更新)
IKEA・KALLAX(カラックス)シェルフインサート
IKEAの「KALLAX(カラックス)シェルフインサート」はカラックスの手前側にセット可能な棚です。奥行は12cmなので、奥に雑誌を並べて、その前の空間に文庫本や小物を並べることで、空間を無駄なく活用することができます。
また、シェルフインサートを使えばその奥に置いた雑誌などを隠せるというメリットも得られます。カラックスの使い方の幅を広げる便利なアイテムのひとつと言えるでしょう。
引出しのように使うことも可能
KALLAXシェルフインサートはカラックスのボックスにピッタリのサイズなので、そのまま横に倒せば引出しのように使うこともできます。棚板に固定する部分が引手のようになるため、スムーズに引き出すことが可能です。
KALLAXシェルフインサートは丈夫な再生PET樹脂でできているので丈夫です。この点でも引出しとして使うのに問題ないと言えるでしょう。
IKEA・LURVIGキャットハウス クッション付き
IKEAのカラックスには様々なオプションパーツがありますが、最近また新しく追加された「LURVIG(ルールヴィグ)キャットハウス クッション付き」をセットすれば、なんと猫まで収納可能になってしまいます(笑)
最近、IKEAはペット用品を大幅に拡充していますが、価格の手頃なカラックスやキャットハウスなら猫の爪でキズだらけになっても使い捨てにするのにピッタリです。まさにIKEAの良さを最大限に活かすアイテムと言えるでしょう。
なお、LURVIGキャットハウスにはクッション別のバージョンもあります。猫以外にもいろいろなモノを収納できそうですね。
IKEAのカラックスはIKEA版カラーボックスと言えるアイテムながら、日本の狭い住宅ではちょっと圧迫感を感じる大きさです。しかし、カラックスに合った大きさのモノを中心に収めるようにし、今回紹介したシェルフインサートやキャットハウスなどのオプションパーツを活用すれば、一般的なカラーボックスとはまた違った使い方を楽しむことができます。
基本的にIKEAの家具は使い捨てるしかないような品質しか備えていませんが、そんなものだと思って割り切って使えば楽しみながら様々にアレンジしてもらえると思います。
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