IKEAの「TRÄBYシェルフユニット」が販売終了につき2999円!KALLAXと比較してみた

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IKEAでは2017年1月7日(土)から1月15日(日)まで「FINAL Sale」ということで、メルマガのトップに「TRÄBY(トレービー)シェルフユニット」が通常価格7,999円のところ2,999円と告知されたいました。

IKEA・TRABY(トレービー)シェルフユニット

出典:Yahoo!ショッピング

↑TRÄBY(トレービー)シェルフユニット

約63%引きということで、安くなるのはうれしいですけど、それよりも驚いたのは「在庫が無くなり次第販売終了」との記載です。

以前にもトレービーは50%引きセールをするなどテコ入れを図っていたものの、あまり人気がなかったようですね。IKEAにはパッと見た感じ同じように見える「KALLAX(カラックス)」や、その廉価版である「BLANKHULT(フランクフルト)」もありますから。


↑KALLAX(カラックス)シェルフユニット

でも、販売終了となるとは言え、天然木突板を使ったトレービー・シェルフユニットが2,999円で購入できるというのはかなり魅力的です。改めてカラックスと比較してみることにしましょう。

※この記事は2017年1月6日時点の情報に基づいています(2023年9月13日一部更新)

2023/09/13追記:トレービー、フランクフルトともに、既に販売を終了しています。

 

TRÄBYとKALLAXの比較

TRÄBYKALLAX
価格2,999円4,999円※2
外寸80×39×80cm77×39×77cm
内寸※135×35×35cm33×37×33cm
表面材アッシュ材突き板フォイル※2
塗装透明アクリルラッカーなし※2
アジャスター脚ありなし
背板ありなし
壁吊り下げ不可可能
ラインナップ少ない多い

※1…内寸はそれぞれのインサート引き出しのサイズから推定(実測値ではない) ※2…ハイグロスホワイトのみ価格は5,999円、表面材はペーパー、アクリル塗装仕上げ。

2023/09/19追記:上表の価格はいずれも2017年1月6日現在。カラックスの2023年9月13日現在の価格はカラーにより5,999円から7,999円となっています。

パッと見た目には同じように見えるトレービーとカラックスも、詳しく比較してみるとこんなにも違いがあります。

もともと高価なトレービーが割安に!

もともとトレービーはカラックスよりも約60%高価なのですが、今回のセールによって価格は逆転し、トレービーのほうが約40%安くなります。

そもそもなぜカラックスよりもトレービーのほうが高価というと、表面材にアッシュ(アメリカタモ)の突板を使っているからです。より分かりやすく言うと、天然木を薄くスライスしたものを貼っているということですね。一応天然木ですので、アクリルラッカーでコーティング塗装しており、手間が掛かっていると言えます。

対してカラックスの表面材はフォイル仕上げ。つまり、樹脂フィルムを巻いているということです。耐久性は天然木突板よりも高いと言えますが、見た目の高級感やコストが掛かっているという点ではトレービーのほうが上と言えます。

板厚が揃っているトレービーのほうが美しく見える

外寸を比較すると、トレービーのほうが幅と高さが3cm大きくなっています。一方でそれぞれの1マスの内寸は、トレービーが35×35×35cm、カラックスは33×37×33cmとなっています。

トレービーは外箱も棚板もほぼ同じ厚みとなっている一方、カラックスは外箱が厚く、棚板は薄くなっています。このあたりが外寸や内寸に影響を与えていると言えます。また、一般的には板厚が揃っているトレービーのほうが美しく見えるでしょう。

ちなみに、カラックスの棚板はすべて組み立て時にハメ殺しにしてしまうことになりますが、トレービーの棚板は簡単に取り外せる構造になっています。

実用性重視のトレービー、圧迫感の少ないカラックス

トレービーには背板があり、カラックスにはないことは、実用面や見た目で影響があります。背板があったほうが本などを出し入れした場合に壁が汚損する可能性がなく、逆に背板がないほうが奥行を感じられて圧迫感が少ないと言えます。

背板の有無により、実用性重視のトレービー、圧迫感の少ないカラックスと、対比して言うことができるかと思います。

アジャスター脚付きのトレービー、壁掛け可能なカラックス

機能的な面で比較すると、まずトレービーにはアジャスター脚が付属しています。そのため、不陸のある床でも安定して設置することができます。

対してカラックスにはアジャスター脚がありません。代わりにというわけではないですが、カラックスは壁に吊下げて設置することができます。もちろんその場合は下地のあるところにネジで固定する必要があるのですが、ちょっと変わったインテリアを実現するには良いでしょう。

 

総じて、トレービーとカラックスはパッと見た目は似ていますが、トレービーはコンサバティブな木製ラック、カラックスはカジュアルなラックと言うことができるかと思います。

以前にも検証した通り、この程度の価格で買える天然木突板の木製ラックは、IKEAの外に目を向けてもトレービー以外にありません。ホルムアルデヒド放散量さえ気にしなければ、トレービーは非常にお買い得だと言えます。

おそらく廃番ということだと思いますが、それでも構わないという方は急いでIKEAにGOですね♪「BLANKHULT(フランクフルト)」も在庫が無くなり次第販売終了ということで、通常3,999円が1,999円になっていますので、合わせてご覧ください。

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