大阪南港ATCホールで開催された「LIVING&DESIGN2016」を見に行ったついでに、IKEA鶴浜に寄りました。隣の東京インテリア家具大阪店(仮)は2017年2月のオープンを控えて着々と工事が進んでいます。
IKEA側からは見えませんが、北側から見ると外壁には既に「TOKYO interior」の赤い文字が貼り付けられています。これから内装や外構の工事が順次進んでいくものと思われます。
さて今回は、今年の夏に発売されたIKEAの新商品「FIRRAふた付きボックス」を見てきました。見た目はカインズホームの「キャリコ」とほぼ同じ。サイズも価格もほぼ同じ。でもIKEAの商品って、ハズレが多いじゃないですか。そんなわけで実物を見ないことには何とも言えんっちゅーわけで、確認してきたのです。
IKEA・FIRRAふた付きボックス
結論から申しますと、IKEAのFIRRAふた付きボックスは少なくともカインズホームのキャリコより良くできています。ってゆーか、キャリコと比べたらダメですよね(笑)キャリコは扉付きスタックボックスの代名詞となっていますが、強度がまったくなくて完全なるNG商品ですから。
じゃあ他の類似品、たとえばサンイデアの「squ+froq(スキュープラス・フロック)」と比べてみるとどうかというと、あくまで私の主観ですがフロックよりもIKEAのFIRRAのほうが丈夫に感じるのです。
「IKEAのクセにどうして!?」と思ってよくよく見てみると、天板の手前の縁のところに補強として薄いスチール板が入っていました。なるほど、これで耐久性を持たせているんですね。なお補強板が入っているのは幅45cmタイプと67cmタイプのみで、22cmタイプには補強板は入っていません。でも幅22cmなら補強がなくてもまったく問題ないですね。
ちなみに収納マンのイチオシの天馬の「カバコ」と比べてみるとどうなのって話ですが、個人的には同じくらいの強度であるように感じました。カバコにはスチールの補強は入っていません。それでもちゃんと頑丈に作られているのですから、さすが天馬だと思います。
FIRRAはフタもピタリと跳ね上げできる
カインズホームのキャリコはフニャフニャなので、前扉を跳ね上げても頼りなく感じます。ではIKEAのFIRRAはどうかと言うと、さすがスチールの補強板が入っているだけあって、前扉を跳ね上げてもピタリと止まりました。これはあっぱれですね!
IKEAのFIRRAふた付きボックスは、カインズホームのキャリコより頑丈でフタもピタリと止まる。しかもサイズも価格もほぼ同じ。そう考えると、キャリコを買う理由はせいぜいカラーバリエーションくらいです。これらの比較ではIKEAのFIRRAの圧勝と言って良いでしょう。
IKEAのFIRRAとサンイデアのフロックを比較した場合は、フロックのほうが少し高価ですが、フロックは国産で扉の開閉パターンも2通りありますから、個人的にはフロックをオススメしたいと思います。丈夫さではFIRRAのほうが少し上かなとは思いますけどね。
最後に、IKEAのFIRRAと天馬のカバコを比較した場合は、個人的にはやっぱりカバコがオススメですね。カバコは国産で、扉がスライドインするから開口部が広くて使いやすいですから。収納グッズはやはり使いやすくなくては意味がありません。
でもIKEAのFIRRAがマトモだったのは本当に意外でしたー。「使い捨て家具」の汚名をちょっと返上したように感じますね(笑)
関連記事




コメント