前回はIKEAの有孔ボードとでも言うべき「SKÅDIS(スコーディス)ペグボード」を紹介しました。ちょっとボリューム感がありますが、オプションパーツが豊富で価格も手頃。使い勝手は悪くなさそうなアイテムです。
SKÅDISペグボードに続いて、今回も壁面にディスプレイすることができるIKEAの新商品を紹介したいと思います。「YPPERLIG(イッペルリグ)ウォールシェルフ」です。
※この記事は2018年1月23日時点の情報に基づいています
IKEA・YPPERLIGウォールシェルフ
「YPPERLIG(イッペルリグ)ウォールシェルフ」は上写真の通り、木枠にゴムバンドを取り付けたようなシンプルな構造です。基本的には本やCDをディスプレイ収納したり、奥行の浅い小物を飾るのが主な用途と考えられます。
写真で見ると分かりにくいんですけど、これが結構デカいんです。幅54×高さ100cmもあるんですよ(奥行は4cm)。長傘が小さく見えてしまうのも当然のデカさなんです。
それでいて、材質はバーチ(ブナ)無垢なので質感は決して悪くありません。塗装はラッカーなのでゴム製の小物などを乗せると変質する可能性ありですが、このボリューム感で1,999円という価格はお手頃ですよね。
リビングダイニングや玄関、書斎など、どこに置いても違和感がなさそうなデザインですし、ゴムバンドを考慮しても実質3cmほどの奥行があるので調味料の小瓶くらいなら置けると思います。
ただ、ちょっと大きすぎてどこに設置したら良いかと悩んでしまいそうなのも事実です。また、マスの割り方がランダムなので、大きさが合いそうな小物を見つけるのもなかなか難しそうです。
IKEA・MYRHEDENフレーム
その点、昨年の秋頃に発売された「MYRHEDEN(ミールヘーデン)フレーム」のほうが使い方のイメージはしやすいでしょう。写真やポストカードを付属のクリップで挟み、下側のフックには鍵などを掛けられるようになっています。
金メッキのデザインがちょっとどこにでも合うという感じではないですけど、ZARAなどファストファッション的な雰囲気が好きな人には良いかもしれません。
前回、今回と、紹介したような壁面収納グッズは日本でも増える傾向にあります。しかし、大きなものになると価格もやっぱりそれなりになってしまいます。その点、IKEAのはプチプラで手が届きやすく、飽きても簡単にチェンジできる気軽さがあります。
ただ、IKEAの場合は当たり前のように壁へのネジ留めを前提としているところが日本人的には厳しいところです。MYRHEDENフレームなら石膏ボード用フックでも取り付けできそうですけど、SKÅDISペグボードとYPPERLIGウォールシェルフはちょっと無理ですねー。
もっとも、そこをなんとか工夫して解決するのも楽しいのかもしれませんが。
コメント