我が家は無印良品の「スチールユニットシェルフ・大」を使って、下段にゴミ箱を収納しています。
でも、最初からこれを使おうと思っていたわけではありません。最初はドウシシャの「ルミナス・プレミアム」を使う予定でした。ルミナスラックのほうが頑丈で揺れないからです。しかしながら、設置スペースに対して3cmほど大きくて断念せざるを得ませんでした。
ともあれ、スチールユニットシェルフにしろ、スチールユニットシェルフにしろ、上写真のようにキャスター付きの分別ゴミ箱をセットしようと思ったら、基本的にはコの字バーなどを組み合わせなければなりません。それだけならまだしも、セットで購入した場合は棚板を1枚余らせることになって無駄だったりします。
なので、最初から使用状況に応じたセットになっているものがあれば良いのですが、これがなかなかないんですよねー。あったとしてもサイズが合わなかったりします。
その点、アイリスオーヤマの新商品はお手軽で良いかもしれません。
※この記事は2021年1月19日時点の情報に基づいています
カラーメタルラック・ペール上ラック
ハイタイプ幅75cm
アイリスオーヤマの新商品「カラーメタルラック・ペール上ラック」は、その名の通りゴミ箱の上のスペースを活用できるカラーメタルラックです。ホワイト、ブラウン、ブラックの3色が揃った、ポール径19mmのラックです。
上写真の「ハイタイプ幅75cmタイプ」(CMM-PRH7518)は高さが180cmもあるので、ゴミ箱の上のスペースをかなり活用することができます。
ハイタイプ幅55cm
幅がコンパクトな「ハイタイプ幅55cm」(CMM-PRH5518)もあります。前述のハイタイプ幅75cmタイプもそうですが、サイド用メッシュパネル1枚、S字フック2ケ、リバーシブルのウッドボード1枚、クリア棚板シート2枚も付属しています。
棚板のうち1段はスライド式となっているので、キッチン家電の収納に便利かもしれません。
ロータイプ幅76cm
背が高いのはイヤということでしたら、「ロータイプ幅76cm」(CMM-PRL7590)もあります。ただし、ロータイプにはスライドトレーもメッシュパネルもウッドボードやクリア棚板シートも付属しません。その代わりに、木天板棚板とサイドハンガーが付属します。
サイドハンガーを付ける場合は幅85cmとなるのですが、私の経験上、あまり要らないことが多いのではないかなと思います。そんなにスペースがないことが多く、あと10cm大きくても大丈夫なら他の選択肢を考えるからです。
ちなみに、ディスプレイ写真にはKEYUCA(ケユカ)の「arrots(アロッツ)ダストボックス2・L」が使われています。アイリスオーヤマでもゴミ箱は扱っているのに他社製品を使うのは非常に珍しいですね。
ただ、これは重要なことを示唆しています。一般的なフタ跳ね上げ式のゴミ箱だとゴミ箱と直上の棚板の間には30cm以上のスペースが必要で、パッと見た感じに無駄な空間が生じてしまいます。一方で、ケユカのアロッツは左右両開きのため、直上には10cm程度のすき間でOKです。そのため、左右両開きのゴミ箱を自社で取り扱っていないアイリスオーヤマとしては他社商品を使わざるを得なかったのでしょう。
そういう、懐の深いアイリスオーヤマの姿勢は評価できると思います。他社では直接競合する商品ではなくても、広い意味での同業者の商品を使うことは頑なに拒否されることが多いですからね。一般的には、消費者のメリットよりも自社のメンツのほうが大事なのです。
ただ、あくまでディスプレイ写真とは言え、ハイタイプの上のほうにガラス製のキャニスターを無造作に置いたり、陶器の皿をむき身で積み重ねるというのはどうでしょう?「映え」れば何をやっても良いと思っているのでしょうか。こういうところはメーカーとしての安全意識の低さを露呈していると感じます。
ともあれ、組み合わせについて頭を悩ませなくてもゴミ箱の上の空間を活用できるセットというのは便利です。カラーもホワイト、ブラウン、ブラックと3色揃っていれば、インテリアを損ねることもないでしょう。ただ、価格がもうちょっと安かったら言うことなしですね。
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