職場や自宅に限らず、机の上はどうしても小物がゴチャつきがちです。書類を広げているときはなおさらで、積み重ねた書籍の隙間にペンが落ちてしまったり、消しゴムが見つからないと思ったら書類の下に隠れていたなんてこともあります。
文房具は引出しの中に収めれば良いと頭では分かっていても、出しっぱなしにしておいたほうがすぐに手に取りやすいということもあるんですよね。そんなときはキングジムの新商品「PEGGY(ペギー)」を使うと良いかもしれません。
※この記事は2019年5月15日時点の情報に基づいています(2023年8月25日一部更新)
キングジム・卓上有孔ボードPEGGY
ペギーは自立するようにスタンドが付いた有孔ボードです。有孔ボードのことをペグボードとも言うので、それをモジった商品名なのでしょう。
有孔ボードはフックや小棚を付けるなどのカスタマイズができるということで、近年DIYの材料として人気となっています。一般的に壁に設置して使用することが多いですが、台座を設けて机の上などに立てて使うこともあります。
その点で言えばキングジムのペギーは目新しい商品とは言えません。しかし、従来品とは異なるポイントがあるのです。
樹脂製のペン立てなどをラインナップ
市販の有孔ボードも最近はそれ専用のオプションパーツをラインナップしたものが増えています。和気産業の穴あきボードなどはその代表格と言えるでしょう。
しかし、多くのパーツはスチールワイヤー製です。そのほうが製造しやすいからです。ユーザーとしては100均のペン立てのようなものを付けたほうが使いやすいのですが、これまでは工夫して取り付ける必要がありました。
その点、キングジムのペギーには最初からペン立てとミニコンテナがラインナップされています。100均に比べると割高感はありますが、忙しい現代人にとってはありがたい限りです。
ちなみに、L字フック8ケはペギー本体に付属しています。
デスクだけでなくリビングダイニングや玄関にも
ペギーはデスク周りだけでなく、リビングダイニングや玄関に置いて使っても良いと思います。ついついモノをなくしてしまう人には、こういう目立ちやすい収納スペースを設けたほうがモノを紛失するリスクを下げやすいと考えられるからです。
スマホ、鍵、腕時計、ネックレス、ヘアバンド、イヤホン、印鑑、名刺、ポイントカードなどなど。引っ掛けたり、小箱にちょっと入れておきたいモノはたくさんあるはずです。また、収納するだけでなくフォトフレームやフィギュアを飾るのにも良いでしょう。
サイズは幅400×奥行124×高さ305mm(横置き時)。ボードはA3用紙くらいの大きさがあるのでゆったりとモノを収納できます。奥行は実用書くらいあるので意外と大きいですけど、安定させるためにはどうしてもこれくらい必要なのかもしれません。
というわけで、キングジムの新商品・ペギーを紹介しました。従来の有孔ボードと違って実用的なオプションパーツが揃っており、手軽に職場のデスク周りや自宅のリビングダイニングで使い始められるというのがポイントです。
ペンスタンドなどを一通り揃えるとちょっと高価ですが、仕事の能率アップやリビングや玄関のゴチャ付き解消に役立つことを考えれば、価値のある投資になるのかもしれませんね。

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