以前は国士無双だった無印良品のファイルボックスですが、最近は競合他社が類似品を投入してきたことで差別化できるところが少なくなってきました。それどころか、他社類似品のほうが独自性を打ち出してきているという現状です。
中でもイオンのファイルボックスには連結パーツが付属しているというのが大きな特徴となっています。その連結パーツに魅力を感じて無印良品からイオンにブランドチェンジしたという人もいるかもしれません。
しかし、これからは無印良品でもニトリでも、コレさえあれば簡単に連結できることでしょう。
※この記事は2021年4月9日時点の情報に基づいています(2024年9月8日一部更新)
小久保工業所「ボックス・ケース連結パーツ」
M(6個入り)
JANコード | 4956810863792 |
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品番 | KM-379 |
外寸(mm)※1 | 44×9×15 |
税込価格※2 | 110円 |
材質※2 | ポリプロピレン |
製造国※2 | 日本 |
※1…1個あたりの収納マンによる実測 ※2…税込価格・材質・製造国が同じものについては以下省略
S(9個入り)
JANコード | 4956810863785 |
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品番 | KM-378 |
外寸(mm)※1 | 29×9×15 |
セリアで見つけた小久保工業所の「ボックス・ケース連結パーツ」は、その名の通りファイルボックスや引出整理ケースなどを連結して固定できる留め具です。イオンのファイルボックスやカインズのスキットに付属しているパーツと基本的には変わりません。
こちらの連結パーツは大きめで6個入りの「M」と小さめで9個入りの「S」の2サイズですが、もっと大きくて3個入りの「L」(JANコード:4956810863808)というのもあります。カラーはホワイトのみとなっています。
なお、Mサイズ、Sサイズともに、合計4~6mmの厚みまで挟み込んで連結できます。同じシリーズのボックスなら板厚が2~3mmということになります。無印良品のファイルボックスで約3mm厚ですから、フラットでスクエアなファイルボックスの場合はほぼ問題ないと言えるでしょう。
ダイソーの整理トレーを連結
まずは手始めに、ダイソーの整理トレーを連結してみました。長辺が20cmくらいならSサイズひとつでも十分に固定できます。整理トレーの側板が反っていてもまったく問題ありません。
複雑な組み合わせも楽々連結可能
続いて、もう一回り大きいサイズ感のダイソー「ONE storage収納ケース」を上写真のように組み合わせて連結してみました。それぞれが接する面につきSサイズをひとつずつ使えば問題なく連結できます。
ファイルボックス高さ1/2サイズも連結OK
ファイルボックスの高さハーフサイズくらいの大きさになると、さすがに連結パーツ1つでは心許ないです。そこでSサイズを2つ使って連結したところ、シッカリとした感じになりました。
Mサイズは出番なし…?
最後にニトリのファイルケースのワイドサイズで試してみたのですが、やはりMサイズひとつでは心許なく、代わりにSサイズ2つを両端に取り付けると安定しました。
でも、Mサイズにしたからと言って特に安定するわけでもありません。Mサイズのほうが1.5倍ほど長くても所詮は「点」で固定するに過ぎず、1セットあたりの数が多くてコスパの良いSサイズで十分なんじゃないかと個人的には思いました。
ぶっちゃけ、並べたファイルボックスや整理トレーを連結させるだけなら、連結パーツなんて使わなくてもマスキングテープで貼り合わせれば良いと思います。引出しの仕切り箱として使う場合は引出しの底に滑り止めシートを敷くことで、その上に置いた仕切り箱がズレないようにすることもできます。
とは言え、ニーズは人それぞれです。テープなどを使わずに挟み込むことで連結できればテープのロスがありません。連結してキレイに並べたいけど頻繁に持ち運びもしたいという方にはこの商品は良いと思います。
マステで代用可能
こんな風にマステで連結したほうが合理的だったりします。
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