わたくし収納マンはファイルボックスをよく使います。中でもナカバヤシの「キャパティ」がお気に入りで、我が家でもあちこちで使っていますし、今までにクライアント宅でも大量に使ってきました。おそらく、100や200ではきかないと思います。
ナカバヤシのキャパティは、レギュラー、ワイド、ダブルと、3サイズあるので、モノの大きさに応じてサイズを選べます。また、持ち手が大きいので、持ち運びに便利。それでいて、持ち手が出っ張っていないので、口を手前に向けてブックエンド代わりに使えます。特に雑誌を収納する際は、雑誌がもたれかかって変形することもありません。
ただ、数年前からちょっとずつ事情が変わってきました。キャパティの厚みが薄くなってきたように思いますし、無印良品やニトリのファイルボックスのほうが丈夫で入手しやすくなりました。もっとも、無印良品やニトリのファイルボックスは真四角で美しい半面、雑誌やファイルを収めたときに取り出しにくいというデメリットもあるのですが。
無印良品やニトリだけでなく、丈夫でスタイリッシュなファイルボックスが増えました。今までは側面が斜めにカットされたタイプのファイルボックスは強度がないからダメだと考えていた収納マンも、じわじわと考え方が変わりつつあります。
※この記事は2017年2月10日時点の情報に基づいています(2024年6月18日一部更新)
ライクイット・Life Module「LM-19」
そんなわたくし収納マンが最近「いいな」と思っているのが、ライクイット(吉川国工業所)のA4ファイルボックス「Life Module(ライフモジュール)」LM-19です。これは2個セットで、Lサイズの内側にSサイズが収まるようになっており、配送コストの節約に繋がるとともに、使わないときはコンパクトに収納できるというのがグッドです。
ただし、幅はナカバヤシのキャパティのレギュラーサイズの半分程度しかありません。収納できる雑誌やファイルの数は少なくなってしまうため、まさにブックエンドに近い使い方となり、幅が短いので安定感も悪くなってしまいます。
JEJ・state タテ型スリム ファイルケース
それで言うと、JEJの「state(ステイト)」シリーズのファイルケースは丈夫で、しかもナカバヤシのキャパティのレギュラーサイズに近い幅のものもあります。アマゾンではえらい高価になっていますが、色違いがカインズホームで税込498円698円で購入できます。
結局のところ、コスパと使い勝手の良さを重視するわたくし収納マンとしては、ナカバヤシのキャパティのコスパが悪くなったことが一番大きな問題だと思います。それこそ10年ほど前は、レギュラーサイズがコーナンで200円以下で手に入ったんですけど、今はだいたい400円くらい500円以上します。しかも前述の通り、強度が落ちました(これはたぶん数年前から)。
一方で、無印良品、ニトリ、カインズホームなど、いつ行っても手頃な価格でファイルボックスが入手できる店が増えました。サイズも形も強度も必要に応じて選べば良いようになりました。ナカバヤシのキャパティでなければならない理由がなくなってしまったのです。これはかつてファイルボックスでは独壇場だったナカバヤシの怠慢であったと言えるでしょう。
あ、ライクイットのライフモジュールの紹介をするはずが、全然違う話になってしまいましたね(苦笑)ともあれ、素敵なファイルボックスの選択肢が増えてきた現状は喜ばしいと思います。
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