リスの「トランクカーゴ」は頑丈にできたコンテナボックスで、屋内、屋外を問わず、自由に使うことができます。
ただ、LOWタイプには専用の仕切り板が用意されていますが、標準の高さ357mmタイプにはありません。ホームセンター大手のDCMには「トランクカーゴ用バッグ」が販売されているものの、コレジャナイと感じていた方もいらっしゃることでしょう。
しかしこのたび、満を持してトランクカーゴ専用のインナーバスケットが発売されることになりました。
※この記事は2024年9月5日時点の情報に基づいています
リス・メッシュカーゴ16
このたびリスから販売が始まったトランクカーゴ専用インナー関連商品は全4アイテム。ひとつめは「メッシュカーゴ16」。大型ハンドル付きのバスケットです。大きさはW340×D262×H265mmですから、カラーボックス1段のインナーケースとほぼ同じサイズ感と言えるでしょう。
TC-50Sに2つピッタリ
メッシュカーゴ16は「TC-50S」に2つピッタリ収まるサイズに仕立て上げられています。30Sに対しては中途半端な印象は拭えないものの、70Sに2つないし1つを収めて残りのスペースに様々な大きさのモノを収納すると考えれば特に問題はないでしょう。
リス・インナーカーゴR-9
「インナーカーゴR-9」はメッシュカーゴ16に収めることで2段使いを可能にするボックスです。大きさはW323×D255×H146mmですから、A4用紙を積み重ねられるくらいのサイズ感と言えます。
TC-50Sに最大4つ収納可能
インナーカーゴR-9は「メッシュカーゴ/インナーカーゴ 専用フタ」を併用することで、2つ以上を積み重ねることができます。また、そのようにしてTC-50Sに最大4つを収納可能となっています。
ちなみに、TC-50S LOWの中にはインナーカーゴR-9を2つ並べることができます。その際は積み重ねるわけではないので、フタは必須ではありません。
リス・インナーカーゴS-2
「インナーカーゴS-2」はメッシュカーゴ16の上部に小物を収めるスペースを追加できる、フタ付きのケースです。大きさはW324×D127×H77mmですから、無印良品の「PPファイルボックス・スタンダードタイプ・高さ1/2」 に近いサイズ感と言えます。ただし、高さはさらに半分近いです。
2つセットすることも可能
上写真のように、インナーカーゴS-2をメッシュカーゴ16の上部に2つセットすることもできます。ちなみに、こちらで初めて色違いが登場しましたが、カラーバリエーションはグリーンとブラックの2色です。ちなみに、amazonではベージュ色も販売されています(2024年10月4日発売)。
積み重ね自在のモジュール設計
このたび発売されたメッシュカーゴ16、インナーカーゴR-9およびS-2、メッシュカーゴ/インナーカーゴ専用フタの4アイテムはトランクカーゴのインナーボックスとして機能するだけでなく、フタ以外は単体でも使うことができます。上写真のようにフタを組み合わせることで積み重ねることも可能です。
収納物の増減や作業の手順に応じて、出したり積み重ねたりできるのは使い勝手が良いですね。
動画でより詳しく
動画を見ると、アウトドアシーンでの使い勝手の良さがよく分かると思います。もっとも、トランクカーゴはアウトドア専用というわけではありません。例えば裁縫、プラモデル、推し活などで使っても良いと思います。逆に言うと、こんな風に入れ子になる収納ボックスって他にないですからね。
というわけで、メッシュカーゴとインナーカーゴは大きなトランクカーゴの中で小物がゴチャゴチャになってしまうのを防いでくれるだけでなく、出したり積み重ねたりすることで使い勝手を大幅に向上させてくれます。また、それぞれ単体で見るとカラーボックス用のインナーボックスと同等もしくはそれ以下の大きさですから、普通に家の中で使うこともまったく問題ありません。
前述の通り、こんな風に入れ子になる収納ボックスは他にないので、様々な使い方が期待できるのではないでしょうか。
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