以前に小久保工業所の「pitacco mono(ピタッコ・モノ)」を紹介しました。
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これを見たとき、私は「これから吸着式の収納グッズが一気に普及期を迎えるんじゃないか」と思いました。いや、今までの吸盤式フックなどが過去のものになるんじゃないかとすら思いました。
これは是非とも一度試してみたい…。試してみないことには、本当に良いものかどうか分からないですからね。
そこで、我が家でピタッコ・モノを使える場所を探してみました。そう言えば、ウチにはイマイチなキッチンペーパーホルダーがあるじゃないか。
食洗機の横に吸盤で貼り付いているキッチンペーパーホルダー。以前(10数年前)に妻が100円ショップで買ったと記憶しているサナダ精工のものです。
キッチンペーパーを両側から挟み込むタイプのため、体が当たるとペーパーが落ちてしまうことがしばしばあったんですね。これを買い替えることにしました。
小久保工業所・Pitacco monoペーパータオルホルダー
アマゾンで小久保工業所の「Pitacco monoペーパータオルホルダーKM-189」を見ると、”通常1~2か月以内に発送”という状態でした。ホームセンターでも見つからず、まだ全然市場に流通していない様子です。ともあれ発注後、10日間で届きました。
「粘着式」と表示されるも「吸着式」でした(笑)
以前に私は小久保製作所のピタッコシリーズの粘着式フックを吸着式と勘違いして買ってしまったことがありました。
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実は今回購入したペーパータオルホルダーも「粘着式」と書かれています。おまけにパッケージ裏面には、”粘着シールを貼り24時間経過してから、ホルダーをセットしてご使用ください”という、まるで粘着式のような注意書きがあります。
そんなわけで、おそるおそるシールの剥離紙をめくってみると、やっぱりちゃんと吸着式のものでした。
小久保工業所は従来からある粘着式もピタッコ・モノも「粘着式」と呼んでいるようですが、どういうわけでしょう?工学的に言うと粘着式が正しいのかもしれませんが、消費者的に見るとややこしいこと極まりないです。
これが「MADE IN JAPAN」クオリティー?
吸着シートの表面を見て、思わず苦笑いしてしまいました。ホルダー本体を固定する部分が吸着シートの中央からズレているのです。「これ、中国製じゃなかったよね?」と思いましたが、一応、日本製です(苦笑)
ちなみに吸着シートの端はホルダー本体が当たっていたのか、デコボコと凹んでいます。使用には差し支えないとは言え、もうちょっとなんとかならんもんでしょうか。
ホルダーの取り付けは簡単
吸着シートを貼り付けたら、あとはペーパータオルホルダー本体を差し込むだけ。取り付けは実に簡単です。
金型の精度が良くないのか、ホルダー本体は継ぎ目がモロに出ていて決してクオリティーは高くないものの、パッと見た目のデザイン的には美しいです。
しっかり安定&使いやすい
あとはペーパータオルをホルダーに挿し込めば使えます。耐荷重は約300gとなっていますが、かなり強く引っ張っても外れることはありません。壊れるとしたらホルダー本体が折れるときでしょう。
今まで使っていたサナダ精工のキッチンペーパーホルダーは、ペーパーを引っ張るたびにホルダーからペーパーが外れたりしていましたが、小久保工業所の「Pitacco monoペーパータオルホルダー」はまったくそんなことはなく非常に安定しています。
やっぱりこれは収納グッズ・オブザイヤー(収納マンが勝手に認定)間違いなし!クオリティー面では少々難があるものの、この安定性、デザイン性は、大変素晴らしいと思います。
あとはもう、小久保工業所がしっかり売り込まないといけないですよ。ペーパーホルダー以外にもラインナップは揃っているんですから。さっさとホームセンターに並べていかないと、同業他社に食われてしまいます。
ともあれ、2017年は吸着式収納グッズ元年となるでしょうか。従来の吸盤式が過去のものとなる日は近いと思いますよ~。
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