ネットサーフィンをしていたら、見慣れない形の収納家具を見つけました。クロシオという家具メーカーの「カスタネットラック」という商品です。
クロシオ・カスタネットラック
これ、最初は意味が分からなかったんですよ。扉がリバーシブルになっているということは分かりました。けれどこれは引き戸なの?それとも扉なの?
で、いろいろ調べてようやく分かったことは、扉の固定具(軸)が中央に付いていて、そこを中心に左に右に扉が開閉するという仕組みだということです。なるほど、それでカスタネットなんですね~(?)
カスタネットラックは以前に紹介した大洋のコルタに似たコンセプトと言えます。セミオープンラックとも言える構造で、とても面白いと思います。一方で奥行が29.5cmと浅く、デメリットもコルタと一緒というのがいかんともしがたいところです。
マグネットキャッチが丸見え!半壊した家具のよう
こういう面白い商品は閉塞感のある家具業界を一気に打破できる可能性があるので、個人的にはどんどんやってもらいたいです。ただこのカスタネットラックは扉が左右に開閉できるという構造上、オープンになっている部分のマグネットキャッチが丸見えになってしまっています。扉のほうにもスチールのパーツが丸見えですね。
これではせっかくのユーモア溢れる収納家具も、ともすれば片方の扉が壊れてなくなってしまったように見えてしまいます。マグネットキャッチは丸見えにならないように工夫する必要があったでしょう。これは非常に残念です。
和歌山県海南市のクロシオ
クロシオというメーカーの名前は過去に何度か目にしたことがありますが、個人的にはあまり馴染みのないメーカーです。調べてみたところ、和歌山県海南市にある家具メーカーだということが分かりました。近海を黒潮が流れる和歌山ならではの社名でしょう。
海南市って私が住んでいる大阪府南部に近いので、なんだか親近感があるんですよね。布団圧縮袋のメーカーの東和産業も海南ですし。
ただクロシオは家具製造販売が主たる事業であるとは言え、実質的には企画と輸入販売がメインのようです。
ベルーナには色違いもアリ
カスタネットラックについて調べていたところ、ベルーナで色違いが扱われていることも分かりました。個人的にはこちらのほうが色遣いが素敵かなと思います。ただ値段がボッタクリのように高すぎる気がしますが(苦笑)この材質ならどんなに高くても8,000円くらいでしょう。
というわけで今回はクロシオのカスタネットラックを紹介しました。思わずカスタネットマンの「出て出て休んで休んで♪」というフレーズを思い出して笑ってしまいましたが、私もそんな風にユルくありたいと思っています(笑)
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