先日からシャンプーなどの詰替え用パウチに取り付けて使っている「詰め替えそのまま」、特に妻から大好評です。いちいちボトルに詰め替えなくて良いし、詰め替えのたびにボトルを洗う必要もないし、ボトルの底がヌメヌメすることもないのが良いそうです。ぶっちゃけ、私はあまり見た目が好きになれないのですが(苦笑)
ともあれ、「そんなに詰め替えるのが面倒ならこれはどうだ!?」ってことで、セリアで見つけた新商品を試してみることにしました。
※この記事は2021年11月18日時点の情報に基づいています(2023年8月28日一部更新)
スルガ・注ぎ口付き袋クリップ
計量タイプ
JANコード | 4905687329757 |
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サイズ | 126×39×22mm |
注ぎ口内寸 | 23×7mm※1 |
耐熱温度 | 100℃ |
耐冷温度 | -20℃ |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
※1…収納マンによる実測
広口タイプ
JANコード | 4905687329764 |
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サイズ | 139×42×42mm |
注ぎ口内寸 | 57×27mm※1 |
※2…耐熱温度以下は上記と同様のため省略
このたびセリアで購入したのはスルガの「注ぎ口付き袋クリップ」です。その名の通り、調味料などの袋に留めて中身を注ぐことができるとともに、簡単にフタをできるというものです。
私はこれらをセリアで購入しましたが、ネットで調べたところ、キャンドゥやワッツでも取り扱われているそうです。
計量と広口を比較
計量タイプと広口タイプを並べて比較してみると、クリップそのものの大きさはほとんど同じであることが分かります。一方で、注ぎ口は広口タイプのほうが圧倒的に大きいですね。
歯が噛みあってしっかりクリップ
注ぎ口付き袋クリップを開いて横から見てみると、注ぎ口の側面とクリップの内側が歯が噛み合うような構造になっていることが分かります。これなら中身が横から漏れたり、クリップが外れたりする心配が少なさそうです。
上写真は広口タイプですが、計量タイプも同様です。
T字型に開く構造
注ぎ口付き袋クリップを完全に開くとT字型になっていることが分かります。注ぎ口を袋に挿し込んで、両側からクリップで挟み込む構造というわけですね。
計量タイプのフタは計量カップに
広口タイプのフタはヒンジ式ですが、計量タイプのフタは外すことができて、計量カップとして使えるようになっています。計量カップには小さじ1、2、大さじ1のメモリが付いています。
しかしながら、注ぎ口付き袋クリップを取り付けた調味料などの袋は両手で押さえないと不安定なので、片手に計量カップを持って使えるシーンはかなり限られていると思います。
まず袋に注ぎ口を挿し込む
では早速、使ってみましょう。今回は既に袋の上辺を切り落とした食塩で試してみます。
まずはクリップを開き、注ぎ口の部分を開口部の端に挿し込みます。
クリップを閉じてセット完了
あとはクリップを閉じればセット完了です。簡単ですね。
ただ、クリップの閉じ込み可能な幅が調味料タイプで約105mm、広口タイプで約115mmなので、それよりも袋の開口部が広い場合は、袋の口を少し折って狭めてやる必要があります。その折り畳んだ部分に内容物が挟まりやすくなるのがちょっと気になるところです。
そういった事態を避けるには、袋の上辺を真っ直ぐに切り落とすのではなく、幅100~130mm程度で斜めにカットしたほうが良いのかもしれません。
とても注ぎやすい
注ぎ口付き袋クリップを使って食塩を調味料ポットに入れてみました。とても注ぎやすいですし、今まで一般的な袋止めクリップで留めていたよりも簡単にフタができて便利です。
ちゃんと中身が漏れない
フタをした状態で逆さにしても中身が漏れることはありませんでした。ちゃんとフタのところで止まっています。逆さにしても、強めにクリップを引っ張ってみても、外れる気配はありませんし、横から漏れるということもないです。
ただし、不意にフタが外れるようなことがあれば、中身が漏れる危険性はあります。また、袋を押すと空気が出て行くのが分かるので、密閉はできていないようです。液体を入れるのは無理ですね。
砂糖には広口タイプがピッタリ
さらさらの食塩とは異なり、砂糖は塊になっていることが多いものです。そんなときは広口タイプのほうを使用。親指くらいの塊でも出てくれてとても使いやすいです。
マカロニなどにも使える
広口タイプはペンネ、シリアル、ミックスチーズなどにも使えるということなので、マカロニで試してみました。マカロニの大きさにもよると思いますが、確かに問題なく使えました。
ただし、注ぎ口付き袋クリップは密閉できないので、我が家のようにマカロニの使用頻度が低い場合は一般的な袋止めクリップを使ったほうが湿気る心配が少なさそうです。
小久保工業所・ミニフタックル
JANコード | 4956810233397 |
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サイズ | 直径35×45mm※1 |
注ぎ口内寸 | 直径22mm※1 |
耐熱温度 | 110℃ |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 日本 |
税込価格 | 110円 |
※1…収納マンによる実測
セリアの店頭で注ぎ口付き袋クリップと同様の目的を果たす商品を見つけたので一緒に買ってみました。小久保工業所の「ミニフタックル」という商品です。私は初めて見たように思うのですが、少なくとも6年以上も前から市販されていたみたいです。
3つのパーツに分かれている
ミニフタックルは下パーツ、中パーツ、上フタの3つのパーツに分かれています。
袋の角をカットして下パーツを入れる
それでは早速、使ってみましょう。今回は片栗粉の袋で試してみます。
袋の角を斜めに切り落として下パーツを入れるのですが、どれくらいカットすれば良いか説明書に書かれていないので慎重に切っていきます。ミニフタックルの直径が35mmなので、だいたいそれくらい。
中パーツを下パーツに被せて回す
下パーツが袋の中に留まっている状態で、中パーツを被せてネジを回します。これでセット完了です。
どれくらいカットすれば良いか戸惑いましたが、取り付け自体は全然難しくありません。
ちょうど良いサイズ感
ミニフタックルをセットするとこんな感じになりました。細長い片栗粉の袋にはちょうど良いサイズ感です。
もちろん、逆さにしても中身が横から漏れることはないですし、強めに引っ張っても外れたりしません。
とろみちゃんみたいに使える
使い勝手は格別です!まるで「とろみちゃん」みたいに片手で使えるようになります。
片栗粉の袋って、口を慎重に閉じないと粉が舞うじゃないですか。でもミニフタックルを使えば粉がまったく舞わないんですよね。
しかも、ミニフタックルはスクリュー式なので、前述の注ぎ口付き袋クリップと違って臭いや湿気の心配がないそうです。実際のところは分かりませんが、比較的安心して使えるのではないかと思います。
というわけで、スルガの注ぎ口付き袋クリップと小久保工業所のミニフタックルをご紹介しました。
注ぎ口付き袋クリップは良い商品だと思います。しかし、湿気の侵入を防ぎやすいという点ではミニフタックルのほうに軍配が上がるのではないでしょうか。袋という自立しがたいものに取り付けるに際し、ミニフタックルのほうが小さくて軽いという点でもメリットを感じます。
一方の注ぎ口付き袋クリップは、既に袋の上辺を切り落としてしまった場合に最適と言えるでしょう。また、ジッパー付きの袋だと角を切り落としてミニフタックルを取り付けることはできませんから、そんなときも注ぎ口付き袋クリップのほうが最適です。
さらに、注ぎ口付き袋クリップなら中身が減ってきたときに袋を大きく切り落として留めるという使い方もできると思います。注ぎ口付き袋クリップには広口タイプも用意されているという点もメリットのひとつと言えるでしょう。
つまるところ、私としては基本はミニフタックルで、用途に応じて注ぎ口付き袋クリップを使えば良いかなと思いました。
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