stacksto,(スタックストー)の「pelican(ペリカン)」と言えば、カインズホームの「キャリコ」に先駆けて発売されたフロントオープン型の積み重ねボックスです。

出典:amazon
まるでペリカンのくちばしのような形とポップな色遣いから人気を博していましたが、口が狭くて底に行くほど狭くなっているので、個人的には何を入れたもんだかという感じがしておりました。
そのペリカンに分別ゴミ箱として使える「pelican garbee(ペリカン・ガービー)」が登場。これがなかなか素敵なのです。
※この記事は2016年9月6日時点の情報に基づいています(2023年8月13日一部更新)
stacksto,「ペリカン・ガービー」
2016年7月に発売されたばかりの「pelican garbee(ペリカン・ガービー)」は、今までのペリカンよりもずっと口が広くてモノを放り込みやすくなっています。サイズは縦横高さともに40cm程度となっており、45リットルのゴミ袋をセットすることができるようになっています(レジ袋を2枚セットすることも可能)。
また、積み重ねても安定するように底面手前にはサポートプロップが設けられるとともに、背面をT字型シリコンで固定するようになっています。そのため、手前に倒れる心配がほとんどありません。さらに、横に連結する際にはサイドコネクトで固定することができます。従来のペリカンを積み重ねることも可能です。
ぶっちゃけ、ペリカンは見た目重視であまり機能的でないものだと思っていましたが、ペリカン・ガービーは使い勝手だけでなく、安全性についても非常によく考えられていると思います。
サイズ感がちょうど良い!
ペリカン・ガービーが分別ゴミ箱として優れていると思ったのは、サイズ感が非常に良いことです。
分別ゴミ箱って10~20リットルくらいのことが多いんですけど、そのくらいの容量だとあんまり入らないんですよね。2リットルのペットボトルを入れたら数本で終わってしまいます。その点、ペリカン・ガービーなら45リットルもの容量があり、レジ袋2枚に分別することもできて便利です。
さらに、ペリカン・ガービーは奥行が40cm程度なので、奥行45cm程度の食器棚と並べても違和感がありません。幅も40cm程度なので、あまり場所を取ることなくすき間に収まります。つまり、キッチンで主張し過ぎることなく、無理なく置けるサイズなのです。
ペリカン・ガービーは3段まで重ねることができます。その際の高さは約120cmとなるわけですが、圧迫感もなく、ゴミの出し入れもしやすいちょうど良い高さと言えるでしょう。
今までの分別ゴミ箱は容量が少なかったり、デカくて圧迫感が強すぎたり、上から出し入れする構造のために幅方向にばかり場所を取ってしまうという問題がありました。けれどもこれなら、そういった問題は起こりません。
ちなみに、ペリカン・ガービーは外に置いても水が侵入しにくい構造とされていますが、ポリプロピレン製なので対候性は期待できないんじゃないかと思います。けれども、そもそも外に置く場合は積み重ねて使用すると風で飛ばされる危険性がありますから、室内向きの商品と考えるのが妥当でしょう。
ちょっと高価ですけど、ペリカン・ガービーは本当に良くできた分別ゴミ箱だと思います。ウチもコレ、欲しいな~。
関連記事




コメント