我が家には立派なオーブンレンジがあります。ですが、ほとんど活用できていません。私が使うのは年に2~3回、自動メニューの24番だけ。つまりグラタンを作るときだけで、番号を覚えてしまうほどそれしか使わないわけです(苦笑)
オーブンレンジを活用できたらバラエティー豊かな美味しい料理が簡単に作れることはもちろん分かっています。でも、どうしても面倒臭いという気持ちが先に立ってしまうんです。
理屈では材料を下ごしらえしてオーブンレンジに入れればあとは数十分放置するだけです。しかし、オーブン皿を出すところから後片付けを終えるまで、途中の待ち時間を抜いてもトータルではフライパンなどを使って料理をするよりも時間が掛かるじゃないですか。
電子レンジみたいに気軽にオーブンレンジが使えたら、家族にもっと美味しいものを食べさせられるのに…
そう思っていたところにたまたま見つけたのが、Toffy(トフィー)の「電子レンジ用グリルディッシュ K-MW6 」。これさえあればもっと手軽にオーブンレンジで作るような料理が作れるはず。それで作った料理を母の日のプレゼントとして妻に食べさせてあげたら喜ぶに違いない!
…などと勝手に想像を膨らませて試してみることにしました。
Toffy・電子レンジ用グリルディッシュ
今回、購入したのはこちら。Toffyの電子レンジ用グリルディッシュ(K-MW6)のペールアクアとグレージュを各ひとつずつです。シリコーンゴム製の鍋敷きが付いているので、レンジで調理したらそのまま食卓に運ぶことができます。
販売元はラドンナ。キングジムでもToffyのブランドの商品を扱っているので不思議に思ったら、ラドンナはキングジムの子会社だったのですね。
底面にもシリコン
電子レンジ用グリルディッシュはアルミメッキ鋼板でできており、電子レンジで調理すると肉が焼けるほど熱くなります。しかしながら、縁と底面にはシリコーンゴムが巻いてあるので、調理後に手で持っても、キッチンの天板に置いても問題ありません。
フタもアルミメッキ鋼板
フタも同様にアルミメッキ鋼板をシリコーンゴムで覆ったものです。シリコーンゴムはアルミメッキ鋼板にシッカリと固定されており、剥がすことはできません。
このように皿とフタの両方がアルミメッキ鋼板でできているため、熱した鋼板によってオーブンのように上と下から食材が加熱されるというわけです。
内側底面は約150×70mm
電子レンジ用グリルディッシュの内寸は175×95×25mmとなっていますが、これは縁周りのサイズです。底面はおよそ150×70mmとなっています(収納マン実測)。
目玉焼きを作ってみた
早速、目玉焼きを作ってみました。グリルディッシュに玉子を割り入れ、電子レンジで3分間チンでハイ出来上がり。焦げ目もついていて、かなり良い感じです。
シャウエッセンを炒めてみた
この日の夕食はホットサンドだったので、シャウエッセンも炒めてみました。2分半チンしてシャウエッセンを裏返し、さらに2分半。フライパンを使うよりもずっと手軽です。
アスパラベーコンを作ってみた
翌日はアスパラとベーコンを放り込んでアスパラベーコンを作りました。普通はアスパラをベーコンで巻くものですが、私は面倒臭いのでいつもこういう作り方です(苦笑)というか、こっちのほうが肉々しくて好きです。
ジャーマンポテトを作ってみた
似たような感じで恐縮ですが、ジャーマンポテトも作ってみました。いつもならレンチンしてからフライパンで炒めるところ、グリルディッシュだけで済むのは助かります。ただ、2皿同時に4人分もとなると3分間×6回もチンするのはちょっと面倒でした。それでもオーブンレンジを使うよりは楽かなー。
ブリを焼いてみた
ブリもきれいに焼けます。両面2分半ずつでOK。ブリに限らず、基本的にはフライパンで調理するときと同じ時間チンすれば問題なさそうです。
我が家ではロースターは使いませんが、フライパンと比べても洗い物が少なくて助かります。家族の誰かの帰りが遅くなっても、焼くのに手間が掛からず、温め直しもそのままでOK。いつまでもフライパンが洗えないということもありません。
ハラミを焼いてみた
ハラミ丼にするのにハラミを焼いてみました。ただ、これは失敗。焼き加減についてはまったく問題ないものの、家族4人分を焼き終える頃には、最初に焼いた分が冷めてしまいました。一気にたくさん焼きたいときはフライパンを使ったほうが良いですね。
バスクチーズケーキを作ってみた
電子レンジ用グリルディッシュを使い続けて数日後、ハッと我に返りました。当初の目的はこれを買って普段は私が作らないような料理を妻に食べさせてあげることだったはず。なのに、いつも通りの手抜き料理ばかり作ってしまっていました。
そこで、付属のレシピを参考に、普段は絶対に作らないスイーツに挑戦。バスクチーズケーキを作りました!
普通に美味しかったですよ。でも、手間とコストを考えたら、やっぱりスイーツはお店で買ってきたほうが合理的ですね(苦笑)
ホットケーキを焼いてみた
バスクチーズケーキを作るために買ったホットケーキミックスが大量に余ったので、ホットケーキを焼いてみました。
味は普通ですが、見た目が面白いです。バスクチーズケーキよりもキレイだし、こっちのほうがコスパが良いと思います。
カボチャを蒸し焼きにしてみた
我が家は素材の味をそのまま楽しむような料理が好まれます。いつもはスチーマーでカボチャを蒸すのですが、今回はグリルディッシュで。スチーマーでやるとベチャッとした感じになりますけど、これだと焼き芋みたいにホクホクしていて美味しかったです。写真を撮るのを忘れて食べてしまいました(苦笑)
ハンバーグを焼いてみた
レシピを参考に、普段は絶対に作らないハンバーグにも挑戦。家族からは柔らかくて美味しいと好評でした。
ただ、びっくり○ンキーみたいな味で、ビッグボーイのほうが断然おいしいと私は思います。やっぱり肉は外食に限ります。
妻が鶏ハンバーグを作った
最初から興味津々だった妻もグリルディッシュを使ってみました。いつもはオーブンで作る鶏団子をグリルディッシュで作ってみたところ、こちらのほうが良いと感じたそうです。特に脂でギトギトになったオーブン皿を洗わなくて済むのが気に入ったとのこと。
妻が玉子焼きを作った
妻はお弁当のおかずを作るときにグリルディッシュが重宝するそうで、玉子焼きもこれで作りました。ブロッコリーとチーズを入れるととても美味しいです。
仕切り付きフライパンを処分
妻も私も電子レンジ用グリルディッシュをとても気に入りました。代わりに、ここのところまったく使っていなかった仕切り付きフライパンの処分を妻に提案したところ、「グリルディッシュがあったらもう要らないよね」ってことで手放すことになりました。
密閉容器と一緒に収納
グリルディッシュはシンク下に密閉容器と並べて収納することにしました。サイズ感が近いですし、普通にチンするときは密閉容器で、ヤキを入れたいときはグリルディッシュで、という感じで使い分けしやすいです。
食洗機も大丈夫でした
電子レンジ用グリルディッシュは変色等の可能性があるので食洗機NGと記載されています。しかしながら、耐熱温度が250度の本製品がたかが100度程度の食洗機で変質するとは思えません。我が家では普通に食洗機に放り込んでますけど、まったく問題ないですよ。
というわけで、今回購入した電子レンジ用グリルディッシュはものすごく便利で、私も妻も使わない日がないというくらいのヘビロテです。フライパンを使う頻度が半分くらいになりました。そのまま食卓に並べることができるということもあり、洗い物も減って助かっています。
これはもう、我が家のベストバイ・オブザイヤー間違いなしです。妻はあまりにも気に入って、さっそく実母に母の日のプレゼントとして購入し、母の日まで待てずに渡してしまいました(笑)さっそく使ってくれており、義父母宅でも大好評です。
電子レンジ用グリルディッシュさえあれば、1~2人分くらいの料理はフライパンなしで作れます。逆に少量だと面倒なオーブン料理もこれで手軽に作れちゃいます。めちゃぐちゃオススメできるので、是非お試しください!
関連記事




コメント