ワイヤーネットの吊り下げ収納よりカッコイイ！和気産業「ラスティー」

先日、ふと気づいたんですよ。「そういえば最近、和気産業のいいものマガジン見てないなー」って。

そこで確認してみたところ、いいものマガジンは変わらずコンスタントに発行されていて、私がパソコンを買い替えたタイミングで発行のお知らせメールが届かなくなっていたことが判明しました。つまりこちらの問題だったわけですけど、どうもWindows10の標準メールアプリは具合が悪いです。

というわけで、1年分のいいものマガジンをひたすらチェックしました。磁石の話とかめちゃぐちゃ面白かったんですが、今回はVol.153で紹介されていた新商品「ラスティー」をピックアップしたいと思います。

和気産業・ラスティー

和気産業の「ラスティー」シリーズは「エキスパンドメタルをインテリアに使ったら面白そう」という発想から開発されたそうです。

エキスパンドメタルって言ったら、バーベキュー場の網や公園のゴミ箱に使われていますよね。黒く塗られているとインダストリアルな雰囲気でインテリアに使えそうだと私も以前から思っていました。

ただ、エキスパンドメタルって基本的に室内向けではないので、そのまま使うと手をケガしたり、サビてきたりしてしまいます。また、どこにどうやって取り付けるかを考えるとなかなか大変です。

そこで和気産業の「ラスティー」シリーズは、室内用を前提に加工したうえでエポキシ紛体塗装を施し、手軽にDIYを楽しめるように豊富なラインナップを揃えています。

まずラスティ―のパネルの取り付けですが、専用の石膏ボード壁用（上写真）のほか、木材用、φ25mmパイプ用の固定金具があります。

これなら部屋の壁はもちろん、家具などいろんなところに取り付けできますね。和気産業の「ウォリスト」や「アリスト」とコンビで使っても面白そうです。

1×4材を使って棚板を設けるための金具（上写真）のほか、スチール製の棚板やS字フックなど、ラスティーのパネルに組み合わせできるオプションパーツも豊富です。

パネルに合わせたホワイトとブラックだけでなく、真鍮のパーツもあってアクセントに使うと良さそうです。

※価格はamazonで2019/03/02現在

ラスティーのパネルは上表の通り5サイズ展開となっています。2段カラーボックスの側面にピッタリなサイズから腰窓1枚分くらいの大きさまで揃っているわけですね。

なかなか微妙な価格ではありますが、普通のエキスパンドメタルも決して安くはないので、エキスパンドメタルを加工して使うことを考えると、かえって安上がりかもしれません。

使い勝手の面だけで言えば、市販のワイヤーネットを使ったほうが合理的だと思います。小さいサイズなら100円ショップでも買えますし、パーツも豊富ですからね。

でも、ワイヤーネットではどうしても所帯じみて見えます。その点、ラスティーのほうがオシャレっぽくて良いです。

あくまで使い勝手重視ならワイヤーネット、見た目にこだわりたいならラスティーという風に、使い分けるのが良いと思います。