ダイソー「ネジ型ピン」は石膏ボード壁にネジ留めできるDIYパーツ

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光・石膏ボード用パンチングボード止め具セット、八幡ねじ・金具用石こうピン、和気産業・ピラシェルピン止め金具

従来、石こうボード壁にネジで留めたいときは中空アンカーを使うのが一般的です。しかし、中空アンカーを壁に取り付けるには1~2cm程度の穴を開ける必要があり、賃貸住宅はもちろんNGですし、持ち家であっても穴を開けたくないという方は少なくありません。

ですが近年、石こうボード壁にネジを留めるためのDIYパーツが続々と登場しています。光の「石膏ボード用パンチングボード止め具セット」、八幡ねじの「金具用石こうピンLONG」(上写真中央は旧商品)、和気産業の「ピラシェルピン止め金具」などです。

いずれもひとつあたり100~400円程度と手頃ですが、ホームセンターでもあまり取り扱っていません。「もっと手軽に入手したい!」という方もいらっしゃることでしょう。

ところが今春、ダイソーに同様のDIYパーツが登場したんですねー。今回はそれをご紹介したいと思います。

※この記事は2026年4月20日時点の情報に基づいています

 

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン2個 JAN:4550480741628

JANコード 4550480741628
材質 本体:ABS樹脂
ネジ軸・キャップ:ポリカーボネート
ピン:ステンレス鋼
耐荷重 5kg/個
税込価格 110円(2個入り)

今回ご紹介するのは、ダイソーの「石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン」という商品です。

石こうボード壁に取り付けると、ネジの先が壁から突き出した状態になり、そこにパンチングボードやフックなどを取り付けることができるDIYパーツです。八幡ねじの「金具用石こうピンLONG」と同様の商品と言えるでしょう。

石こうボード壁にピンで固定

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンの土台部分をピンで壁に固定

「何をどうするんだかサッパリ分からない」という方もいらっしゃると思うので、実際に使ってみましょう。

まずは土台部分に付属のピンを刺して壁に固定します。ピンは本体1つにつき3本使います。

パンチングボードを取り付け

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンでパンチングボードを取り付け

同様にしてネジ型ピンをもうひとつ壁に固定し、突き出たネジ部分をパンチングボードの穴に引っ掛け、最後にキャップ(袋ネジ)を取り付ければ完成。通常ならパンチングボードの上から木ネジで壁に固定するところ、石こうボード用ピンで固定できたわけです。見た目もスマートですよね。

上から見るとこんな感じ

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンでパンチングボードを取り付け上から見た状態

ちなみに、上から見るとこんな感じです。ネジの長さが9mmに対し、パンチングボードの厚みは5mmで結構ギリギリな感じ。台座の厚みは6mm、キャップの厚みは9.3mmあります。合計で壁からキャップの頂点まで20.3mmです。

なお、挟める板の厚みについては取扱説明書に記載されていませんが、1.5~5mm程度と言えそうです。2~3mmが無難なところでしょうね。

プラ箱でウォールシェルフもOK

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン+プラ箱でウォールシェルフもOK 

プラ箱の側面に穴を開け、ネジ型ピンで壁に固定すれば、ウォールシェルフを作ることもできます。ネジ型ピンのネジの直径は約4.6mm(M4.5?)なので、5mmの穴を開ければOKです。

なお、台座の厚みが6mmあるので、この状態のままモノを乗せると手前に傾きます。プラ箱の底面近くに6mm厚のスペーサーを挟むか、ネジ型ピンで合計3~4ヶ所留めにすると、傾きを防ぐことができます。

金属製フックなどは穴の大きさに注意

金属製フックなどは穴の大きさに注意

ダイソーのネジ型ピンを使えば、これまで石こうボード壁への取り付けが難しかったフックなどを壁に固定できるわけですが、どんなものでもOKというわけではありません。木ネジで取り付けるフックなどはネジ穴が3~4mm程度のものが多いため、ネジの直径が約4.6mmあるネジ型ピンでは取り付けることができないことがあるのです。

ネジ型ピンを使用する際は、取り付けたいもののネジ穴の大きさを事前にチェックするようにしましょう。

ネジ型ピンのサイズ詳細

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンのサイズ詳細

改めまして、ダイソーのネジ型ピンの各部のサイズをまとめると上図の通りです。特にネジの太さ、台座とキャップの厚みは重要と言えるでしょう。

ちなみに、ネジの部分は台座から抜ける構造になっています。上写真だと分かりにくいですが、ネジの壁側は蜂のお尻のように棘(とげ)が出ており、位置決めの際にマーキングできるようになっています。仮留めできるほど深くは刺さりませんが、位置決めしやすくて便利です。

石膏ボード壁面取付けパーツとの比較

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンと石膏ボード壁面取付けパーツ(デザインボード専用)

ダイソーには他にも同種の商品があります。「石膏ボード壁面取付けパーツ(デザインボード専用)」がそれです。

こちらは基本的にパンチングボードを石こうボード壁に取り付ける用途のもので、ネジが飛び出しているのではなくネジの受け(雌ネジ)になる構造です。ピンを計6本使用するためシッカリと壁に取り付けできるとともに、ネジ2本と突起部の3点でパンチングボードを固定するため安定感があります。

でもデカい。そして、1個で税込110円なので、2個で同価格のネジ型ピンと比較するとコスパが悪い。おまけに、これだけシッカリしているのに耐荷重は2.5kgとなっています。ネジ型ピンは1個あたり耐荷重が5kgあると表示されていますが、私にはそこまで強力とは思えません。

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パンチングボード止め具セットとの比較

光/石膏ボード用パンチングボード止め具セットとダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン

次に、光の「石膏ボード用パンチングボード止め具セット」と比較してみましょう。こちらもネジが飛び出ているのではなく、受けるタイプです。

前述のダイソーの商品と同様、こちらもネジを受けるタイプのため厚みがあります。一方で、サイズはコンパクトで、価格はダイソーよりも安いくらいです。

ただ、ダイソーのネジ型ピンに比べると厚みがあり、全体的に大きく、価格は高くなります。耐荷重はひとつあたり5kgで同じですが、光のほうがピン4本留めでシッカリしています。

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金具用石こうピンとの比較

ダイソー/石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピンと八幡ねじ/金具用石こうピン

続きまして、八幡ねじの「金具用石こうピン」と比較してみます。現行商品の「金具用石こうピンLONG」よりも土台部分がコンパクトですが、ネジが突き出していて袋ネジで留めるという点ではダイソーのネジ型ピンと基本的には同じ構造です。

八幡ねじの金具用石こうピンはピン4本留め(現行品は6本留め)。旧型はネジがM4で耐荷重9kg、現行品はM3タイプが8kg、M4タイプが10kgとなっています(いずれもひとつあたり)。

数字以上に八幡ねじのほうがシッカリした印象で、なおかつネジ径が細いため、組み合わせ可能な金属製フックなども多いと思います。価格はダイソーの数倍ですけど、それに見合った信頼性はあるんじゃないでしょうか。

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壁面用差し込み型フックとの比較

小物入れにシールフックを貼り付けてベースに差し込む

プラ箱を石こうボード壁に引っ掛けるなら、セリアで販売されているまるきの「壁面用差し込み型フック」を使うという方法もあると思います。こちらは壁側をピンで留め、プラ箱側をシールフックで貼るかたちです。

シールフックの大きさが60×60mmなのでそれより大きなものである必要がありますが、穴あけの必要がない点がメリットです。貼り直しもできます。

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ナットつき壁面シールフックとの比較

ナットつき壁面シールフックでウォールシェルフ

ネジが飛び出ていると言えば、元林の「ナットつき壁面シールフック」。こちらは石こうボード壁に取り付けるのではなく建具や家具などに貼り付けて使用しますが、ダイソーのネジ型ピンと同様にフックやパンチングボードなどを引っ掛けることができます。

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以上の通りダイソーの「石こうボード用 壁面に取り付けできるネジ型ピン」を類似商品と比較してみたわけですが、コンパクトかつ2個で税込110円という低価格はすごく魅力的だと思います。ダメ元でも試してみようかなと思える価格ですよね。

一方で、八幡ねじの金具用石こうピンと比較すると信頼性はイマイチ。やはり3点留めだとグラグラします。また、ネジが太いので使い勝手が悪く感じられるところもあります。

なので、ダイソーのネジ型ピンを使うなら、パンチングボードや壁側の面が大きいプラ箱などに対して4ヶ所留めにするのが妥当かなと思います。4ヶ所留めても税込220円ですから安いですよね。「所詮は百均」ではなく、状況に応じて使い分けると良いでしょう。

信頼性重視なら八幡ねじ

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この記事を書いた人

600軒以上を訪問して片づけの悩みを解決し、1千点以上の収納グッズをレビューした実績を持つ収納のプロ。
2002年に日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20余年。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝などメディア出演多数。
100均から高級家具に至るまで、使いやすさとコスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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