前回に続き、今回も山崎実業の新商品をご紹介します。
今回ご紹介するのは「マグネットアンブレラホルダーsmart(スマート)」。「あれ、スマートのマグネット式の傘立てって今までもあったよね?」と思われた方はなかなかの通ですね。
実は今回の新商品は従来品の弱点を補ったものと言えます。
※この記事は2019年4月17日時点の情報に基づいています
山崎実業・マグネットアンブレラホルダーsmart
こちらが新商品の「マグネットアンブレラホルダーsmart」です。ホワイト(4482)、ブラック(4483)の2色展開となっています。
この写真では従来品との違いが分かりにくいと思います。従来品は上下のパーツがセパレート式だったのが、新商品は上下のパーツが繋がっているのです。
一体式なのでズレない
従来のセパレート式は傘の長さに応じて位置の調整ができるというメリットがありました。材料代も節約できて価格を抑えられるというメリットもあったことでしょう。
一方で、傘の出し入れをするたびにズレてしまうというデメリットもありました。スチール製のドアの表面にエンボス(凸凹)がある場合はなおさらくっつきいくいということもあったと思います。
新商品は一体式でズレにくく、おまけにドアに接する面が広くて強力に貼り付けられるというメリットをもたらします。
山崎実業・マグネットアンブレラスタンドsmart
ちなみに、こちらが従来品の「マグネットアンブレラスタンドsmart」です。上下分離式のため、どうしてもズレちゃいやすいのですね。特に長傘を引き抜くときはかなり高い位置まで持ち上げなくてはならないため、傘の先が引っ掛かってズレやすくなってしまいます。
ちなみに、新商品は「アンブレラホルダー」、従来品は「アンブレラスタンド」。毎度ながら、商品名の違いが分かりにくいです(苦笑)品番はホワイト(7365)、ブラック(7366)となっています。
山崎実業・マグネットアンブレラスタンドtower
デザイン的には「マグネットアンブレラスタンドtower(タワー)」のほうが近いです。こちらもホワイト(7641)とブラック(7642)の2色があります。新商品と同様にスチール製ですが、フック(2ケ)は付属しません。
3商品の比較
商品名 | サイズ(mm) | 材質 | 税込価格 |
---|---|---|---|
アンブレラホルダーsmart | W150×D200×H630 | スチール | 3,240円 |
アンブレラスタンドsmart | (上)W188×D50×H50 (下)W188×D50×H80 |
ABS樹脂 | 1,119円~ |
アンブレラスタンドtower | (上)W160×D50×H50 (下)W160×D50×H80 |
スチール | 1,781円~ |
たぶん新商品の「アンブレラホルダーsmart」の奥行の表記は間違っていると思います。それはともかくとして、新商品はABS樹脂製の「アンブレラスタンドsmart」の3倍近く、スチール製でセパレート式の「アンブレラスタンドtower」の2倍近い価格となっています。いくらズレにくいほうが良いと頭では分かっていても、この価格差は結構イタイですねー(苦笑)
ともあれ、従来品への不満を感じさせかねない一体式の新商品を投入した山崎実業は立派です。価格はちょっと高いですが、消費者としては選択肢が増えたということで素直に喜びたいと思います。
なお、山崎実業には同様のマグネット式のアンブレラスタンドが他にもあります。デザインの好みや予算に応じて最適なものを選んでください。
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