山崎実業の「Plate(プレート)」や「AQUA(アクア)」はシンプルなデザインで人気の高いシリーズです。そのため、ほとんど値引きがないにもかかわらず、多くのホームセンターやインテリアショップで扱われています。
ジェネリックな商品ばかり扱われていると思われがちなニトリでも山崎実業の商品が扱われていました。しかし、さすがに「おねだん以上」ではないと判断されたのでしょうか。ニトリのプライベートブランドである「DAY Value」を冠してオリジナル商品化されました。
※この記事は2019年10月18日時点の情報に基づいています(2023年5月29日一部更新)
山崎実業「プレート」→ニトリ「フラット」
スチール製のキッチン収納小物を中心に展開している山崎実業の「PLATE(プレート)」が、ニトリでは「FLAT(フラット)」として展開されることになりました。もちろん、パクリではありません。まったく同じ商品をパッケージと商品名だけ変えたわけでもなく、どうも微妙に変わっているのです。
たとえば上写真のニトリの「ポリ袋エコホルダーFLAT」は山崎実業「ポリ袋ホルダーPlate」とほぼ同じサイズでありながら、上方に伸びる4本の棒の形状は「ポリ袋エコホルダーL TOWER」のようにフラットです。それでいて、価格はamazonで買うのと同程度で、「おねだん相当ニトリ」となっています。
なお、ニトリのFLATシリーズはポリ袋エコホルダーを含めて現在23アイテムが揃っています。また、プレートはホワイト色が基本ですが、フラットは一部商品でホワイト、レッド、グレーの3色展開となっています。
山崎実業「アクア」→ニトリ「アクート」
ABS樹脂などを主材とした山崎実業のシンク周り用品「AQUA(アクア)」は、ニトリでは「ACUTO」と商品名を変えて販売されます。こちらは「アクア」を文字って「アクト」かと思いましたが、おそらくはイタリア語で「アクート」と読むのが正しいのだと思います。「鋭い」「激しい」といった意味のようです。
それはさておき、ニトリのアクートはフラットと違って金型を作るのが大変だからか、基本的にアクアとディテールが同じようです。微妙に変えている可能性は否定できませんが、パッと見た感じは同じで全5アイテムをラインナップしています。
それでもカラバリは若干違っていて、たとえば「水切りバスケットAQUA」がホワイト、レッド、グリーンの3色展開なのに対し、ニトリのアクートはグリーンに代えてグレーを展開しています。価格も楽天市場でアクアを買うのと同程度です。
実のところ山崎実業は「TOWER」や「Plate」や「AQUA」などのブランドを巧妙に使い分けて同じ商品を別の商品名で販売することで、違いがあるのかないのかが消費者に分からないようにしています。ニトリでも今のところプレートとアクアの残りとフラットとアクートが売場に混在しており、私にもちょっと把握しかねるところがある状態です。
もし何かしら大きな違いに気づかれた方は、是非ご一報ください(笑)
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