先日、息子がウォークインクローゼットの枕棚に置かれた「圧縮BOX 組ふとん用」を引っ張り出そうとしたところ、上写真のように激しく破れてしまいました。これまで紫外線の影響があるような場所に置いたつもりはないのですが、10年も経つと不織布が劣化してしまうのでしょう。
ふとん圧縮BOXも衣類収納袋もほとんどが不織布です。衣類収納袋ならビニール製のものもありますが、さほど丈夫とは言えません。
そんなわけで、「仕方ないことなのかな…」とあきらめかけていたところ、丈夫そうな衣類収納袋を見つけました。今回はそのレビューをお届けしたいと思います。
bon moment・たためる衣類収納ケース
今回ご紹介するのはアンジェのオリジナルブランド「bon moment(ボンモマン)」の「引き出しやすい たためる 衣類収納ケース」という商品です。たためるというよりは、届いた時点で既にB4サイズくらいに折り畳まれています。
2サイズ×2カラー展開となっており、今回は幅50×奥行32×高さ28cmのボックス型、グレー色をチョイスしました。ほかに幅68×奥行32×高さ14cmの薄型、アイボリー色が選べます。
不織布じゃないポリエステル製で丈夫
こちらの衣類収納ケースの素材はポリエステル100%です。ただ、その表記だけでは不織布かどうかの判断ができませんでした。ポリエステルは不織布の原料として使われることも多いからです。
でも、実物を見れば不織布ではないことは明らかです。リュックサックなどによく使われる素材感となっています。縫製も一般的なバッグのように丁寧だと思います。
コーティング加工された裏地
生地の裏地はコーティング加工されており、まさしくリュックサックやバッグのような質感です。しかしながら、コーティングは表地とほとんど違いが分からないほど薄く、ゴワゴワしているわけではありません。
ジャケットやニットの収納に最適なサイズ
幅50×奥行32×高さ28cmのボックス型は、紳士物のダウンジャケットやニットを収納するにも十分な内寸です。毛布やシーツを収納することもできます。
ボックス状にして枕棚の上に置いてみた
衣類を収めてウォークインクローゼットの枕棚の上に置いてみました。奥行45cmの枕棚だとちょっとハミ出す格好になりますが、特に気にならないレベルです。
長辺側の中央には帯状の持ち手が設けられている一方、短辺側にはないのがちょっと残念なところ。中身を示すラベルを収納可能なポケットがあっても良かったかなと思ったりもします。
MSCふとん収納袋より一回り小さい
東和産業の「MSCふとん収納袋」と並べて比較してみました。長辺はいずれも50cmですが、短辺と高さはMSCふとん収納袋のほうが一回り大きいです。なお、MSCふとん収納袋はポリプロピレンの不織布でできており、長辺、短辺ともに、持ち手が付いています。
丈夫なので無理矢理でも詰め込める
ボンモマンの衣類収納ケースは一回り小さいものの、MSCふとん収納袋に目いっぱい詰め込んでいた毛布などをそのまま押し込むことができました。不織布ではなく、縫製もシッカリしているからこそと言えるでしょう。
MSCふとん収納袋が通常税込1千円程度から、それに対しボンモマンの衣類収納ケースは同2,200円。価格は倍以上ですが、この質感と丈夫さならアリだと思いますね。
というわけで、ボンモマンの「引き出しやすい たためる 衣類収納ケース」は不織布ではなくバッグの素材のような感じで期待通りでした。縫製もシッカリしていて、衣類や布団を詰め込んでも安心です。おまけに、見た目もとても素敵。これで税込2,200円はむしろ安いと私は思います。
強いてケチをつけるとすれば、薄型は奥行が32cmじゃなくて50cmだったら良いのにと思います。そうすればクローゼットにピッタリですからね。ついでに言うと、敷布団が入るくらいのサイズがあっても良いかもしれません。
今後、サイズバリエーションが増えることを期待しています。
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