
我が家では妻が、帝人の「敷パッド一体型BOXシーツ・クルミー」(リニューアル前)を愛用しています。上面はもちろん側面まで毛布のように厚くて、ふわっふわでとても気持ちが良いです。
ただ、難点もあります。冬に使うものなので、洗濯すると寒空ではなかなか乾きません。また、厚みがあるためマットレスに湿気がこもりやすくて、ポケットコイルマットレスの表層のウレタンが想定以上に早くヘタってしまった可能性があります。
それならボックスシーツではなく敷パッドなら良いのでは?
そう考えて、クルミーの敷パッドを試してみることにしました。
帝人・敷パッド「クルミー」

帝人アクシアの「敷パッド Curume(クルミー)」はこのような巾着バッグに入っています。
最近はこういうちょっと良さげな収納袋に入っている寝具や衣類が多いですね。おかげで、手元にどんどん溜まっていきます(苦笑)
ボリュームたっぷり

クルミーの敷パッドはシングルからワイドキングまで6サイズ、カラーは8色から選ぶことができます。私は今回、シングルのライトグレー色をチョイスしました。
敷パッドとは思えないくらいボリューム感があって、とてもやわらかくて心地良い肌触りです。
裏表ともポリエステル100%

表地はポリエステル100%のマイクロファイバー、裏地もポリエステル100%ですが平織の生地です。同じ原料でもこれだけ違う質感のものにできるってスゴイなーと感心することが最近は多いです。
ちなみに、裏側には4隅にゴムバンドが付いています。
思ったよりボリューム感がない…

クルミーのBOXシーツと並べて質感を比較してみたところ、敷パッドは期待したほどボリューム感がないことに気づきました。ポリエステルとレーヨンの中綿が入っているのでニトリの「Nウォーム」よりは厚みがあるものの、毛布と同じくらいのボリュームがあるBOXシーツと比べてしまうと、ごく普通の冬用敷パッドという感じです。
気持ち良いが、さほど暖かくはない

クルミーの敷パッドで寝てみたところ、「はて?」と思いました。BOXシーツと比較すると、さほど暖かく感じられないのです。
これはおそらく敷パッドのほうが厚みが少なく、毛足が短いからでしょう。毛足が短いため、繊維の隙間に滞留する暖気が少ないのだ考えました。
吸湿発熱繊維ではない

クルミーの敷パッドは吸湿発熱繊維ではないので、ニトリの「NウォームSP」や以前に私がamazonで購入したSTWIENER「マイクロファイバー マットレスカバー」と比較すると、暖かさが物足りないんですよね。
吸湿発熱繊維のシーツだと、秋は汗ばむくらいに暖かいです。一度それを体感してしまうと、クルミーの敷パッドはただの気持ちが良いシーツだと感じさせられてしまいました。
洗濯したら変化が!

1週間ほど使ってそのように感じていたわけですが、洗濯してから印象が大きく変わりました。洗濯する前よりも暖かく感じられるのです。
おまけに、手触りもアップしているように思います。これが事実なら、洗濯したことでボリューム感が増し、マイクロファイバー繊維の隙間に暖気をキープしやすくなって、これまでより暖かく感じられるようになったのだと解釈できます。
そのようなことは商品説明に一切書かれていないんですけどね。目視でも違いが分からないので不思議です。
ゴムバンドは楽で良い

ともあれ、敷パッドは4隅のゴムバンドで留めるだけなので、ボックスシーツに比べるとベッドメイクが楽で良いです。ベランダにもフラットに干しやすくて、おまけに乾くのも早いように思います。
これまで私は見た目重視でボックスシーツを選んでいましたが、これからは家事が楽な敷パッドのほうが良いかなと考えを改めました。価格もたぶん安上がりですものね。
という感じで、今回は帝人アクシアのクルミー敷パッドのレビューをお届けしました。
クルミーのBOXシーツと比較すると当初はふわっふわ感が物足りなく、暖かさもNウォームなどに劣ると感じました。しかし、洗濯することで事態は一変。さすがにクルミーのBOXシーツに比べるとボリューム感は劣るものの、手触りはとても気持ち良く、暖かさも十分だと思います。
また、ゴムバンドで留める敷パッドなのでベッドメイクがとても楽です。マットレスの側面を塞がないので、マットレスの通気を妨げる心配がないのも良いと思います。おまけに洗濯した際にBOXシーツより乾きやすいのも助かるところです。
いやはや、さすがクルミー。結果的に、期待を裏切らないクオリティーでした。
関連記事








コメント