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タンスのゲン「低反発+高反発ウレタン」二枚重ねでトッパーマットレスに

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歳をとってくると、若いときと同じようにはいかないことが増えてきます。それは自分の親を見れば明らかです。途中までは「まだまだ若い!」と言っていても、一回転んだが最後、急に老け込んでしまったりします。

歳を取れば布団の上げ下ろしも大変です。だからベッドにするわけですが、マットレスの上下の向きを変えたり陰干しするのも楽ではありません。

そこで私は考えました。マットレスが二枚重ねの「トッパー仕様」なら1枚もののマットレスよりも楽にメンテナンスができるはずです。また、スプリングが入っていない「ウレタンマットレス」なら処分の際に分解する必要がありません。

その考えに基づいて、タンスのゲンの低反発高反発のウレタンマットレスを重ねて使ってみることにしたのです。

※この記事は2020年5月28日時点の情報に基づいています(2023年5月27日一部更新)

 

圧縮梱包された高反発ウレタンマットレス

タンスのゲン・20cm厚高反発ウレタンマットレス

低反発も高反発も基本的には同じですが、ご覧の通り圧縮梱包です。しかし、20cm厚でも容赦なく2つ折りにしてから巻いて圧縮してあります。

8cm厚低反発 on 20cm厚高反発

タンスのゲン・低反発ウレタン8cm+高反発ウレタン20cmマットレス

それでもちゃんと元に戻ります。8cm厚の低反発ウレタンマットレスを上に重ねれば、トータルで28cm厚のトッパー仕様の二層式ウレタンマットレスの完成です。

ちなみに、28cm厚にしたのは他の3枚のマットレスがいずれも厚み30cm弱で、それらと揃えたかったからです。8cm厚の低反発ウレタンだけでは少し底打ち感があるので下にマットレスを敷いたほうが良いですが、普通は10cm前後あれば十分だと思います。

 

寝心地さえ気に入れば最強

私はもともと8cm厚の低反発ウレタンマットレスを単体で使用していたので、寝心地にはとても満足しています。しかし、家族の評価はイマイチでした(苦笑)これまでの経験から言っても、低反発ウレタンはあまり女性に好まれないようです。

ニトリvsナフコvsマナベvsゲン!家族4人でマットレスを比較してみた
ニトリの「Nスリープ プレミアムP1-CR」、ナフコ21スタイルの「グランリーヴェTS-400」、マナベインテリアハーツの「ノンコイルマットレス プライム」、タンスのゲンの「低反発ウレタン8cm厚」+「高反発ウレタン20cm厚」、以上4種類のマットレスを家族4人がそれぞれ1週間試して比較のうえランキングしてみました。最も人気だったのはナフコ。包み込まれるような柔らかさです。

また、寝心地さえ気に入ってもらえば、このマットレスの組み合わせは素晴らしいです。2枚に分割できるので移動が楽。表面のカバーも外して洗えます。スプリングを含まないので処分が楽ですし、価格も2枚で2万円以下と激安です。

2023/05/27追記:現在の価格は2枚合わせて税込22,998円です。

 

高反発を上にしてみたら硬すぎた

タンスのゲンの低反発マットレスと高反発マットレスはそれぞれ単品でも使えます。というか、本来は単品で使ったり、一般的なマットレスの上に敷いて使うものです。

昨今は高反発が良いと言われることが多いことも影響してか、高反発マットレスを単品で使う人も多いです。それはレビューの件数や内容を見ても明らかです。

そんなに評判が良いなら試してみるかということで、高反発ウレタンを上にした状態を家族に試してもらったところ、家族全員が「これはないわー(苦笑)」という反応でした。ショッピングセンターなどのキッズコーナーに敷いてあるウレタンマットレスに寝るのと同じ感じですね。寝心地の好みというのは本当に千差万別だと改めて思い知らされました。

 

というわけで、高反発ウレタンマットレスの上に低反発のを重ねるというのは私はアリだと思います。1ヶ月も使っていると良い感じに馴染んできて更に寝心地が良くなってきた気もします。

おまけに2枚重ねなので1枚ずつ移動させるのが容易。カバーも洗えるし、処分するときも楽だし、価格も安いなんて、言うことなしです。おまけに、トッパーがヘタってきたらそれだけまた買い替えれば良いので経済的です。低反発と高反発のどちらが向いているのかよく分からない人は、上下を入れ替えることで試すこともできます。

ただし、あまり女性好みではなく、体がゴツゴツした男性や体重のある人向けかもしれません。市販のマットレスでは軟いと思う場合は試してみる価値があるのではないでしょうか。

 

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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