前回は冷蔵庫の扉にいろんなペンなどをくっつけてしまえる「ピタグリップ」を紹介しました。
これは便利です。普段使っている好みのペンをマグネットで冷蔵庫の扉などにくっつけることができるんですから。
一方で、ペン以上にキッチンでの収納で悩ましいのがセロハンテープやマスキングテープです。特に昨今はマスキングテープが普及したこともあって、とりあえず食器棚の引出しにつっこんでいたりすることも多いのではないでしょうか。
というわけで今回は、キッチンでセロハンテープやマスキングテープの収納に役立つ収納グッズと申しますか、冷蔵庫の扉に磁石でくっつけて収納できるグッズを3つ紹介したいと思います。
※この記事は2017年7月13日時点の情報に基づいています
ニトムズ・キッチン便利テープ M2420
まずはもっとも先輩格の商品から紹介しましょう。ニトムズの「キッチン便利テープM2420」はデザインこそパッとしないものの、定評のある商品です。
なくなれば補充ができる専用のテープは油性ペンだけでなく鉛筆でも書くことができ、食品のラベリングに使うことができます。もちろん、セロハンテープのようにお菓子の袋の封をすることもOKです。
なお、以下に紹介するラカットと異なり、テープを横向きにセットするようになっているため、あまり出っ張らないのが特徴と言えます。スチール面への接地面積を広くしてできるだけ強くくっつくようにする効果も狙っているのでしょう。
サンスター文具・マグネット付き テープカッター ラカット
サンスター文具の「マグネット付き テープカッター ラカット」は、テープディスペンサーをそのまま壁面に貼り付けたようなスタイルです。前述のニトムズのキッチン便利テープがテープをねじって引き出すのに比べ、テープを自然に引き出しやすいと言えるでしょう。
一方で、ラカットはキッチン便利テープよりも壁面に取り付けた場合の出っ張りが大きくなります。キッチン便利テープが37mmに対し、ラカットは63mm。63mmといったら5インチのスマホの短辺と同じくらいなので、かなり出っ張り感が強いですよね。
そういうこともあってか、ラカットは刃の部分が体に当たってケガをしないように、安全キャップが付属しています。
ニチバン・ワザアリテープ DearKitchen
昨年発売されたニチバンの「ワザアリテープ DearKitchen(ディアキチ)」はもっとシンプルな構造で、テープの側面に磁石が付いており、テープをそのまま冷蔵庫の扉に貼り付けてしまうというスタイルです。
そのため、出っ張りは25mmで済みます。一方で、両手を使わないとテープを切ることができません。そのあたりは前述2アイテムのほうが便利と言えます。
個人的にはそんなことよりも、もうちょっと柄が何とかならなかったのかと思います。無地とか、もっとシンプルなほうが良いと思うのですが…。
ちなみに、ワザアリテープは手で切れるのでテープカッターが必要ありません。磁石が付いた芯をテープを挿し込むシンプルな構造なので、テープの芯のサイズさえ合えば市販のマスキングテープをセットすることもできると思います。
また、キッチン便利テープやラカットもサイズさえ合えば市販のテープをセットすることができます。ただし、キッチン便利テープはテープを半回転させて引き出す構造なので、粘着力の強いセロハンテープだと片手で押さえないとうまく切れないと思います。
三者三様、いずれも良いところを持ち合わせていますので、好みに合わせて選んでもらえると良いのではないでしょうか。
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