前回は押入れにコミック本や雑誌を収める方法について問題を出しました。
【関連】【収納の問題です】押入れにコミック本や雑誌を収納する方法として適切なものを選びなさい
そこでは、”カラーボックスを使ってコミック本や雑誌を収める場合も、すき間なくキッチリ収めようとすると、まずうまくいきません。”と申し上げましたが、そういう説明では脱力感しか残らないので、改めて押入れにピッタリサイズの本棚を作る方法を5つ紹介したいと思います。
【参考:我が家の場合】押入とクローゼットの中身をほぼ総入れ替え!<(`^´)> -2-
カラーボックス+カラーボードを使う
アイリスオーヤマのカラーボックス(CBボックス)2つに専用棚受金具を取り付け、ホームセンターでカットしてもらったカラーボード(カラー化粧板)を乗せます。
注意点としては、カラーボックスは縦置きにしないと連結棚をセットできないこと。専用の連結棚と違ってカラーボードはカラーボックスとは奥行が異なること(カットして調整することが望ましい)。幅は極力短くしないと本の重みでたわむ可能性が高いこと(幅45cm以下に抑えるのがベター)などが挙げられます。
カラーボードで完全自作する
前述のようなややこしいことを考えるくらいだったら、自分でちょうど良い大きさと構造の本棚を設計して、カラーボードで作ってしまったほうが早いかもしれません。
ホームセンターでカラーボードをカットしてもらい、40~45mmの木ネジでそれらを連結して本棚を作ります。基本的にはそれだけのことですが、設計の知識とネジ留めの技術が必要です。
パイン材の板とレッグポストで自作する
カラーボードだけで自作するよりはパイン材の板とレッグポストを使ったほうが設計は楽です。
ただしカラーボードだけで作るよりは棚板の位置などの自由度は下がります。また、レッグポストは幅があるため、正面から見て隠れる部分が多くなるうえに、側板がないので本を立て掛けるにはちょっと工夫が必要になります。
ちなみにレッグポストを棚の側面側に取り付ける人がいますが、その構造では強度不足となります。レッグポストは必ず上写真と同じ向きに取り付けるようにしましょう。
ルミナスラックのポール径19mmシリーズを組み合わせる
完全サイズオーダーとはいきませんが、ルミナスラックのライトシリーズ(ポール径19mm)であれば基本的に幅も奥行も5cm刻みで棚板が用意されているため、ほぼジャストフィットの本棚を作ることができます。しかも組み立てはポールを挿し込むだけなので簡単です。
ルミナスラックを使えば、木製棚と違って耐荷重の心配もありません。キャスターやディバイダーなどのオプションパーツも豊富なので、手軽にカスタマイズしやすいのもメリットです。
エースラックをサイズオーダーする
一番頭を使わずに、しかも使いやすいピッタリサイズの本棚を手に入れる方法は、エースラック(カラーラック)を使う方法だと思います。幅1cm単位でサイズオーダーが可能。奥行は3サイズ。既製サイズと組み合わせれば予算も抑えられます。
エースボックスは一般的なカラーボックスと違って棚板の高さを調節しやすいのもメリットです。一方で、台輪があり、高さも特に押入れ下段に収める場合はやや中途半端です。
以上、押入れにピッタリサイズの本棚を作る方法を5つ紹介しましたが、いずれも一長一短と言えます。ただ、押入れの内部に置くわけですから、あまりコストを掛けるのももったいないと思います。コスト重視であれば1番目のカラーボックスを使った方法、とにかくこだわりたい&腕に自信がある人は2番目のカラーボードで自作する方法、できるだけ手間を掛けずに使いやすさも重視したい人は5番目のエースラックを使う方法がオススメです。
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