ディアウォールよりもシッカリと突っ張ることができ、オシャレでかわいくDIYができると評判の平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)」。床と天井の距離を測って最適な長さにカットした2×4(ツーバイフォー)材と組み合わせて設置するだけで、簡単にDIYで壁面収納を作ることができます。
ただ、2×4材は本来、建築用の構造材です。どこのホームセンターでも買えますし、ホームセンターによっては指定した長さでカットしてくれるとは言え、大工のオッサンに混じってホームセンターで買うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
また、ラブリコを使って壁面収納を作ってみたいと思っても、いったいどんなものを作れば良いかと悩んでしまう人もいらっしゃることでしょう。
そんな方にピッタリな、ラブリコと、指定の長さにカットした2×4材と、テレビ壁掛け金具がセットになった、「テレビ壁掛け金具セットWOODY(ウッディ)WDY-117」が発売されました。
※この記事は2017年8月18日時点の情報に基づいています
エモーションズ・テレビ壁掛け金具セットWOODY
「テレビ壁掛け金具セットWOODY(ウッディ)WDY-117」を発売したのはエモーションズという会社で、先日紹介しました石膏ボードにテレビを壁掛けできる「ワンプッシュ壁ロックOP117-S」と同じ会社ですね。
ラブリコを床と天井の間に突っ張るためにはその距離に合わせた2×4材が必要になります。こちらのテレビ壁掛け金具セットは、床から天井までの長さを計って発注すれば、ちゃんと最適な長さにカットして届けてくれるのです。
それだけではありません。ホワイトまたはブランいずれかのラブリコを選べるうえに、2×4材もホワイトまたはブラウンに塗装した状態で発送してくれるのです。
ちなみに、写真を見るとブラウンは木目がハッキリ見える一方で、ホワイトは木目が見えない状態のようです。DIYであればいずれも水性を使うことが多いものの、こういった商品の場合は乾燥が早いラッカー系の塗料を使っているんじゃないかと思います。
前述の通り2×4材は構造材であるため、木目は美しくありません。DIYっぽさを前面に出したい場合はブラウンを選ぶのが良いと思いますが、そうでなくて壁がホワイト系の場合はホワイトを選んだほうが無難でしょう。
なお、「ワンプッシュ壁ロックOP117-S」は石膏ボード壁に直接取り付ける構造であるため、耐荷重の問題がない26~42インチ用だけでしたが、こちらのセットには37〜65型テレビ対応のセット(WDY-117M)もあります。
ただし、日本の住宅の多くは吊り天井ですので、床と天井を突っ張ると天井が持ち上がってしまう場合があります。また、カーペットや防音性能の高いフローリングの場合は天地を突っ張ると床面が沈み込む場合があります。
天井が持ち上がったり床面が沈み込むと、期待した安定感が得られない可能性があり、その場合はテレビごと手前に倒れてきてしまう可能性もあります。実際に突っ張ってみないと分からないものの、不安に感じる場合は「ワンプッシュ壁ロックOP117-S」を使ったほうが無難ではないかと思います。
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