アマゾンと言えば、もはや生活インフラの一部と言っても過言ではないかと思います。しかし配送の度に処分することになるアマゾンのダンボール箱。これを有効活用できないものかと思う人も多いことでしょう。
そこで今回、収納のプロとしてアマゾンのダンボール箱の収納のポテンシャルの高さを検証してみることにしました。
amazonダンボール箱のサイズ
アマゾンから届くダンボール箱には各種サイズがありますが、今回は収納に活用しやすく、比較的届く頻度が高い2つのサイズについて検証したいと思います。左がXM05サイズ、右がXL06サイズです。それぞれのサイズは以下の通りです。
XM05サイズ(上写真左)
- 外寸:W330×D254×H122mm
- 内寸:W325×D248×H110mm
XL06サイズ(上写真右)
- 外寸:W410×D317×H215mm
- 内寸:W405×D312×H205mm
それぞれは実測値で、個体差があると思われます。
ちなみに、XM03、XM04、XM10、XM13サイズは、XM05サイズとほぼ同じです。また、XL02サイズはXL06サイズとほぼ同じサイズとなっています。なお、アマゾンのダンボール箱には、XMサイズ、XLサイズのほかに、XXサイズ、XYサイズ、XZサイズが存在しますが、必ずしもそれぞれの底面積が同じというわけではありません。おおむねXM<XL<XXと言えそうですが、XYサイズおよびXZサイズは特殊サイズ(細長い形状など)のようです(すべて当方在庫にて確認)。
【底面】XM05は雑誌サイズ、XL06はB4サイズ
まずはそれぞれの底面の大きさから見てみましょう。いろいろ試してみたところ、XM05は雑誌サイズ(A4変形)、XL06はB4サイズと見るのが最適という結論に至りました。まあこのくらいは想定通りですね。
【側面】XM05は文庫本サイズ、XL06はB5サイズ
今度は側面の大きさについて見てみましょう。XM05は何とも中途半端で難しいところなんですが、フタをしなければ文庫本や新書であれば立てて並べることができます。もちろんコミック本もOKです。CDケースはギリギリでアウト(不織布製ならOK)。
XL06は普通にB5サイズが収まります。B版ってあんまり出番がないんですけど、XL06サイズはB版の収納に最適と言えるでしょう。
XL06サイズはパッケージDVDや単行本もOK
XL06はB5サイズが収まるということで、B6サイズももちろんOKです。パッケージDVDや単行本を立てて収めるのにピッタリ。積み重ねてもOKですね。パッケージDVDがOKということで、ブルーレイディスクはもちろん、Wii、Wii U、プレイステーション4、XboxなどのゲームソフトパッケージもOKです。
XM05サイズはカラーボックスにほぼピッタリ
ここまでamazonダンボール箱とそれに収めるモノとの親和性について検証して参りましたが、今度は収納家具との親和性について検証してみましょう。
結論から言って、XM05サイズはカラーボックスにほぼピッタリと言えます。上写真はXM05サイズの上に、高さが半分程度のXM02サイズを2つ重ねた状態です。もちろんXM05サイズの2段重ねもOK。ちなみに使用したカラーボックスはアイリスオーヤマの「CX-3」です。
XL06サイズはメタルラックの奥行にほぼピッタリ
一方のXL06サイズはと言うと、一般的な奥行460mm程度のメタルラックにほぼピッタリと言えます。ただし残念ながら幅方向は中途半端で、たとえば915mm幅のメタルラックの場合は普通にamazonダンボール箱を2個を並べて、その横に1個を横向きに置くとちょうど良い寸法となります(つまり2.5個並ぶ)。
ちなみに幅595mmのメタルラックの場合はamazonダンボール箱のXL06サイズが1.5個、幅1215mmの場合は3.5個並ぶ計算です。
ピッタリ収まらないと気持ちが悪いかもしれませんが、家の中にあるモノなんてほとんど大きさが異なりますので、ピッタリでない部分はポジティブに「ゆとり」であると考えていただければ良いでしょう。
amazonダンボール箱に収めるモノ、amazonダンボール箱を収める収納家具。それぞれの親和性を理解しておけば、収納する際に便利ですね。節約&簡単収納にも一役買います。是非ご活用ください!
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