わたくし収納マンは安いものが大好きです。テレビ通販などで気になる商品があれば、楽天市場やamazonで同じようなものを探してしまいます。
ただし、別の商品なら価格は違って当然です。一般的に高性能なものほど価格が高いのは当たり前。逆に、機能を絞ることで安くなっているものもあります。
前回ご紹介した「6in1コードレス高圧洗浄機18000mAhバッテリー付きSQ-8107」にも価格が少し安い姉妹商品のようなものがあります。なんだか夢〇ループで売ってるコードレス高圧洗浄機に似た商品です。そこで、安いほうも試してみることにしました。
コードレス高圧洗浄機10000mAhバッテリー付き
今回ご紹介するのは「コードレス高圧洗浄機10000mAhバッテリー付き(SQ-8106)」という商品です。高圧ホースなどは共通化されており、一見すると大きな違いは見受けられません。いったい、どのような違いがあるのでしょうか。詳しく見てみたいと思います。
18000mAhとの比較
キャリングケースの大きさが違う
まず、ほぼ同じものに見えたキャリングケースはサイズが異なります。前回の18000mAhのほうは幅広で薄く、10000mAhのほうが幅がコンパクトな一方で厚みがあります。もっとも、容量は同じくらいです。
本体の形状が違う
本体の形状も異なります。ただし、機能や構造に大きな違いはありません。
むしろノズルのほうに違いがあり、18000mAhのほうが大きく、10000mAhのほうがコンパクトです。10000mAhのほうは夢グ〇ープの商品に似たノズル形状です。
なお、重量は18000mAhのほうがバッテリー込みで約1560g、別で約850g、10000mAhのほうは同じく約1170g、約690gとなっています(収納マン実測、いずれもノズル込み)。
バッテリー容量が違う
数字で呼び分けている通り、バッテリー容量が違います。今回紹介するものは前回のものよりも半分近く容量が小さいです。10000mAhのほうが2000円以上安いわけですが、そのうち少なくとも1000円以上はバッテリー容量で説明がつくと思います。
ちなみに、バッテリーはテレコにしても使えます。互換性があると言えるでしょう。ACアダプタも同じものと思われます。
噴射モードが違う
18000mAhのほうの噴射モードは6つあり、フォームガンも用意されていました。10000mAhのほうはモードが2つとフォームガンです。これがまさしく夢グルー〇のものと同じです。
18000mAhのほうは回転式でモードの切り替えが容易でしたが、10000mAhのほうはノズル先端を差し替えなければなりません。また、フォームガンの噴出口は18000mAhに比べるとショボいです。
こういったところで1000円ほど価格が変わってくるのかなーと思うものの、微妙なところです。
ノズルが違う
一方で、18000mAhのほうはノズルが樹脂製なのに対し、10000mAhのほうは金属が多用されています。ノズル自体は10000mAhのほうが壊れにくそうです。
もっとも、本体はいずれも樹脂製のため、ノズルをセットした状態で衝撃が加われば、同じように壊れる可能性はあると思います。
水圧は同程度
10000mAh、18000mAhともに、300Wのモーターを搭載しています。そのため、コンクリートの汚れを落としてみると、同程度の成果となりました。
もっとも、スペック上の最大吐出圧力は10000mAhが3.0MPa、18000mAhは5.0MPaとなっています。結果から言うとそんなに違いはないと思うし、同程度のモーターを使っているなら違う数値が出るはずがないと思うのですが、真偽のほどは分かりません。
以上の通り、基本的には10000mAhのほうはバッテリー容量を少なくするとともに、噴射モードを2つに絞ることで価格を抑えたと言えるでしょう。
その差は2,320円。約24%の価格差です。微妙なところですねー(苦笑)
ただ、18000mAhのほうなら60分間使えることになっています。それで言うと10000mAhのほうは約33分です。ちなみに、夢〇ループで売っているものはバッテリー容量が明示されていませんが、カインズなどで販売されている同形状のものは1500mAhとなっています。これだと5分しか使えないという計算です。
ともあれ、使っていくうちにバッテリーは劣化して使用可能時間が短くなると思われます。また、30分程度では洗浄作業の途中で中断せざるを得ないことも出てくるでしょう。おまけに、噴射モードが少なく、切り替えも面倒です。
そう考えると、やっぱり18000mAhのほうが良いのではないかと私は思います。
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