ルミナスラックなどのスチールワイヤーシェルフは汎用性が高いうえにコスパが良く、様々なシチュエーションで使うことが可能です。しかしながら、汎用性の高さが逆に仇となって、自分でパーツの組み合わせを考えないといけないとか、使用イメージが湧かないという意見もあったかと思います。
それで私はかねてから使用シーンをもっと明確にしたセット品を販売すべきとドウシシャに進言して参りました。その甲斐あってか、最近は「ルミナス・ノワール」や「エリソンラック」にゴミ箱を収納可能なキッチンラックやランドリーラックが登場しています。
このたび、さらに踏み込んでキッチン収納に特化したシリーズが発売されました。それがホワイトカラーを基調とする「ルミナス ラテ」シリーズです。
※この記事は2022年12月8日時点の情報に基づいています(2023年7月18日一部更新)
ドウシシャ・ルミナス ラテ
このたび発売されたドウシシャの「ルミナス ラテ」シリーズはルミナス・ノワールをホワイトにした感じとも、エリソンラックのホワイト色をキッチン向けにアレンジした感じとも言えます。
上写真の「背面ディスプレイ付ラック」はラダー状の背面ボードが付いており、そこに付属のハンギングシェルフやフックなどを掛けて使い方をアレンジできるのが特徴です。ノワールの「キッチンラック2段」とはまたちょっと印象が異なりますし、エリソン「キッチンラック」よりも使い勝手にこだわりを感じる構成となっています。
壁面突っ張りラックもあり
ノワールの「L字脚 壁面収納突っ張りラック」をホワイト色にアレンジしたような「壁面突っ張りラック」もあります。
しかしながら、単純に色を変えただけではないようで、ノワールでは幅61cmと幅81cmの2サイズなのに対し、ラテは幅45cm、65cm、85cmの3サイズ。しかも、微妙に幅が異なります。
φ25mmに加えφ19mmも
ルミナス ラテは冒頭の背面ディスプレイ付ラック、次の壁面突っ張りラック、そしてゴミ箱上収納ラック、それぞれ幅3サイズずつラインナップしています。これらはポール径25mm。
一方で、ポール径19mmのものもあります。食器棚やシステムキッチンの奥行に合わせた約45cmないし60cmの「すきま収納ラック」がそうです。
加えて、棚板やキャスター、延長ポールも用意されています。スタートとしては十分なラインナップではないでしょうか。
ちなみに、ルミナスカラーラック以外で最初にホワイト色が採用されたのは「ルミナスホワイト」というシリーズでした。今から5年前の話です(現在は廃番)。
ルミナスホワイトもキッチンや洗面脱衣所での使用を想定したものでしたが、ポール径19mmと12.7mmのラインナップで脇役という感じでした。しかし、今回のルミナスラテはポール径25mmのラックがメインで、主役級として使えるラインナップです。
キッチンだけでなく洗面脱衣所やリビングダイニングでも使えそうですし、エリソンラックのホワイト色と並べても違和感はないと思います。エリソンラックも売上好調のようですから、ルミナスラテも一緒にシェアを拡大してくれると良いですね。
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