ちょっと収納スペースを設けたいとき、でも3段カラーボックスではあんまりだと感じるときは、どんな家具を置いたら良いかと悩むことってありますよね。予算はそんなに掛けたくないし、IKEAを見てもちょっとサイズが大きすぎるという場合はなおさらです。
そんなときに最適なコンパクトな収納家具がアイリスオーヤマから発売されましたので、ご紹介したいと思います。
※この記事は2022年6月30日時点の情報に基づいています
アイリスオーヤマ・アイアンウッドキッチンキャビネット
このたびアイリスオーヤマから発売されたのは、「アイアンウッドキッチンキャビネットIWKC-590」という商品です。下台は扉付きの木製キャビネット、上台はアイアンフレームのオープンシェルフという構造です。こういうのって、ありそうで意外となかったんですよねー。
奥行約22cmの薄型
アイアンウッドキッチンキャビネットの奥行は21.6cmで、オープンシェルフの下段にA4サイズの雑誌がギリギリ収まるくらいの寸法です。
キャビネットは単行本×2段+α
キャビネット内には3.2cmピッチで高さを調節できる棚板が2枚備わっており、A5判の単行本を2段並べて余りあるくらいのサイズ感となっています。奥行内寸は17cmほどなので大きなモノは入りませんが、ちょっとした小物を収納するには便利でしょう。
ちなみに、オープンシェルフの上段もA5判の単行本が並ぶくらいのサイズ感となっています。
圧迫感がなく出し入れもしやすい
このアイアンウッドキッチンキャビネットが良いのは、側板や背板がないため圧迫感が少ないこと。また、全部を隠してしまうのではなく敢えてオープンにすることで「魅せる収納」に仕立て上げることができるというところです。
しかも、オープンシェルフなら目に付きやすく、サッと手が届きやすくて、使ったモノを元に戻すのも楽です。実用性という観点でも優れていると言えるのではないでしょうか。
キャビネットは「隠す収納」
一方のキャビネットは手が届きにくい高さで、何が入っているかがパッと見ただけでは分からず、しかも奥行が浅いので使い勝手は必ずしも良くないかもしれません。しかし、それで良いのです。収納家具を置いたからと言ってすべてを使いやすくするのは無理ですし、そもそもよく使うモノなんてごく一部しかないのですから。
なので、ここにはあまり使わないモノを適当に放り込んで隠してスッキリしてしまえばそれで十分なのです。
カラー3色展開
アイアンウッドキッチンキャビネットはウォームホワイト/ライトナチュラル、アッシュブラウン/ブラック、ブラック/アッシュグレーの3色展開となっています。木目の部分は天然木ではなくプリント紙ですが、十分にナチュラルな雰囲気を醸し出していますし、木目の良し悪しを心配する必要がなくて良いのではないでしょうか。
以上ご紹介した通り、アイアンウッドキッチンキャビネットは奥行が薄いだけでなく上部がオープンシェルフになっているため圧迫感が少ないというのが最大の特徴となっています。また、オープン部は魅せる収納として、またサッと手が届きやすい使い勝手の良いスペースとして活用できる一方、キャビネット部は隠す収納として活用することができます。
この仕様とサイズ感で税込9,878円というのは決して安くはないものの、競合となる商品は他にありませんし、選択肢としては決して悪くないと思います。商品名はキッチンとなっていますが、むしろリビングダイニングや玄関、洗面脱衣所などで活躍してくれそうです。
なお、アイアンウッドキッチンキャビネットを含むアイリスオーヤマの「HIROBIROシリーズ」は同じテイストの収納家具などが豊富にラインナップされています。よろしければ一度ご覧ください。
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