昨年(2014年)にヒットしたカインズホームの「キャリコ」。今年(2015年)も新バージョンが追加され、他社からも類似品がいくつも登場しました。その中でも個人的に最強だと思うのは天馬の「プロフィックス・カバコ」なのですが、これまで沈黙していたアイリスオーヤマがカバコを上回るかもしれないキャリコ型のスタックボックスを発売しました。
※この記事は2015年12月15日時点の情報に基づいています(2023年8月2日一部更新)
アイリスオーヤマ・スタックボックス扉付き
「さすがアイリスオーヤマ!そう来たか~!」と思わず唸ってしまいました。キャリコやカバコはポリプロピレン樹脂でできていますが、アイリスオーヤマの「スタックボックス扉付き」はカラーボックスと同じプリント紙化粧パーティクルボードでできています。
STB-400Dのサイズは幅約400×奥行約388×高さ約305mmで、カラーボックスの1段よりも奥行が100mmほど大きいサイズ。ベタ芯のパーティクルボードが箱状になっているため、重量は約5.3kgとちょっと重たいです。しかも組立式なので、苦手な人にはちょっと大変です。
その代わりと言ってはなんですが、耐荷重は約20kgとかなり頑丈です。ポリプロピレン樹脂じゃなくてパーティクルボードだから当たり前と言えばその通りですが、キャリコの最大8kgに比べればかなり頑丈と言えるでしょう。
そして改めて言うまでもなく、オシャレっぽい。プリント化粧合板なのでチープさは否めませんが、少なくともポリプロピレン樹脂よりは誤魔化しやすいです。また形状がナイスで、お部屋にリズミカルな印象を与えてくれることでしょう。
ラインナップ
- 幅40cmと幅20cmの2サイズ⇒幅60cmと幅30cm追加で4サイズ
- 扉付きと扉なしの2タイプ⇒扉なし廃番、引き出しタイプと棚板タイプが追加
- ブラウンとナチュラルのカラー2色⇒ホワイトが加わり3色
アイリスオーヤマのスタックボックスのサイズバリエーションは発売当時2サイズでしたが、2023年8月現在は幅20cm、30cm、40cm、60cmの4サイズ展開に増えています。これだけサイズバリエーションが増えているということは、スペースに合わせて選ぶ人が多いということでしょうね。
また、発売当初は扉なしのオープンタイプが存在したのですが、現在は廃番となり代わりに棚板タイプと引き出しタイプが追加されています。アイリスオーヤマのスタックボックスは扉が天板下のスライドインする構造のためオープンタイプの必要性はそれほど高くなく、むしろ棚板タイプのほうが使い勝手が良いかもしれません。
カラーもブラウンとナチュラルに加えて現在はホワイトが登場しています。カラバリが増えるということはやっぱり売れているということでしょうね。当初からこれは売れるだろうと思ってましたが、やっぱり私の目に狂いはなかったようです(笑)
カバコと同じくスライドインするフラップ扉
アイリスオーヤマのスタックボックスが素晴らしいのは、天馬のプロフィックス・カバコ同様に扉が内側にスライドインする構造だということです。扉が内側にスライドインするということは、開けっ放しにしても扉が邪魔にならないということです。
たとえば3段カラーボックスを普通に置くと、中のゴチャゴチャが見えてしまいます。それを隠そうと思ったら、インナーボックスを使って引出しのように使ったり、割りに合わない価格の扉を取り付けたり、カフェカーテンを取り付けるなどという不細工なことをしなければなりません。でもこの「スタックボックス扉付き」なら、普段は開けっ放し、来客時はクローズして隠すということが簡単にできちゃうわけです。
しかもキャリコよりも頑丈なので日用品を目一杯詰め込んでもOK。さらに1つ2,000~3,000円程度とまあまあ手頃な価格です。これはマジでスゴい!天馬のプロフィックス・カバコよりスゴいかもしれません。ひょっとしたらキャリコやカバコよりもヒットするかもしれないですね。
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