前回はKEYUCA(ケユカ)の仕切り板付きファイルボックス「Clotze収納ボックス」を紹介しました。
正直言って、私はファイルボックスに仕切り板が付いているという必要性はあまり感じません。しかし一方で、「引出式衣装ケースに仕切り板が付いていれば…」というご要望は少なくないと感じます。
実は「Clotze収納ボックス」には姉妹商品の「Clotze衣装ケース」という商品があり、これには専用の仕切り板が取り付けできるようになっているのです。
※この記事は2018年2月12日時点の情報に基づいています
ケユカ・Clotze衣装ケース
ケユカの「Clotze衣装ケース」はデフォルトでは仕切り板は付いていません。別売の専用仕切り板をセットすることで仕切ることができるようになっています。
前回紹介した「Clotze収納ボックス」同様に、引出し内部には仕切り板を固定するための溝があります。そのため、仕切り板を固定することができるのです。
Clotze衣装ケースはクローゼット用
商品名 | サイズ(cm) | 税込価格 |
---|---|---|
L18 | 44×55×18 | 1,296円 |
L24 | 44×55×24 | 1,620円 |
ケユカには新商品の「Clotze衣装ケース」以外にも、無印良品のPP衣装ケース同様リスが作っていると思われる「スタックシステムケース」があり、こちらは奥行35.5cmと50cmの2サイズがあります。
一方で「Clotze衣装ケース」は奥行55cmのみ。このサイズは基本的にクローゼット用とされるサイズです。
無印良品との比較
商品名 | サイズ(cm) | 税込価格 |
---|---|---|
小 | 44×55×18 | 1,190円 |
大 | 44×55×24 | 1,490円 |
深 | 44×55×30 | 1,790円 |
ここで幅奥行サイズがほぼ同じ無印良品の「ポリプロピレンクローゼットケース」(上表)と比較してみましょう。
まず、高さは無印良品のほうがラインナップが一つ多いです。セーターやフリースなど厚手のものを収納したい場合には無印良品のほうが最適と言えます。
価格は無印良品のほうが若干安いです。ケユカの「Clotze衣装ケース」は仕切り板ができるとは言え付属しているわけではなく、また無印良品は国産、ケユカはベトナム製であることを考えると、ケユカのほうが割高に感じます。
また、無印良品は前枠構造を採用していて丈夫であるのに対し、ケユカはそうではないため強度面で若干頼りなさを感じます。
総じて、ケユカの「Clotze衣装ケース」は仕切り板がセット可能なのは魅力的であるものの、現状では無印良品を選んだほうが無難だと思います。
無印良品似の仕切袋もあり
ちなみに、ケユカの「Clotze衣装ケース」は仕切り板がセットできる構造であるにもかかわらず、無印良品の「高さが変えられる不織布仕切ケース」にソックリな「Clotze仕切袋」(上写真)が3サイズ用意されています。
こちらは無印良品、ケユカともに、ベトナム製。とは言え、あまりにも無印良品を強く意識しているように見えて、さすがにちょっと引きました(苦笑)
それでも、ケユカの「Clotze衣装ケース」には無印良品のようにキャスターは用意されていません。クローゼットに収めるならやはりキャスターはあったほうが便利ですので、この点でも無印良品のほうが優位と言えるでしょう。
今後のケユカの挽回に期待したいと思います。
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