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団地などの奥行の浅い吊戸棚の収納に!ケユカ「ハンドル付きストッカー」

先日、ニトリネットで「食器棚・キッチン収納最新ランキング」をチェックしていたら、ちょっと意外なものがランキングの1位に上がっていました。「吊り戸棚ストッカー(スリム)」という商品です。

ニトリでは税込514円で販売されていますが、実は同じものがamazonなら同467円で買えます(2019/06/10現在)。奈良県大和郡山市にあるエビスというメーカーの商品で、エビスは私が毎日使っている歯ブラシを作っているメーカーでもあります。

2022/07/25追記:当記事は2019年6月10日現在の情報に基づいています。ニトリの吊戸棚ストッカーは「Nブラン」に差し替えられています。

それはさておき、この吊戸棚ストッカーは質実剛健なデザインながら、丈夫でコスパも良いことからニトリでもamazonでもとてもよく売れています。常にランキング上位をキープしているのです。

「あら、そんなに良いものなら私もひとつ…」とおっしゃるかたもいるかもしれませんが、ちょっと待ってください!吊戸棚の奥行って、意外と家によって違うんです。

同様の吊戸棚ストッカーの奥行は通常32~34cm程度です。しかし、このサイズが入らない内寸奥行30cm以下の吊戸棚って意外と少なくないんですよ。私の経験上、半数近くのお宅の吊戸棚が奥行30cm以下です。団地などに多いように思いますが、最新の吊戸棚でも薄型のものはあります。

吊戸棚の内寸奥行が30cm以下だと、当然、一般的な吊戸棚ストッカーは収まりません。100均のバスケットでもA4サイズのもの(通常奥行34cm程度)は入らず、B5サイズ(同30cm程度)でなければ収まりません。

この問題はもう改善されないものだとあきらめておりました。しかし、実はKEYUCA(ケユカ)の「ハンドル付きストッカー」がこの問題を解決していたのですね!

 

KEYUCA・ハンドル付きストッカー

こちらがケユカの「ハンドル付きストッカー」。発売はたぶん2年くらい前で、正直、ケユカらしいデザインではあるけれど、特に魅力を感じることもありませんでした。

しかし、改めてサイズを確認してみたところ、W180×D290×H200mm。奥行が30cm以下なので、団地などの薄型の吊戸棚でも収まる可能性が高いと言える寸法です(※内寸奥行が24cmという吊戸棚もあるので、すべての吊戸棚に収まるというわけではありません)。

ニトリの吊り戸棚ストッカーとの比較

販売店タイプサイズ(mm)税込価格原産国
ケユカ180×290×200745円中国
ニトリスリム170×320×220514円日本
ワイド220×320×220616円
※いずれも2019/06/10現在の通常価格
2022/07/25追記:ニトリの吊戸棚ストッカーは「Nブラン」に差し替えられているため、今となっては上表はエビスのつり戸棚ストッカーとの比較と言ったほうが正しいかと思います。

ケユカのハンドル付きストッカーとニトリ×エビスの吊り戸棚ストッカーを比較てみましょう。残念ながらケユカのものは1サイズのみ、対してニトリは2サイズが用意されています。ただ、こうしてサイズを比較してみると、ケユカは奥行が30mm小さいので、吊戸棚が薄型のお宅には助かります。

価格はケユカのほうが高いです。それでいて中国製。しかも、ニトリのほうが頑丈です。ハンドルを握った感じもニトリのほうが痛くないと思います。また、ニトリのほうが半透明で中身が見えるので使い勝手も良いです。つまるところ、製品としてはニトリというかエビスのほうが優れていると言って差し支えないでしょう。

一方で、ケユカのほうが3段カラーボックスの1段に2つ並べて置きやすいなど、吊戸棚以外の場所で使うには良いかもしれません。洗濯機周りで洗剤を収納する場合などには、中身が見えないことがメリットに感じられることもあると思います。

 

こういうサイズの違いって、あまりクローズアップされることがありませんが、そこがネックに感じていた人にとっては飛び上がるほどうれしいものです。ケユカのネットショップでも”奥行き29cmなので短めの吊り戸棚にも使えます”とは書いてありますが、なかなか気づかない人が多いでしょうねー。かく言う私も気付かなかったわけですが(苦笑)

ともあれ、サイズの問題がなければニトリ×エビスのほうがオススメ。もっと言えば、不動技研の「吊り戸棚ボックス」のほうがテコの原理で持ちやすく、奥のほうが低くなっているので出し入れしやすくてオススメです。

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