我が家では冷蔵庫にプリントなどを貼ってゴチャ見えしないように、山崎実業の「プリントケースtower(タワー)」を使っています。それまでいくつもの同様のグッズを試してきましたが、冷蔵庫のプリント収納の決定版だと思っています。
まず、どこぞのメーカーの商品と違ってマグネットが強力なため落ちません。また、プリントが横からサッと出し入れできます。表面はスチール板なのでマグネット収納もOKで、名刺やクーポン券など細かい紙も埋もれることがないです。
このようにプリントケースtowerには大変満足しているわけですが、さりとてもっと良い商品が出てくる可能性は排除していません。このたび、どこぞのメーカー…もとい、キングジムから新しい商品が発売される予定となりましたので、ご紹介したいと思います。
※この記事は2024年8月15日時点の情報に基づいています
キングジム「冷蔵庫ピタッとファイル」に新商品登場
キングジムの「スキットマン・冷蔵庫ピタッとファイル」と言えば、2009年に発売された冷蔵庫のプリント収納グッズのパイオニア的存在です。大ヒットと言って差し支えないほど売れました。
2021年にはキングジムから「ハルファイル」という同様の商品が発売されていますが、こちらは「SPOT(スポット)」というシリーズのラインナップのひとつで、スキットマンとは無関係。このたび発売されることになった商品こそが正当な後継商品と言えます。
書類整理タイプ
新しい冷蔵庫ピタッとファイルには3つの商品があります。ひとつめは「書類整理タイプ」。他の2つと異なり、従来品同様にプリント類の収納がメインのタイプです。
書類整理タイプは基本的に、横からプリントを出し入れできるクリアファイルの裏面にマグネットが付いた構造となっています。また、表紙の裏面には紙片を収めやすいポケットが付いています。
収納したまま書き込める
裏表紙の内側にはフラップでプリントを挟めるようになっていて、綴じたまま書き込めるようになっています。ここでは詳しく書きませんが、初代の冷蔵庫ピタッとファイルは恐ろしく使い勝手が悪かったので、大きく進化したと言えるでしょう。
小物整理タイプ
「小物整理タイプ」はその名の通り、書類ではなく小物に特化したタイプです。ファイルの表紙を広げると大小のポケットが設けられており、ペンやクリップ、ハサミなど、文房具を収めることができます。割り箸やインスタントコーヒーのスティックパッケージ、レシピの切り抜きなどを収めても良いと思います。
もっとも、そういう使い方なら100円ショップなどで販売されているマグネット式のペンポケットを使えば良いんじゃないかと考える向きもあるでしょう。しかし、こちらはファイルを閉じればスッキリと隠すことができるという点がメリットと言えます。この商品が売れるかどうかは、そんな潜在的なニーズをどれくらい掘り起こすことができるか、というところに懸かっているでしょうね。
郵便物整理タイプ
「郵便物整理タイプ」は3段の状差しにフタを被せる構造です。一般的な状差しよりも見た目がスッキリすることは間違いありませんが、隠してしまうと忘れてしまいがちだし、忘れても問題ないものなら定位置に片づけてしまったほうが良いんじゃないかと思ってしまうのは余計なお世話でしょうか。
以上、冷蔵庫ピタッとファイルの新商品3つをご紹介しました。
元祖・冷蔵庫ピタッとファイルはマグネットは強力だけど、使い勝手は最悪でした。のちに発売されたハルファイルは使い勝手の面では大きく向上したものの、マグネットも吸盤もまったくくっつかないゴミ商品でした。その点、新商品は旧商品同様のマグネットが付いており、使い勝手はハルファイルに近くて、良いとこ取りのように感じます。
カラーもホワイトだけでなく、ブラックも追加。デザインもスッキリしています。ぶっちゃけ個人的にはプリントケースtowerのほうがオススメですけど、これはこれでアリじゃないでしょうか。
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