前回は小久保工業所の粘着式フックを貼って剥がせるタイプと勘違いしてエライ目に遭った話をしました。

今回は正真正銘の貼って剥がせるピタッコの新シリーズ、「pitacco mono(ピタッコ・モノ)」を紹介したいと思います。
※この記事は2016年11月30日時点の情報に基づいています(2023年8月12日一部更新)
小久保工業所・pitacco monoラップホルダー
キッチン周りの収納グッズと言えば、吸盤式、マグネット式、粘着式のいずれかであることが長らく一般的であったと思います。でも吸盤式って、割りと簡単に外れやすいですし、少し不安定なんですよね。マグネット式は取り付けられる場所が限られますし、粘着式は痕が残るのが気になります。
一方、最近普及し始めた剥がしやすいタイプの粘着式も凸凹のない光沢面でないと取り付けられないというデメリットはありますが、それは吸盤式も同じですし、マグネット式と違って非金属面でも取り付けできます。粘着力の強さは前々回にお伝えした通り、信頼性は十分と言えます。

小久保工業所の「pitacco mono(ピタッコ・モノ)」は、粘着式の”貼ってはがせるホルダー”です。およそ吸盤式やマグネット式の収納グッズが使えそうなところであればだいたい取り付けが可能のはずですし、見た目も無印良品の売場にそのまま置いても違和感がないくらいにシンプルで素敵。しかも絶対的安心感のある日本製。ラインナップも豊富で価格も割りとお手頃です。
もう吸盤式の収納グッズなんて要らない!
小久保工業所の「pitacco mono(ピタッコ・モノ)」はまだあまり市場に出回っていないようですが、これは収納グッズの歴史を塗り替えるほどのヒットの予感がします。もちろん、「収納グッズオブザイヤー」ものです。
前述のラップホルダーや上写真のペーパータオルホルダーは耐荷重が300gとなっていますけど、実際はそんなものではないと思います。日本のメーカーだからかなり控えめに表示しているんでしょう。この吸着面の大きさなら、もっと荷重を掛けてもビクともしないはずです。そう考えると、吸盤式やマグネット式はもう必要ありません。
また、吸着式なら吸盤よりも厚みがないため、見た目にスッキリしますし、ホルダー本体がブラブラしません。マグネット式と違って、壁面を傷つけたり錆びたりすることもありません。
そう考えると、もはや吸盤式やマグネット式の収納グッズなんて必要ないですね。多少の凸凹のある面の場所に取り付けるためには粘着式は必要かと思いますが、吸盤式やマグネット式は消えていく運命ではないでしょうか。
吸着式のフックは既に100円ショップでも販売されているわけですから、コストの面でも問題ないはずです。あとは小久保工業所が「吸着式の収納グッズのトップランナー」となるか、「one of them」になるかの問題だと思います。
私としては、これから吸着式の収納グッズが一気に普及期を迎えるんじゃないかと思ってますが、はてさてどうなることでしょう?
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