先日、100円ショップのセリアの店頭で、吸着式のフックを発見しました。しかもフックもフィルムも透明でシンプルなもの。吸着式フィルムフックと言えば今まではダイソーですごくダサイ柄のものしか見たことがなかったので驚きました。ダイソーで見たものは吸着シートが小皿くらいの大きさだったのが、セリアで見たのは4cm角くらいで小さかったことにも衝撃を受けました。
しかもその横には、小久保工業所の「ピタッコ」がありました。ともに耐荷重1kg。比較してみたら面白いんじゃないかと考えまして、両方とも買って実験してみることにしたのです。
※この記事は2016年11月28日時点の情報に基づいています(2023年8月26日一部更新)
何度でも貼ってはがせるフィルムフック固定タイプ(小)
今回はこちらの「何度でも貼ってはがせるフィルムフック固定タイプ(小)」を中心に紹介したいと思います。セリアには耐荷重1kgの「小」2個入りと同じく3kgの「大」1個入りが売っていました。もちろんいずれも税別100円です。
メーカーは「だいゆう」という会社。知らないです(笑)世界の工場、安心安全の「Made In China」でございます。
吸着式フックであるため、光沢のある平らな場所…タイルやガラスや金属面にしか貼れません。
約770gのステンレス水筒も余裕!
試しに、メラミン樹脂の天板に貼り付けて、約770gのステンレス水筒を引っ掛けてみました。正直、吸着式のフックなんてそんなに強力じゃないだろうと思ってたんですけど、これがなかなか!こんなに重い水筒を吊り下げてみてもビクともしません。
冷蔵庫の扉だって開けられるほど強力!
パッケージ裏面の取扱説明書には「荷重が下方向以外に掛からないようにしてください」と書いてあります。基本的にフックは下方向に荷重が掛かるものなので、それ以外の向きに力を加えると吸着面が剥がれてしまう可能性があるというわけですね。
しかし、剥がそうとしたときに試しに手前方向に引っ張っても容易には剥がれませんでした。試しに冷蔵庫の扉に貼り直して引っ張ってみたところ、まったく問題なく冷蔵庫の扉を開けることができました。
耐荷重が1kgというのはABS樹脂製のフック自体の耐久性であって、この吸着シート自体はもっと大きな力を掛けても大丈夫なんじゃないかと思います。1kgより重いモノを掛けた場合、フックが折れることがあっても吸着シート自体は剥がれないんじゃないかということですね。
日本製の特殊フィルムを使用!
セリアの「何度でも貼ってはがせるフィルムフック固定タイプ(小)」は中国製ではありますが、吸着シートは日本製だそうで、その点でも信頼性は高そうです。
しかし一方で、光沢のある面以外は残念ながらまったくつきませんでした。我が家のキッチンの壁面はわずかに凸凹があるんですけど、そこはまったく貼り付きませんでした。
「何度でも貼ってはがせるフィルムフック固定タイプ(小)」のフックは約1cmの奥行(外寸)なので、あまり大きなモノを掛けるには適していません。しかし、光沢面であれば想像以上に強力に貼り付きました。
しかも、強力でありながら、吸着シートの端を爪でめくり上げれば簡単にはがすことができ、繰り返し貼り直すことが可能です。粘着式のように、貼ってから半日~1日間も待つ必要もありません。
使える場所はどうしても限られてしまいますが、手軽ですし、目立ちませんし、コスパも良いですし、とてもオススメできるフックだと思います。コジマジック氏もビックリですね(笑)
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