レックもユニットバスに磁石で付く収納グッズ発売!「お風呂の壁にマグネット」

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タイル張りの浴室が一般家庭に普及して以来、お風呂場の収納グッズと言えばほぼ吸盤式一択でした。シャワーフックに掛けて使うラックや突っ張り式のものなどもありましたが、それほどメジャーとは言えません。

ところが、2015年に東和産業が「磁着(じちゃく)」シリーズを発売したことで、半世紀以上にも渡る吸盤式一択の時代が終わりを迎えようとしています。山崎実業の「TOWERバスルームラック」、アスベルの「ラックス・マグネット収納」に続き、今度はLEC(レック)も同様の商品を投入してきました。



レック・お風呂の壁にマグネットフック

レックが満を持して発売したのは、その名も「お風呂の壁にマグネット」シリーズという分かりやすい商品名。東和産業もアスベルもABS樹脂製だったのに対し、レックはサビに強いステンレスで勝負を挑んできました。

すべての商品に共通する円形の部分はクロムメッキを施したABS樹脂であるものの、ワイヤー部分はステンレスで質感も良く、後発としては差別化しやすいのではないかと思います。

 

サビにくいがデザインはダサイ

ただ残念なのは、デザインがダサいことです。良く言えばエレガントなデザインと言うこともできなくはないですが、個人的には一昔前のデザインだなーと感じます。

 

ラインナップがイマイチ

おまけに、ラインナップがイマイチです。まだ発売直後なのでこれからという段階ではありましょうが、今のところ、先に紹介したフック、便利ポケット、上写真のバススポンジホルダーのほか、石けん皿2種の計5アイテムしかありません。

比較的需要が多そうなラインナップということなのかもしれませんが、東和産業やアスベルに比べると物足りなさを感じるというのが正直なところです。

 

耐荷重も控えめ?

レック東和産業アスベル
フック500g150g150g
石けん皿300g800g1000g
ポケット300g1000g1000g

 

あと、レックの「お風呂の壁にマグネット」シリーズはフック2個入を除いては総じて耐荷重が小さいです。もっともこれは大手企業だからこそ控えめに表記した可能性もありますが、すべてマグネット部分を円形のデザインに統一したことによるデメリットの可能性もあります。

耐荷重が300gの便利ポケットなんて、洗顔クリームを1本入れたらおしまいで、全然便利じゃありません(苦笑)実用に耐え得るようにしようと思えば、マグネットが付いた円形のパーツは2つ使うべきだったのではないでしょうか。

 

というわけで、東和産業やアスベルと比べるとイマイチさが際立ってしまったレックの「お風呂の壁にマグネット」シリーズですが、家庭用品メーカー大手のレックも同じジャンルの商品に進出したことで、この手の商品がより多くの人に認知される機会が増えたのではないかと思います。

地味な商品なので派手に売れることはないでしょうけど、これで「浴室には磁石でくっつく収納グッズ」ということが常識になっていくのではないでしょうか。

 

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