わたくし収納マンは低反発ウレタンが大好きです。およそ20年前にベッド売場で出会って以来、魅了されています。
低反発ウレタンと言えばテンピュール。以前は高価でしたが、最近はマットレストッパーではなく十分な厚みのあるマットレスでも10万円台で買えるようになりました。
「これなら買える!」と思ったのですが、ほかの家族に4万円くらいのマットレスを使わせておいて私だけ4倍以上もするものを買うわけにはいきません。そこで、同じく低反発ウレタンを使用しているマナベインテリアハーツの「ノンコイルマットレス プライム」を買ってみたわけです。
※この記事は2020年5月26日時点の情報に基づいています(2023年5月27日一部更新)
プライムは圧縮パックでお届け
マナベインテリアハーツの「ノンコイルマットレス プライム」は圧縮パックで届けられます。もちろん、ダンボール箱に入ってますよ。
ただし、圧縮してコンパクトになったとは言え、重いことには変わりません。玄関届けで女性がひとりで2階に持って上がるのはなかなか大変だと思います。
1~2日で復元
圧縮パックの封を切って取り出すと、マットレスはゆっくりと復元していきます。直後はご覧の通りまだ不完全ですが、1~2日も経てば完全に元通りになります。
寝心地はテンピュールとは大違い
先日比較した通り、こちらのマットレスは家族4人の評価は第2位と大健闘でした。しかしながら、外観や内部構造はテンピュールに似ているものの、実際の寝心地はまったく別物のように感じられました。
あくまで私の主観ですが、具体的にどう違うかと言うと、テンピュールの上級モデルは雲の上で寝ているように身も心もフワーッとなりますが、マナベのほうはまったくそんな感じにはなりません。手で触った感じは軟らかいものの、実際に寝てみるとそれほどもないという感じです。
やっぱり、お金はタダ取りませんね(苦笑)
持ち手がなく運びにくい
また、これはテンピュールのマットレスも同様ですが、側面に持ち手がないので運びにくいのが難点です。
一般的なマットレスなら外側の生地も丈夫だし、中身も主にスプリングなので、多少は手荒に扱っても問題ありません。しかし、ノンコイルマットレスの外側は伸縮性のあるジャガード生地だし、中身も強く掴めばちぎれてしまいそうなウレタンです。どこをどう持って運べば良いのかと思案してしまいます。
スプリングがないので処分は楽
私は今回マットレスを買い揃えるにあたり、「老後」というのをひとつのテーマにしていました。20~30代ならメンテナンスのためにマットレスの向きを変えたり、買い替えたりする作業も苦ではありません。しかし、老後は若いときと同じようにはいかないはずです。
その点、トッパー仕様のマットレスなら上下二層に分かれているので移動が楽です。また、ウレタンマットレスならスプリングマットレスより処分が楽です。
私の地元・大阪府河内長野市の場合、5年前からスプリングマットレスはスプリングとそれ以外とを分解&分別しないとゴミとして回収してくれません。マットレスを買い替える際は家具屋に引き取ってもらうこともできますけど、ネットでマットレスを買う場合は引取りしてもらえないことが多いですし、いつかは買い替えではなく処分だけとなるわけです。そう考えると、ウレタンマットレスは処分がしやすくて良いと思います。
総じて、3万円強という価格を考えれば、マナベインテリアハーツのノンコイルマットレス・プライムは十分なクオリティだと思います。それは家族の評価を見ても明らかです。
しかし、いくら構造が似ていると言ってもテンピュールと比べたらダメです。テンピュールを買う予算があるなら、ケチることなく素直にテンピュールを買うべきでしょう。
次は頑張ってテンピュールの「クラウド スプリーム」を買いたいと思います(笑)
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