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ポケットコイル1080個使用!ニトリ「Nスリープ プレミアムP1-CR」

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前回はニトリ、ナフコ21スタイル、マナベインテリアハーツ、タンスのゲンのベッド用マットレスの寝心地を比較しました。

ニトリvsナフコvsマナベvsゲン!家族4人でマットレスを比較してみた
ニトリの「Nスリープ プレミアムP1-CR」、ナフコ21スタイルの「グランリーヴェTS-400」、マナベインテリアハーツの「ノンコイルマットレス プライム」、タンスのゲンの「低反発ウレタン8cm厚」+「高反発ウレタン20cm厚」、以上4種類のマットレスを家族4人がそれぞれ1週間試して比較のうえランキングしてみました。最も人気だったのはナフコ。包み込まれるような柔らかさです。

その中でニトリのマットレスは第3位という結果となってしまったわけですが、今やニトリと言えば日本人の家具のスタンダードと言える存在です。アパレルで言えばユニクロのようなもので、同業他社はもちろん消費者もここをベンチマークにしています。

今回はそんなニトリのマットレスを寝心地以外の部分でもうちょっと詳しく見ていきたいと思います。

※価格および仕様はすべて2020年5月22日現在(2023年5月27日一部更新)

2023/05/27追記:ニトリ「NスリープP1-CR」は販売を終了し、後継商品「P1-02CR」に切り替わっています。配送料無料は終了し、現在は平日の玄関届けで税込2,200円からとなっています。

 

NスリープP1-CRは圧縮梱包でお届け

ニトリ「NスリーププレミアムP1-CR」は圧縮梱包でお届け

最近の安いベッド用マットレスは圧縮梱包で届くことが増えています。かさの張るマットレスを中国あたりで作って日本に輸入し、またそれを物流センターから各家庭に運ぶとなると物流費がかさみますからね。圧縮してコンパクトにすることで物流コストも圧縮しているわけです。

ニトリの「Nスリープ プレミアムP1-CR」もご多聞に漏れず圧縮梱包です。玄関届けだと送料が無料なので、自分で2階まで運び上げて開梱していきます。

しかし、圧縮されてコンパクトになっても重量は変わらず合計36kg。上下で分割されていてもひとつあたり20kg近いわけで、なかなか重いです(苦笑)

封を切るとすぐに復元する

「NスリーププレミアムP1-CR」は封を切るとすぐに復元する

ダンボール箱を開け、マットレスを傷つけないようにカッターナイフでビニール袋を破って空気を入れると、布団圧縮袋で圧縮した布団のように元に戻っていきます。

1~2日後には完全復元

ニトリ「NスリーププレミアムP1-CR」on「ロデリック・シングル」

こちらが2日後の状態。開封時はまだ端の方が十分に膨らんでませんでしたが、2日後には完全に復元できています。

 

ポケットコイルの数が多い

販売店商品名税込価格トッパーボトム合計
ニトリNスリープP1-CR39,900円販売終了630個450個1080個
NスリープP1-02CR46,900円
ナフコグランリーヴェTS-40039,800円49,800円325個435個760個

※価格および仕様は2020/05/22現在2023/05/27現在の情報を追加

イマドキ珍しくもない圧縮梱包はさておき、中身のほうはどうでしょうか。Nスリープ・プレミアムでもっとも特筆すべきはポケットコイルの数だと思います。前回比較したナフコの「グランリーヴェTS-400」の760個に対し、Nスリープ・プレミアムは1080個、つまり4割以上もポケットコイルが多く使われているのです。

税込4万円以下という価格帯でポケットコイルが千個以上も使われているマットレスなんて皆無だと思います。その点で言えば、さすが「おねだん以上」です。

ただし、ポケットコイルの数と寝心地の良さは必ずしも正比例するわけではありません。そもそも、ポケットコイルのほうがボンネルコイルなどよりも優れているというわけでもないですからね。

 

ボトム底面がビニール!

「NスリーププレミアムP1-CR」はボトム底面がビニール!

Nスリープ・プレミアムはポケットコイルにコストを掛けている一方、意外なところでコストカットを図っています。なんと、ボトムの底面がビニールなのです!

かなり以前に安物のマットレスでビニールを張ったものがありましたけど、まさかそれを「プレミアム」を謳うマットレスで見ることになるとは思いもよりませんでした(苦笑)もちろん、ナフコのグランリーヴェなど、ほかのマットレスでビニール張りというのはあり得ません。

ビニールということはつまり、通気性がないということです。ベッドフレームはスノコタイプにして少しでも湿気が逃げるようにしましたが、マットレスの底面に通気性がないのなら意味がないですね(苦笑)

ただまあ、ベッド下に引出しを設ける場合などはマットレスの底面に湿気が放出されても困るわけで、その理屈で考えればマットレスの底面に通気性がないというのは極めてマトモな判断なのだと思います。

 

ベッドパッドをセットしやすい

トッパー仕様なのでベッドパッドをセットしやすい

あとは別にニトリに限ったわけではありませんが、トッパー仕様のマットレスはベッドパッドを掛けやすいのが良いです。上下2枚に分かれているので移動も楽。こういったメリットやこれから年老いていくことを考えると、もはや1枚もののマットレスなんて考えられません。

 

以上の通り、Nスリープ・プレミアムは1080個ものポケットコイルを使用する一方で、圧縮梱包にしたり、ボトム底面をビニールにするなどしてコストを抑えているところはさすがニトリだなと感心させられます。

おまけに、30年の品質保証付き。どう考えてもあり得へんとは思いますけど、もしナフコのグランリーヴェの存在を知らなかったら、諸手を挙げてオススメしていたところでしょう。

そのナフコのグランリーヴェの詳細はまた次回ご紹介します。お楽しみにー!

 

現在は「P1-02CR」にリニューアルされています

続編

Nスリープよりおねだん以上!ナフコ「グランリーヴェTS-400」
ナフコ21スタイルのトッパー仕様ベッド用マットレス「グランリーヴェTS-400」は、ニトリのNスリープ・プレミアムよりもコストパフォーマンスが良いと思います。安物に多い圧縮梱包ではないうえに、ボトムは持ち手が付いていて移動が楽。ベンチレーター付きで通気性も確保されており、トッパーに東洋紡のシュレープを使っていて羽毛のようにフカフカ。おまけにトッパーのみの買い替えも可能です。

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