我が家では三輝の「詰め替えそのまま」とサイトーの「詰め替えぶら下げ逆ポンプ」を使っています。いずれもシャンプーボトルに詰め替えたり、ボトルを洗う必要がないので便利です。ただ、詰め替えそのままのほうは数ヶ月程度でポンプが破れてしまうので、徐々に逆ポンプのほうに買い替えています。
もうすぐ全て入れ替え完了というところですが、ちょっと別の商品も試してみたくなりました。マーナの新商品「マグネットディスペンサーW658」です。
※この記事は2023年11月10日時点の情報に基づいています
マーナ・マグネットディスペンサーW658
マーナのマグネットディスペンサーW658は詰め替えの必要が生じるものの、やさしいフォルムが素敵です。前面はシリコンのような熱可塑性エラストマー樹脂で覆われており、ここを押すと下からシャンプーが出てくる仕組みです。
背面は強力なゴム磁石
背面はゴム磁石になっています。磁力が心配だったのですが、ユニットバスの壁面に「バチンッ!」と音を立ててくっつきました。本体の重量は約265g、容量は450ml、合わせて700gを超えるものの、まったく問題なさそうです。
密閉容器みたいな構造
一般的なシャンプーの詰め替えボトルは上から注ぎ入れる構造です。しかし、マーナのマグネットディスペンサーは背面がパカッと外せて、まるで密閉容器(いわゆるタッパー)のようになっています。これなら詰め替えるときに洗ったり乾かしたりするのが楽で良いですね。
ちなみに、大きさは約95×142×72mm。ごはんが1.5合くらい入りそうなサイズ感です。
さっそく使ってみました
ボディソープを注ぎ込んで、さっそく使ってみることにしました。先に使った妻は「結構強く押さないと出にくい」と言っていましたが、私はそんなに力は必要ないと感じました。ただ、一度にドバッと出したい場合は物足りない吐出量かもしれません。
ボディソープ in マグネットディスペンサー
改めて中を開けてみると、こんな感じです。フタにボディソープが付いているので再び閉じようとすると少し漏れますが、普通は途中で開ける必要はありませんから問題ないでしょう。
そのままや逆ポンプより見た目が良い
マーナのマグネットディスペンサーを「詰め替えそのまま」と「詰め替えぶら下げ逆ポンプ」と並べて比較してみました。
マグネットディスペンサーが大きいとは言え、ほかの2つに比べれば断然コンパクトで見た目もキレイです。詰め替えそのままよりも耐久性が期待できそうですし、詰め替えぶら下げ逆ポンプと違って液が意図しない方向に飛んで行ってしまうこともありません。
一方で、詰め替えそのままも詰め替えぶら下げ逆ポンプも1kgくらいはまったく問題ありませんが、マグネットディスペンサーは450mlが限界のため詰め替えの必要が生じます。洗ったり乾かしたりするのも面倒です。しかし、ほかの2つのポンプも洗う必要はあるので、その頻度が2倍になるだけとも言えます。
それよりも、コスパの問題。そのままも逆ポンプも1セットあたり1千円強でそれでも懐が痛いところですが、マグネットディスペンサーはひとつ2,500円もします。約2倍ですから、そのままや逆ポンプの2倍は長く使えないと困ります。もっとも、構造を見る限り壊れる要素は見当たりませんが。
以上の通り、マーナのマグネットディスペンサーは強力なマグネットでシッカリとユニットバスの壁面にくっつきます。密閉容器のような構造でお手入れも楽々。何より見た目がやさしくて素敵です。
一方で、価格がちょっと高いかなと思います。シリコンの吐出口を設けた密閉容器にゴム磁石を貼り付けるだけでこんな値段になるのかしらと訝しく思うところは少しあります。
それでも、そのままや逆ポンプに比べて見た目が良いですし、長持ちしてくれればペイするとも思います。耐久性に期待しましょう。
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