賃貸OK♪ツーバイフォー材などで壁面収納棚を作れるDIYパーツまとめ

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2×4(ツーバイフォー)材などを使って壁面収納を作れるDIYパーツまとめ

DIY女子のブームやコロナ禍のおうち時間の増加を経て、もはやDIYの定番となったと言える2×4材(ツーバイフォー材)。気が付けば2×4材や1×4材などを使うDIYパーツも随分と増えました。

こちらでもこれまで多くのDIYパーツを紹介して参りましたが、ここらで一度まとめてみたいと思います。

※この記事は2025年10月6日にリライトしたものです

 

つっぱり固定タイプ

若井産業・DIAWALL

2×4材を天井と床の間に突っ張れるDIYパーツの元祖と言えば、若井産業の「DIAWALL(ディアウォール)」。ゴムと内部に仕込んだスプリングの力で天地方向に突っ張ることができます。

現在はカラバリや2×6材用などの対応サイズが増えただけでなく、レクタングルなデザインの「ディアウォールS」や、棚受けや中間ジョイントなどラインナップも増えています。

平安伸銅工業・LABRICO

ディアウォールが主にDIY好きの男性の間でヒットしたのに対し、女性も巻き込んで大ムーブを引き起こしたのが平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)」です。ダイヤル式のため、より確実に突っ張ることができます。

ラブリコがヒットしたのはカラバリとラインナップの豊富さによるところも大きかったと思います。ホッチキスを使うことでより強力に固定できる「STAPLER FIX」(耐荷重最大20kg)や「強力タイプ」(同40kg)、屋外でも使えるスチール製の「ラブリコ アイアン」のほか、横方向にもつっぱれる「1×4アジャスター」もあります。

和気産業・Walist

ラブリコと同時期に発売された和気産業の「Walist(ウォリスト)」は2×4材などを束ねることでより奥行のある棚などを作れることが最大の特徴となっています。ジャッキ×ばねの力でより確実に固定することが可能です。

ウォリストは基本的に従来の金物と変わらないデザインや質感なので、様々な金具を組み合わせて使いやすいというメリットもあると思います。

和気産業・Walist ONE

和気産業の「Walist ONE(ウォリストワン)」は従来のウォリストよりもディアウォールやラブリコ2×4アジャスターに近いコンセプトの商品です。ウォリストと同様にジャッキ式のアジャスターを採用しており、自転車ハンガーやギターハンガーなどのオプションパーツをラインナップしています。

ハイロジック・WALL TQOOL

ハイロジックの「WALL TQOOL(ウォールツクール)」はラブリコ同様にアジャスター式でありながら、ディアウォールのようにネジの見えないスッキリとした外観となっていることが最大の特徴となっています。

後発の商品ゆえにラインナップも少ないですが、TQOOLシリーズ全体ではアイテム数が豊富なので組み合わせて使ってみるのも良いかもしれません。

カインズ・Kumimoku アジャスター

カインズの「Kumimoku(クミモク)アジャスター」は2×4材の木口に直接ネジ留めするシンプルなアジャスターです。そのため丁寧に取り付けないと耐久性が損なわれる恐れがあります。

八幡ねじ・つっぱりアジャスター

八幡ねじの「つっぱりアジャスター」は低価格が魅力です。ただし、接地面が小さいので、天井に負荷が掛かりやすかったり、十分な耐荷重性能を発揮できない可能性があります。

ピン固定タイプ

アイワ金属・STAND BAR

アイワ金属の「STAND BAR(スタンドバー)」は天井と床の間を突っ張るのではなく、石膏ボード壁に直接固定するためのDIYパーツです。そのため、突っ張り損ねて倒れてくるという心配がありません。

今後は突っ張り式よりもこちらのほうがスタンダードになっていくんじゃないかと個人的には期待しています。

ニューヒカリ・WALL BASE

ニューヒカリ(清水)の「WALL BASE(ウォールベース)」は前述のスタンドバーに近い商品です。ロック機構を設けることで外れる心配がほとんどないなど、かなり安全第一に設計した感があります。ちなみに、中澤鋳造販売からも「シェルフベース」として販売されています。

平安伸銅工業・LABRICOシナゲシレール ブラケット

平安伸銅工業の「LABRICOシナゲシレール ブラケット」は主に1×4材を横方向に壁面に取り付けて長押(なげし)のように使うことを目的としたDIYパーツです。フックなどのオプションパーツも用意されています。

アイワ金属・インテリアウォールバー取付セット

アイワ金属の「インテリアウォールバー取付セット」も前述のシナゲシレールブラケットと同様のコンセプトの商品です。同様にフックなどもラインナップされています。

平安伸銅工業・LABRICO浮かせる家具強力ブラケット

平安伸銅工業の「LABRICO浮かせる家具強力ブラケット」は主に2×4材を縦方向に壁面に取り付けるためのDIYパーツです。スタンドバーやウォールベースと異なり床に設置させない前提で設計されているとともに、棚柱や棚受けなどをラインナップしていることが特徴です。

平安伸銅工業・LABRICOシェルフフレーム

平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)シェルフフレーム」は1×4材や1×6材を棚板として使って、石こうボード壁にウォールシェルフを作るためのDIYパーツです。棚板の位置や枚数をアレンジしやすいのが素敵だと思います。

ハイロジック・TQOOLワイヤーシェルフ ロング

ハイロジックの「TQOOLワイヤーシェルフ ロング」は前述のラブリコ・シェルフフレームと同様のコンセプトのDIYパーツです。ホワイトとブラックの2色展開、ショートタイプとミニタイプがありサイズラインナップが複数用意されている点でも似ています。

平安伸銅工業・LABRICOトライアングルフレーム

平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)トライアングルフレーム」は1×4材から1×8材に対応した石膏ボード壁用の棚受け金具です。カラーボード(化粧棚板)を使うこともできます。

ベスト・石膏ボード用棚受

ベストの「石膏ボード用棚受」は石こうボード壁用の棚受けです。ラブリコやツクールのようにピンを何本も打つ必要がなく、ワンプッシュで刺せるマジカルピンを採用しているので手軽です。

立て掛けタイプ

アイワ金属・2×4材で作れる立て掛けシェルフ

アイワ金属の「2×4材で作れる立て掛けシェルフ」はその名の通り、2×4材で立て掛けシェルフを作るためのDIYパーツです。アイワ金属は他にも「2×4スツールキット」なんて商品も販売しています。

 

以上、2×4材などを使って壁面収納棚を作ることができるDIYパーツを17点ご紹介しました。

つっぱりタイプではカラバリやラインナップの多さでラブリコがもっともオススメできるかと思います。2×4材だけでなく1×8材に対応したパーツなどもありますし、横方向に突っ張れるパーツもあるので使い勝手が良いです。

一方で、つっぱりタイプよりも石膏ボード壁に直接固定するアイワ金属のスタンドバーやニューヒカリのウォールベースが現在の私のイチオシです。突っ張り式と違って天井下地のある場所を探す必要がないうえに、天井までの長い材を使う必要がなく圧迫感が少ないのもメリット。最近は2×4材も値上げがすごいので材が短くて済むのも助かります。

「よく考えたら棚板1~2枚あれば十分だわー」という場合はラブリコのシェルフフレームなども良いですね。選択肢が色々あって悩ましいところだと思いますが、最適なものをチョイスしてもらえたらと思います。

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