
我が家には5.5合炊きの炊飯器のほかに2.5合炊きがあります。妻がお弁当用のご飯を炊くのに5.5合用では大きくて内釜などを洗うのが面倒臭いと言うので買ったものです。
ただ、この2.5合炊きの炊飯器は内釜に米粒がこびりつきやすくて洗いにくいです。また、これで炊いたご飯は美味しくありません。これが壊れたらもう一度同じものを買うかと聞かれたら、私的にはNOです。
幸い、まだ壊れることなく使えてはいるものの、壊れてから慌てることのないように今のうちからその後のことを考えておきたいところ。ということで、スケーターの「電子レンジ専用スチームご飯メーカー 二合用(MWMR2)」を試してみることにしました。
スケーター/電子レンジ専用スチームご飯メーカー

こちらが今回ご紹介するスケーターの「電子レンジ専用スチームご飯メーカー 二合用(MWMR2)」。電気炊飯器ではなく、商品名の通り電子レンジでご飯を炊く容器です。
かなり前に100均の電子レンジ用調理器でご飯を炊いたものの、芯が残ってまったく美味しくなかった記憶があります。こちらのパッケージには商品名よりも「スチーム革命」という文字が目立ちますから、100均とは一線を画す革命的な商品なのでしょう。期待が膨らみます。
なお、今回ご紹介するのは二合用のブラック色ですが、一合用やホワイト色もあります。
4つのパーツで構成

スチームご飯メーカーは4つのパーツで構成されています。外容器に内容器を収め、内フタをして、さらに外フタを閉じる構造です。
炊飯器よりはコンパクト

レコルトの2.5合炊き(RCR-1)、電子レンジ専用スチームご飯メーカー二合用、タイガーの5.5合炊き(JPC-A102-WE)を並べて大きさを比較してみました。
スチームご飯メーカー二合用のサイズは横234×奥行198×高136mmで、2.5合炊きの炊飯器よりもコンパクトです。ただ、高さは低いものの、体感的には占有面積は大きく変わらない印象です。重さは随分と軽いですけどね(実測で692g)。
米2合を炊いてみた
まず外容器に水を入れる

早速、白米(無洗米)を2合炊いてみたいと思います。まずは外容器に水を200ml入れます。内側にメモリが付いているので、それに合わせて水を入れてもOKです。
この水はスチーム用です。なので、米2合でも1合でも蒸し野菜でも基本的に200mlで問題ないようです。
内容器に水と米を入れる

外容器に内容器をセットし、規定量の水と米を入れます。白米(精米)2合なら水は440mlで、メモリを見て入れればOK。一方で、無洗米はメモリが入っておらず、460mlの水を計量して入れる必要があります。1合の場合も同様に計量が必要です。
それよりも厄介なのが米を研ぐ手順。炊飯器で炊く場合は内釜に米を入れて研いでからメモリに沿って水を入れれればOKですが、こちらは先に水を入れるため、ザルで米を研いでよく水を切ってから入れる必要があります。
今回は無洗米を使用したため水洗いせずに内容器に入れましたが、白米2合用のメモリしかないことも含め、いろいろと面倒に感じます。
電子レンジで20分

内フタをし、外フタをロックして、吸水のために15分以上放置してから、電子レンジでチンします。2合の場合は500Wで20分です(1合なら500Wで12分)。
上写真はレンチン終了後。噴きこぼれなどはありません。このまま10分ほど蒸らします。
ちゃんと炊けました

恐る恐るフタを開けてみると、ちゃんと炊けていました。”カニ穴”と言うほどではありませんが、容器内で米粒が踊った形跡が確認できます。
味は悪くない

味については、タイガーのIH炊飯器には敵いませんが、悪くない印象です。100均の電子レンジ用調理器のように芯が残ることはありません。やわらかめですが、妻はむしろこれくらいのほうが良いと喜んでくれました。今後、水加減は調整してみたいと思います。
私の印象としては、ガスバーナーとコッフェルで炊いたご飯に似ていると感じます。見た目も味も。ただ、まったく焦げないので、良くも悪くも香ばしさはありません。
洗うのが面倒

スチームご飯メーカーで炊いたご飯の味は悪くなかったのですが、内容器にご飯粒がこびりつくのには参りました。タイガーの炊飯器の内釜は6年経っても、するんっと米粒が取れるんです。それに比べてこれは…。エンボス加工を施すなどという考えはなかったのでしょうか。
洗い物が多くてかさばる

スチームご飯メーカーは一応、食器洗い乾燥機で洗っても問題ないようです。ただ、すべてのパーツを洗うとなると、かさばってそれだけで食洗機の中がいっぱいになってしまいます。
もっとも、汚れるのは内容器と内フタだけなので、外容器と外フタはサッと水ですすぐだけで十分とも言えます。
ブロッコリーを蒸してみた

スチームご飯メーカーは様々な蒸し料理にも使えるということで、ブロッコリーを蒸してみました。
外容器に水を200ml入れて、内容器にブロッコリーを入れ、500Wで4分チンするだけ。しかしながら、それではちょっと硬く感じられたのでさらに1分チンするも、あまり変わりませんでした。
野菜はふにゃふにゃになるまで蒸したほうが好みの妻はややご不満の様子。普段通り、キッチンポリ袋に入れて600Wで3分チンのほうが良かったみたいです。
一方で、野菜はシャキッとしているほうが好みの私は、悪くないと思いました。ご飯の炊き上がりと言い、個人差がありそうです。
スチームご飯メーカーの○と×
最後に、スチームご飯メーカーの良いところと悪いところをまとめてみたいと思います。
まず、ご飯が割りと美味しく炊けたことは意外でした。レコルトのライスクッカーよりは断然美味しくて、米飯大好き人間の私でも納得できるレベルです。
また、蒸し料理などにも使えますし、そのまま冷蔵庫に入れることができるなど、利便性が高い面もあります。ガスコンロに鍋を掛けるのと違い、目を離しても問題ないというのも安心です。
軽量&コンパクトで、例えばキッチンの吊戸棚にも収納できます。100均の電子レンジ用調理器に比べると高価ですが、炊飯器よりは手頃な価格です。
一方で、改善の余地も大きいです。あらかじめ米を研ぐ必要がある、水を計量するのが面倒臭い、ご飯粒がくっつきやすいという点は、メーカーとしてツメの甘さを感じます。
また、最近は電子レンジで調理するシーンが増えているので、炊飯中に電子レンジが使えないというのはとても不便です。ほか、炊飯器と比較すると、予約や保温ができないのは意外と困ります。
こんな人に向いています
- 炊飯器は必要ないが時々ご飯を炊きたい
- 炊飯器もガスコンロもない一人暮らし
- 帰宅後すぐにチンしてそのまま食べたい
- 炊飯器を置く場所がない
スチームご飯メーカーの良いところと悪いところを踏まえると、上記のようなニーズをお持ちの方に適した商品だと私は思います。主に一人暮らしの方ですね。炊飯器を買うことに抵抗があるけれども、ときどき炊きたてのご飯が食べたいという人に向いています。
スチームご飯メーカーなら、そのまま食卓に持っていくことも可能。ちょっと大きめの丼だと思えば洗い物も多くはなりません。また、意外と炊飯器の置き場所に困っているお宅は多いので、スチームご飯メーカーならその心配は少ないと思います。
ただ、ぶっちゃけそういう方々にはパックご飯のほうが便利なんじゃないかとも思います。最近のパックご飯は美味しいですからね。
以上、電子レンジ専用スチームご飯メーカーのレビューをお届けしました。
スケーターが「スチーム革命」と言い張るくらい、電子レンジでも美味しくお米が炊けることは間違いないと思います。また、炊飯器よりも軽くて扱いやすいというメリットもあります。
ただ、ふだん炊飯器を使っている身としては、どうしても不便なところのほうが際立つ印象です。特に、あらかじめ米を研ぐ必要がある、水を計量するのが面倒臭い、ご飯粒がくっつきやすいという点は、改善できたはずのことばかりなので、ちょっと残念です。
ともあれ、せっかくいただいたものですから、何か美味しい料理ができないか、これから色々と試してみたいと思っています。
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