無印良品の家具売上高が年間400億円突破!家具販売では国内トップ5の規模に

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無印良品・スタッキングシェルフ

出典:無印良品

家具業界は右を向いても左を向いても景気の悪い話ばかりです。景気が良いのはせいぜい、ニトリと東京インテリア家具くらいだと思っていました。

ところが、どうも無印良品の家具の売れ行きが好調なようです。無印良品は家具以外にも日用品からアパレルまで扱っており、家具は全体の売上の2割もありませんが、それでも家具販売では日本国内トップ5に入る規模に成長しているのです。

※この記事は2017年5月17日時点の情報に基づいています

 

10年間で2倍以上に!ついに家具年商400億円突破

無印良品の直近3年の実績
総売上 家具売上
2015/2 202,325 31,522
2016/2 226,611 37,691
2017/2 249,515 40,335

引用:良品計画 単位:百万円

上表は良品計画の決算説明会資料(2017年2月期)から引用した無印良品の直近3年の総売上と家具の売上です。海外事業の売上も含まれますが、家具の年間売上が400億円を超えていることは間違いありません。

また、業界紙の「ホームリビング」によると、直近10年間で無印良品の家具の売上は2.3倍強に伸びているそうです。家具業界全体が完全に右下がりとなっている中で、この伸びは驚異的と言えるでしょう。

家具販売店としては国内トップ5に入る規模に

総売上 家具売上
ニトリ 5,129 1,995
無印良品 2,495 403
ナフコ 2,310 502
島忠 1,499 449
イケア・ジャパン 767
山新 536
東京インテリア家具 474
IDC大塚家具 463
アクタス 160
大正堂 107
安井家具 100
かねたや 95
村内FA 84

単位:億円

上表は家具を扱っている主要なインテリアショップを売上順に並べたものです。無印良品はニトリに次ぐ2位で、家具&ホームセンター業態の西の雄ナフコと東の雄シマホを凌ぐ規模となっています。

また、家具販売ではニトリは別格として、ナフコや島忠はカーテンやカーペットも含んだ売上ですので、無印良品の家具の売上はナフコや島忠を上回る規模と推定できます。山新についてはセグメント別売上は不明ですが、おそらく同様のことが言えるでしょう。

イケア・ジャパンもおそらく半分程度は家具以外の売上。東京インテリア家具とIDC大塚家具は家具の売上が大部分を占めると思われ、無印良品の家具の売上に近い数字と考えられます。

そう考えると、無印良品は家具販売で国内トップ5の規模になっていると考えられるんですね。

 

家具売上
ニトリ 1,995
東京インテリア家具
IDC大塚家具
無印良品 403
イケア・ジャパン
ナフコ
島忠

単位:億円

無印良品の家具の売上は国内が大半とは言え、海外での売上も含まれていると考えられます(最大16%程度)。また、競合他社の家具のみの売上というのも定かではありませんから確実なことは言えません。

確実に言えるのは、上表のニトリ以外のショップそれぞれの家具売上は300~400億円程度ということです。無印良品が家具の販売で国内トップ10に入ることはまず間違いなく、トップ5に入っていても全然おかしくない状況です。

 

10年以上前の無印良品の家具はとても「良品」とは言えるシロモノではありませんでした。ですが、ここ数年はかなりマトモになってきていると感じます。

細かく見ていけばお値段相当、もしくはちょっと割高感を感じるところはあるものの、比較的若い層の消費者がライフスタイルに取り入れたいと素直に思える家具を上手に展開しているように思います。逆に言うと、無印良品はマーケットインの発想で家具を開発・販売できており、未だプロダクトアウトの発想から抜け切れていない従来の家具業界とは一線を画すと感じます。

まだ実物は見れていませんが、無印良品の新商品「ユニットソファ」も無印良品らしい良い商品だと思います。私もちょうどこういうのを作りたいと考えていたところだったので驚きましたよー。

ともあれ、これからも無印良品の躍進を生温かい目で見守っていきたいと思います。

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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