【無印良品ラック徹底比較】パイン材&オーク材&スチール&ステンレスユニットシェルフ

無印良品オープンラック徹底比較

今までにも無印良品のオープンラックについては何度も取り上げてまいりましたが、今回はパイン材ユニットシェルフ、オーク材ユニットシェルフ、スチールユニットシェルフ、ステンレスユニットシェルフの4ラインをまとめて比較してみたいと思います。

なお今回は、幅90cm弱×奥行約40cm×高さ175.5cmのセット品を中心に比較したいと思います。



パイン材ユニットシェルフ

  • 特徴:もっとも価格が安く、シンプルかつナチュラル
  • 価格:税込15,000円
  • 材質:パイン材(キズが付きやすく、反りや割れが発生しやすく、飴色に変色していく)
  • 塗装:UVウレタン塗装(表面硬度が高い)
  • 拡張性:低い(オプションパーツ、関連アイテムともに少ない)

他社類似品のパイン材ラックの多くが無塗装やラッカー塗装である中で、無印良品のパイン材ユニットシェルフはキズが付きにくいUVウレタン塗装を施している点で高く評価できる。

2013年頃に仕様が変わっており、長い目で見た場合の拡張性はあまり期待できない。ワードローブも廃番になりそうな雰囲気。今となっては無印良品としてはあまり売りたくない商品であるようにも見える。私としても子供のオモチャ収納として単品で使うならともかく、あまりオススメしたいとは思えない。

※2017/11/23追記:ワードローブは仕様変更となり、ワードローブバーも別売オプションパーツが用意されました。

【関連】無印良品の定番「パイン材ユニットシェルフ・ワードローブ」がリニューアル

オーク材ユニットシェルフ

  • 特徴:ナチュラルな風合いながら、意外と機能的
  • 価格:税込36,000円
  • 材質:オーク材(硬くてキズが付きにくいが、反りや割れの可能性に関しては微妙)
  • 塗装:ラッカー塗装(低級な塗装)
  • 拡張性:低い(オプションパーツは少ない)

ほかのシェルフユニットの棚ピッチが18.5cmであるのに対し、オーク材ユニットシェルフは棚ピッチが3.7cm間隔となっており、空間を無駄なく活用できる点を高く評価したい。

また、オーク材のような一般的に高級材とされる樹種を使った手頃なオープンラックは他に類を見ないため、私としては大変使い勝手がよろしい。他方、この価格でオーク材をちゃんと製材できているかははなはだ疑問。割れや反りが起こってもおかしくないが、基本的に棚板は突板なので大きな問題は生じないと思われる。

他のユニットシェルフと異なり、箱状の収納家具がラインナップにあるのも大きな特徴と言える。

スチールユニットシェルフ

  • 特徴:価格が安く、シンプルかつ機能的に拡張可能
  • 価格:税込15,750円
  • 材質:スチール
  • 塗装:エポキシ樹脂塗装
  • 拡張性:高い(オプションパーツが豊富)

木製棚セット(税込19,950円)もある。木製棚の樹種は明らかではないが突板のウレタン樹脂塗装。

他社類似品もいくつかあるが、無印良品のスチールユニットシェルフのオプションパーツは圧倒的に豊富。つっぱりパーツ、帆立補強バー(コの字バー)、シェルフ用高さ調節金具などが特に便利で、様々に拡張ができる。

ただしスチール棚板は意外とキズが付きやすく、木製棚はやや安っぽく感じられる。納戸に置くならスチールユニットシェルフでOKだが、リビングダイニングやキッチンならステンレスユニットシェルフをオススメしたい。

ステンレスユニットシェルフ

  • 特徴:高級感があり、シンプルかつ機能的に拡張可能
  • 価格:税込35,000円(オーク材棚)
  • 材質:ステンレス/オーク突板
  • 塗装:帆立=電解処理、棚板=UVウレタン塗装(表面硬度が高い)
  • 拡張性:高い(オプションパーツが豊富)

ステンレス棚セット(税込29,000円)、ウォールナット材棚セット(税込37,000円)もある。

無印良品のユニットシェルフの最高峰と言える。オプションパーツの豊富さはスチールユニットシェルフ譲り。ステンレスフレームはキズやサビに強く、高級感もある。またオーク材またはウォールナット材の突板は高級感があり、UVウレタン樹脂塗装でキズもつきにくい。パイン材ユニットシェルフやスチールユニットシェルフに比べると2倍以上の価格となるが、その価値は十分あると言える。

なおステンレスユニットシェルフは幅1cm単位でサイズオーダーも可能。

ぶっちゃけ、無印良品のユニットシェルフを購入するなら、棚板ピッチの狭いオーク材ユニットシェルフか、高級感と堅牢性を備えたステンレスユニットシェルフがオススメ。パイン材ユニットシェルフやスチールユニットシェルフは基本的にその場しのぎと考えたほうが良い。無印良品としてもステンレスユニットシェルフを売っていきたいようで、パイン材やスチールのほうは廃番となるパーツが目立ち始めている。どうもオーク材は無印良品では売り切るのが難しいらしく、主力はパイン材、スチール、ステンレスの3本という体制がしばらく続きそうである(2017/11/23追記)。

もっとも、「無印に定番ナシ」と言われるように、2~3年後にはまた違う展開が待っているかもしれない。過度な期待はせず、付かず離れず付き合っていきたい。

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コメント

  1. あやか より:

    先日学習机について質問させていただいたのですが、階段下収納に、ユニットシェルフを検討しております。
    机購入の前まではスタディーコーナー横のその階段下をフル活用したいとおもっています。金銭面によりステンレスはまず除外、スチールかな、と検討しているのですが、我が家は無垢の杉材の床に珪藻土の壁で、スチールというのが『浮く』のでは、と懸念しております。
    また、学習机とスチールユニットシェルフを仮に組み合わせるとなると、そこも果たしてマッチするのかどうか。
    ご意見をお聞かせいただければと思います。
    宜しくお願いいたします。

    • 収納マン より:

      あやかさま

      ようこそこちらにもお越しくださいました^^

      階段下収納に使うということであれば、パイン材ユニットシェルフでも十分でしょう。
      室内と違って横揺れしてもあまり気にならないでしょうから。
      ただし、帆立補強バー(コの字バー)がオプションにないので、床に直接モノを置いて使うということはできません。

      杉のフローリング&珪藻土の壁のところにスチールユニットシェルフを置いても、それ自体は「浮く」ことはないと思います。
      今のお部屋の雰囲気は無印良品的だと思いますので、スチールユニットシェルフはむしろピッタリと言えるでしょう。

      ただし、ほかの家具次第です。
      デスクを置いて、その近くにスチールユニットシェルフだけなら良いですが、背板も側板もある書棚やテイストの異なる家具が並べば、どうしても統一感がなくなってしまいます。
      また、スチールユニットシェルフは線が細いので、ボリューム感のあるデザインのデスクとは相性が悪いかもしれません。

      繰り返しになりますが、スチールだから浮く、パイン材なら合うとは一概には言えません。
      家具のテイストが揃っていればほとんど問題ないはずです。

      ただ難しいのは、揃えれば揃えるほど美しく見えるものの、逆に使い勝手は悪くなる可能性があるということです。
      たとえばランドセルなどを収めるにはスチールユニットシェルフが良いけれども、本を収めるには奥行が深すぎる…などということですね。
      何を重視するかがポイントです^^

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