わたくし収納マンは収納をするに際してファイルボックスを多用します。日本で一番たくさんファイルボックスを買った男なんじゃないかと思うほどです。
オフィスでの書類の整理はもちろん、自宅でも洗面所でストックを収納するのに使うなどしています。ファイルボックスは立てて使えばブックエンド代わりになるし、開口部を上に向けて雑貨を放り込めば引出しのように使えるのですから便利です。
先月発表しました浜本工芸×収納マンの「たなとつくえ」のイメージ写真でもファイルボックスを使っていますが、これもやはり私が収納でファイルボックスを重視しているからこそ。単に家具を売るだけでなく、ファイルボックスの使い方も提案していきたいと思っております。
ちなみに、たなとつくえの「フレム・オープンシェルフ」は、ファイルボックスの開口部を上に向けて置いた状態でもっとも収まりが良い奥行35cmです(笑)
そんな「ファイルボックス大好き人間」の収納マンですが、無印良品が私のハートにまた火をつけるような商品を発売しました。先日紹介したハーフタイプに引き続き、今回もまたファイルボックスの新境地を開いて見せてくれるような商品です。
※この記事は2017年9月1日時点の情報に基づいています
ポリプロピレンファイルボックス用・ペンポケット
このたび無印良品が新たに発売したのは、その名の通り、「ポリプロピレンファイルボックス用・ペンポケット」です。ポリプロピレン製の高さ10cmのペン立てで、縁のフックで無印良品のファイルボックスに引っ掛けて使うというわけです。
「だから何?100均で買えば良いじゃない!」などと思うことなかれ。このペンポケットの価格は税込150円ですから、100均と比べてもそんなに高いというわけでもありません。むしろ、100円ショップでは扱っていないスマートなデザインと質感です。
色も無印良品のファイルボックスとお揃いのホワイトグレーなので、カラフルもしくはホワイトの100均のプラ箱と組み合わせた場合とは見た目が全然違います。
それでも、「そもそもファイルボックスの縁にペン立てなんて必要ないし」とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。私もそう思います。
でも、たとえばこんな場合はどうでしょう?ダイニングテーブルの隅についついダイレクトメールを置いてしまう方。そういうお宅のダイニングテーブルには大抵、ペン立ても置いてあります。
そんなときに、無印良品のファイルボックスのハーフタイプを置いて、そこにダイレクトメールを立てるわけです。そうすると、開口部を上にしたファイルボックスはダイレクトメールよりも長さがあるので、そこにこのペンポケットを使ったら良いのではないでしょうか。
つまり、上の写真ではペンポケットがファイルボックスの外側に引っ掛けられていますが、内側に掛ければ良いというわけですね。そうすればきっと、ダイニングテーブルの上がスッキリするはずです。
ポリプロピレンファイルボックス用・ポケット
「ウチはそんな小さなペンポケットじゃ足りないわ~」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、ほぼ倍程度の大きさの「ポリプロピレンファイルボックス用・ポケット」も同時に発売されているんです。
これもたぶん、ファイルボックスの短辺側にギリギリ収まる寸法になっているんじゃないかと思います。無印良品のファイルボックスのスタンダード幅タイプの短辺内寸が91mm、上のポケットの長辺外寸が92mmですからね。数字だけ見ると入らない計算ですけど、ポリプロピレンですから押し込めるのではないでしょうか。ってゆーか、無印良品は当然そう考えてデザインしているでしょう。
こちらもダイニングテーブルの上などを片づけたい方にピッタリで、ポイントカードやクーポン券を収納するのに良いんじゃないかと思います。スマホのケーブルを収納しても良さそうですね。ちなみに、ハガキはギリギリ立てられない寸法です。
ポリプロピレンファイルボックス用・仕切付ポケット
もうひとつ、「ポリプロピレンファイルボックス用・仕切付ポケット」は前述のポケットの仕切り付きというだけではなく、高さが半分になっています。
写真のようにペンを立てるにはちょっと不安定ですけど、逆にポイントカードやクーポン券、シャチハタなどを収めるにはちょうど良い感じがします。
こちらの仕切付ポケットの価格も税込150円、前述のポケットだけが同190円ですが、いずれも100円台というわけで、手の出しやすい価格となっています。
こういうちょっとしたものひとつでグンと片づけやすくなったりするものなんですね。でも逆に、思いつきで買ってしまうとただモノを増やしただけになりかねません(苦笑)
片づける際は何をどのように配置すれば良いかをしっかり考えたうえで、収納グッズを買うのは一番最後にするようにしましょう。
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