プラチェストが安っぽいだなんて誰がおっしゃって?サンカ「ロイヤルドロアー」

「プラチェスト」と聞いてどんなものをイメージするでしょうか?一般的には、安っぽいイメージかと思います。あくまで木製チェストの代用品で、見た目や使い勝手よりもコスト優先のイメージです。

ところが、今年の6月に発売されたサンカ(サンイデア)の「ロイヤルドロアー」は、そんなイメージを覆すプラチェスト(ポリプロピレン製チェスト)なのでございます。

サンカ・ロイヤルドロアー

サンカのロイヤルドロアーは写真で見るとただのプラチェストです。ですが実物を見ると、表面はマット(つや消し)な仕上がりで、全体に丸みがあって、大変ボリューミーなのでございます。引出しの取っ手は合成皮革ではなく、本革を使用しております。

天板は天然木ではなくMDF合板なのですが、リバーシブルとなっており、取り外して使用することもできます。かような庶民の日用品に「ロイヤル」という命名はいささか不謹慎ではありますが、最上級の質感を備えたプラチェストであることに間違いございません。



隠しトレー付きでまるで婚礼箪笥のよう

ロイヤルドロアーは高貴な質感を備えているだけでなく、機能的にも配慮されております。隠しトレーがひとつ付属しており、貴重品やアクセサリーを収納するのに便利なのでございます。下着のようにかさの低いモノを収めた上の空間を無駄なく使うのにも最適です。

また、引出しにはスプリング式回転ローラーが付いており、重量物を入れても開閉がスムーズで軽く引き出せるよう配慮しております。ただ僭越ながら、わたくしめにはそれほどスムーズには感じることができず、普通のプラチェストと変わりなく思えましたが…。

ともあれ、これらのようなワンランク上の仕様となっていることで、従来のプラチェストのイメージを覆し、婚礼箪笥に一歩近づいたと言えるのではございませんでしょうか。

価格はさすがにロイヤル仕様

さもしいことかと存じますが、価格についても考察してみましょう。サイズ的にも似ております天馬のフィッツプラスF7505の価格は天馬公式ショップで税込18,800円、上位のフィッツプラス・プレミアムFP7505は同19,800円となっております。対してロイヤルドロアーRD-725WH/DBRはサンカ公式ショップで同22,800円となっております。つまり、ロイヤルドロアーのほうが少しプレミアムな価格というわけですね。

コスト的には確かに、ロイヤルドロアーのほうが高くなっていると考えられるため、少しお高いですが妥当な価格と言えるでしょう。もっとも、個人的には使い勝手に関してはフィッツプラスのほうが優れていると思います。

天馬のフィッツプラスもなかなか大きうございますが、ロイヤルドロアーは数字で見る以上に大きく見えます。私などはお恥ずかしながら、実物を目の当たりにして「でかっ!」と口走ってしまいました。かようなものを置けばロイヤルな雰囲気のお部屋になるというものではなく、実際に十分な広さがあるお部屋においてこそ、その良さが伝わるというものでしょう。

また、マット調の表面は大変質感がよろしうございますが、庶民感覚で申しますと大変汚れやすいかと思います。とは言え、そんな合理的なことを申しておりましたら、いつまでもツルツルテカテカのプラチェストのイメージを覆すことはできません。できるだけ汚さないように気を付けて、大切に扱っていただくのがよろしいのではないでしょうか。

いやはや、サンカ、実にあっぱれでございます。

【関連記事】

スポンサーリンク
スポンサーリンク