私はいま、私の事務所の収納方法で悩んでいます。
「さすが収納のプロだね!」と言ってもらえるくらいスッキリとした感じにしたい。けれども、基本的にズボラ者なので、ゆるーく出し入れできる状態はキープしたい。そんな相反するニーズを満たす方法を見つけることができたら収納の世界に革命を起こせるかもしれないとすら考えつつ、日々悶々と棚の中にあるモノを見つめる日々です(苦笑)
それはさておき、今回ご紹介するのは見た目のことよりも使い勝手に全振りしたような商品です。中には「こういうのが欲しかったのよ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
※この記事は2021年3月23日時点の情報に基づいています
サンカ「ストックス・トレー」
サンカの新商品「ストックス・トレー」は、カインズのスタッキング収納ボックス「キャリコ」から前面のフタを取っ払って薄型にしたような商品です。キャリコ同様に重ねてあるのをバラして運んだり、別売のキャスターを取り付けることもできます。
ストックスの派生商品
こちらのトレーは完全新作と言うよりも、従来からある「ストックス」の派生商品と言ったほうが良いかもしれません。上写真のようにストックスのバスケットに積み重ねて使用することができます。
なお、カラーバリエーションは上写真のクリア色のほか、ホワイト色とブラック色があります。
サイズ感はカラーボックスの底面に近い
キャリコに似た感じに見えるストックスのトレーですが、実際はキャリコよりも小型です。幅は43cm、奥行は30cmですから、5~6段積めば一般的な2段カラーボックスと同じくらいの大きさになります。
なので、たとえば靴下やタオル、書類、工具などを収めるのに最適なサイズと言えるでしょう。
カラボ+インボックスで良いのでは?
でも、そのサイズ感なら、同じくサンカの「インボックス」をカラーボックスに収めて収納したほうが良いんじゃないかと思います。内寸はそんなに変わらないはずですし、インボックスのほうが中段でも持ち運びしやすく、見た目もスッキリします。
インボックスではなく100均のカラボ用インナーケースを使えば、コストを安く済ませることもできます。
カバコのほうがスッキリして良いかも?
また、もう少し大きめでも問題なければ、天馬の「カバコ」のフタを開いたままにして使うほうが良いのではないかと思います。カバコならフタを閉めてスッキリ見せることもできますからね。しかも、たぶんストックスのトレーより丈夫です。
コレクトケースでも良いのでは?
書類がメインならレターケースでも良いと思いますし、それよりも一回り大きいほうが良い場合は同じくサンカの「squ+コレクトケース」を使っても良いのではないかと思います。
価格はもちろんストックスのトレーより割高になるものの、見た目は随分スッキリすることでしょう。
以上申し上げたようなことはもちろんサンカも重々承知しているはずです。カバコ以外はいずれも同社の商品ですし、サンカにはカバコの代わりに「フロック」がありますからね。フロックは跳ね上げたフタがちょっと邪魔になりますけど、カバコ同様に開けっぱなしにしておくことも可能です。
にもかかわらず、ストックスにトレーを追加した理由は、やはりコストを重視する声が多いからでしょうか。ただ、それだったらカラーボックスに100均のインナーケースを組み合わせたほうが安上がりで、しかも丈夫だと思うんですけどねー。それでもメーカーとしては様々なニーズに応えたいと考えているのでしょう。
ちなみに今回、ストックス・トレーについて調べていて、楽天市場の「すてき快適ハウス」がサンカ直営ショップだったことに初めて気付きました。昨年末にリニューアルして、サンカの社名を前面に押し出したんですね。
最近はニトリで「Nインボックス」などサンカの商品が買えるので不便はありませんが、やはりメーカー直営ショップがあると助かります。
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