我が家のキッチンではシンクの壁面に吸盤式のスポンジラックを取り付けてスポンジを置いています。このスポンジラックはシンプルなデザインで、おまけにステンレス製で汚れにくくて、結構気に入っているんですよ。しかしながら、吸盤式だからズレてくることがあるのがたまにキズです。
それでもこういうのはほとんどが吸盤式なので仕方ないことだとあきらめていました。100円ショップのセリアで「スポンジキャッチ2Pフィッシュ」に出会うまでは…。
※この記事は2019年6月23日時点の情報に基づいています
山田化学・スポンジキャッチ2Pフィッシュ
セリアで販売中の「スポンジキャッチ2Pフィッシュ」は山田化学が作っています(中国製)。シンクの壁面に貼ればスポンジを貼り付けられるという商品です。
粘着面はシールタイプで繰り返し使用できるということ。しかし、キッチンのシンクなんて絶えず濡れているわけですし、水を吸って重くなったスポンジを支えるというのはなかなか難しいはず。
「ホンマかいな」と疑問を抱きつつ、買って試してみることにしました。
表面はマジックテープのよう
スポンジキャッチの表面はマジックテープの硬い面のようにザラザラしています。しかしながら、一般的なマジックテープほどトゲトゲしておらず、鮫肌に近い感じです。
粘着面は貼って剥がせるタイプ
粘着面の剥離紙を剥がしてみると、貼って剥がせるタイプによくある感じ。メーカーによっては「吸着」と表現することもあるシートです。
吸着は真空状態にすることで貼り付くという原理ですから粘着という表現が正しいのですが、どうしても粘着と言うと普通の粘着テープと混同されがちなので、敢えてその表現は避けているのでしょう。
シンクの壁面に貼ってみた
スポンジキャッチの裏面の剥離紙を剥がしてシンクの壁面に貼ってみました。キレイに拭いたつもりでも少し湿っていたので最初は滑る感覚がありました。しかし、すぐにシッカリと貼り付きました。
スポンジに目いっぱい水を含ませてみる
キッチンで使うスポンジは水を含んで重くなっていることが多いので、目いっぱい水に濡らしてからキャッチさせてみることにしました。山田化学よ、収納マンの恐ろしさを思い知るが良いわ!
※別に山田化学には何の恨みもありません(笑)
まったく問題なくスポンジをキャッチ!
まずはパッケージ写真の通り、研磨面をスポンジキャッチに貼り付けてみました。水を含んで重くなっているはずのスポンジも、軽く押し付けるだけで見事にキャッチしています。
反対側でも問題なくキャッチ!
研磨面とは反対側の軟らかい面を貼り付けてみたところ、こちらも問題なくキャッチしてくれました。今まで大きなスポンジラックにスポンジを置いていたのに、こんなに小さなスポンジキャッチがスポンジを支えていることに感動してしまいました(笑)
晩から朝までキャッチ!
本当は24時間落ちないかどうか試したかったのですが、キッチンのスポンジは朝晩使うので、晩から朝まで7時間ほど様子を見てみました。しかしながら、朝になっても落ちることなくずっとキャッチしてくれていました。
見えないところでお魚くんが頑張って支えてくれているんですねー。改めて感動。
タオルはNGかも?
ちなみに、スポンジキャッチのパッケージにはタオルもキャッチできると記載されています。しかしながら、パイルの長いタオルだと、上写真のように糸がほつれてしまいます。逆に短いパイルだとキャッチしてくれません。素材を選ぶので、タオルを掛けるのは基本的に難しいと考えたほうが良さそうです。
スポンジキャッチを使ってスポンジをシンクに置くと、今まで大きな吸盤式のスポンジラックを使っていたのが馬鹿馬鹿しく思えてきます。こんな小さなカワイイお魚くんがシッカリとスポンジを支えてくれるんですからね。洗面化粧台や浴室でも使えると思います。
とは言え、キッチンのシンクは水や油や洗剤にまみれる過酷な環境です。どれくらい耐え抜くかはしばらく使ってみないことには分かりません。今後、使っていくなかで落ちてしまったり、不便に感じるようなことがあれば、追ってご報告したいと思います。
↓これも同じ原理です。ダイソーでも2個入りが税別100円で販売中。こちらは日本製だったんですね。
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