天馬からファビエ・キッチン「カバコ」発売→プロフィックス・カバコの色違いでした

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この度、天馬から「カバコ」の新しい仲間が発売されました。ファビエ・キッチン「カバコ」スリムという商品です。

天馬 フラップ扉付収納ボックス 幅30×奥行40×高さ22cm ファビエ キッチンカバコ スリムS ホワイト/クリア

出典:amazon

※この記事は2017年2月5日時点の情報に基づいています

 

天馬・ファビエ・キッチン・カバコ・スリム

天馬・ファビエ・キッチン・カバコ・スリムL

出典:amazon

天馬の「カバコ」と言えば、正しくは「プロフィックス・カバコ」という商品名です。会社発表ではありませんが、プロフィックスはもともと天馬のリビングチェストのシリーズのブランド名。対して、ファビエ・キッチンは天馬のキッチン用品のブランド名。つまり、今回発売されたファビエ・キッチン・カバコ・スリムは、リビングではなくキッチンでの使用を想定したものと言えるでしょう。

基本的に私はカインズホームのキャリコのような前開き式スタッキングボックスよりも従来の引出式衣装ケースを推奨する立場ですが、天馬のカバコは類似品の中ではもっとも優れていると考えています。丈夫で、フラップ扉が内側にスライドインする構造となっており、普段は開けっ放しで使いやすいからです。

そのカバコがリビングだけではなくキッチンにも進出するというのですから、私としては自ずと期待が高まるわけです。一体どんな違いがあるのでしょう?

実は商品名と色が違うだけ(苦笑)


↑プロフィックス・カバコ・スリム(L)・クリア

目を皿のようにして従来品と比べてみましたが、結論としては従来品との違いは商品名と色だけでした(苦笑)プロフィックス・カバコ・スリムがファビエ・キッチン・カバコ・スリムと名前を変え、従来は全体がクリア色だったのが、フタだけがクリアで箱と天板がホワイトになっただけでした。

今回発売されたファビエ・キッチン・カバコ・スリムにはS・M・Lと3つの高さがあり、ラインナップは従来のプロフィックス・カバコ・スリムとまったく同じです。さらに、プロフィックスのスリムMサイズはもともと箱と天板がホワイト色のものがありますので、製造工程上はSとLにもホワイト色を作っただけと言えます。

なんじゃそりゃ~。これはちょっと肩透かしを食らいました(苦笑)

2024/06/05追記:ファビエ・キッチン・カバコは既に販売を終了しています。プロフィックス・カバコは現在も販売中です。

 

カバコ&カバゾコの新色は良い感じ

プロフィックスカバゾコ30 サンセットオレンジ

出典:テンマフィッツワールド

そんなこんなで今回の新商品はちょっと残念だったわけですが、昨年の11月に追加されたカバコとカバゾコの新色はとても良い色です。上写真のサンセットオレンジのほか、フォレストグリーン、グレージュの合わせて3色。

特にサンセットオレンジとフォレストグリーンは、高度成長期の3段カラーボックスやキッチン家電のような色合いで、ノスタルジーを誘いつつポップな感じがあります。従来からあるアッシュピンクとアッシュグリーンがダサかったので、このカラーバリエーションは本当に良いと思います。

なお、こちらのカバゾコの幅30cmタイプは今回発売されたファビエ・キッチン・カバコ・スリムを積み重ねることも可能なはずです。本来、こういう前開き式スタッキングボックスよりも引出式のほうが、キッチンにある調味料や食料品のストックなどを収納しやすいはずなので、ファビエ・キッチンとしてカバコを売り込むなら、カバゾコもセットで売り込むべきでしょう。

2024/06/05追記:サンセットオレンジ、フォレストグリーン、グレージュの3色は販売を終了しています。

 

それにしても、天馬はいったい何を考えてカバコにファビエのブランドを与えたのでしょう。新商品としてキッチン用品部門のバイヤーに売り込むつもりだったのでしょうか。

でもこれは、ちょっとキッチン用品売り場に置くのは難しそうですね。天馬から販売員を派遣して一生懸命売ってくれるなら話は別ですが。

もっとも、本当にそんなことをしたら、販売員がカバのようにあくびをすることになりそうです(苦笑)

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日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
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